「料理が苦手なのはなぜ?」
家族や大切な人においしい料理をつくってあげたいのに、上手くできないと悩みますよね。
実は、料理が苦手な人には共通点が多く、自分が苦手な原因を知って少しづつ直していけば上達しやすくなります。
本記事では、料理嫌いに悩み克服した経験がある筆者が、料理が苦手な人の共通点や料理上手になる方法を紹介します。
料理が苦手で毎日の食事作りに困っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
なぜうまくできないの?料理が苦手な人の共通点
料理が苦手でおいしくできないと悩む人には、どのような共通点があるのでしょうか?
料理が苦手な人に多い共通点は主に6つあります。
- レシピ通りに作れていない
- 下ごしらえをしっかりしない
- 味見をしない
- 火加減を調節しない
- 料理の段取りが悪い
- 料理の正解が分からない
詳しく説明します。
レシピ通りに作れていない
料理が苦手な人の共通点のひとつが、レシピ通りに作れていないことです。
料理が苦手な人の多くはレシピ通りに作らず、所々を自己流で調理を進めるので味付けや仕上がりが上手くいかなくなるのです。
レシピサイトや本をみると、料理をおいしく作るための分量が細かく記載されています。
肝心な味付けや工程などレシピを無視して調理を進めてしまうと、味のバランスが崩れるのでおいしい料理はできません。
料理が苦手な人は、おいしく作れるはずのレシピをアレンジする傾向が多く、失敗しやすくなるのです。
下ごしらえができていない
下ごしらえができていないことも、料理が苦手な人の共通点のひとつです。
下ごしらえが必要な食材に対して手を抜くと、アクやえぐみ・臭みなどが残りおいしくできません。
たとえば、たけのこやごぼう・れんこんなどの野菜はあく抜きが必要です。
料理によっては魚は熱湯や塩をかけて生臭さを消したり、エビは背ワタをとったりする工程が重要です。
おいしく味付けをしても下処理が不十分であれば、後味が悪く料理も食材も台無しに。
料理が苦手な人は、調理前の下ごしらえができていないケースが多く思い通りの仕上がりにならないのです。
味見をしない
調理の過程で味見をしないことも、料理が苦手な人によく見られる共通点です。
料理が苦手な人は、見た目だけで仕上がりを決めやすく、味見をしないまま作り終える傾向があります。
おいしい料理を作るために味見は欠かせません。
レシピ通りに作っていても、火加減や調味料のちょっとした分量の違いによって味は変わります。
料理の途中で味見をしないと失敗に気付かず、出来上がったときには手遅れの状態になることも。
料理が苦手な人は、味の微調整をするための味見を飛ばすので、出来上がりの味が決まらずに失敗しやすいのです。
火加減を調節しない
一度火にかけたら火加減を調整しないことも、料理が苦手な人に多い共通点です。
火加減を調節しないでいると生焼けだったり焦げてしまったりと、料理にさまざまな影響が出て失敗しやすくなります。
具材や料理によって火加減の調節の仕方は変わります。
弱火や中火のときもあれば強火で一気に仕上げたほうがいい場合など、火加減のタイミングは違うため調節が必要です。
料理が苦手な人は、弱火・中火・強火の加減がいまいち分からないまま料理を進め、失敗しやすくなるのです。
料理の段取りが悪い
料理が苦手な人に多い共通点として、段取りが悪く時間がかかりすぎることもよく見られます。
料理が苦手な人は、材料を切るために集中しすぎたり、あたふたしたりしているうちに時間がたってしまう傾向があります。
段取りがわからず工程を丁寧にしすぎ、疲れ切ってしまうことが料理への苦手意識が強くなる原因にも。
料理が苦手な人は、複雑なレシピはもちろん簡単なメニューでも段取りが分からずに時間がかかり、ストレスを感じて苦痛になるのです。
料理の正解が分からない
料理の正解が分からないことも、苦手意識が強い人に多い共通点です。
自分の中で味の基準値が曖昧になっているため、同じものを作っても毎回違うものになりやすいのです。
料理に必ずしも正解があるわけではありませんが、ある程度のセオリーが存在します。
「味付けはどのようにしているのか」など、考えながら料理の味を掴まなければなりません。
料理が苦手な人は、自分自身がおいしいと感じる理想の味が分からないまま作るので、出来上がりがぼやけてしまい苦手と感じるのです。
苦手意識を克服して料理上手になる方法
料理が苦手な人が料理上手になるには、どのような方法があるのでしょうか?
料理上手になるための方法を5つ紹介します。
- 料理の基本を覚える
- 初心者向けのレシピから挑戦する
- 市販の合わせ調味料を活用する
- 便利なキッチンアイテムを利用する
- ミールキットを利用する
料理の基本を覚える
料理が苦手な人が料理上手になる方法は、まず料理の基本を覚えることです。
炊く・焼く・煮る・蒸すなどの基本的な調理工程を覚えなければ、いつまでも料理は上達しません。
さらに、古くから伝わる料理の「さ(砂糖)・し(塩)・す(酢)・せ(醤油)・そ(味噌)」と調味料を加える基本の順番も重要です。
基本さえ身につければ少しずつ自分に自信がもてるようになり、料理の幅も次第に広がります。
料理が苦手な人は「簡単」や「時短」などに頼りすぎず、シンプルで基本的な工程を覚え、おいしい料理が作れるようになりましょう。
初心者向けのレシピから挑戦する
初心者向けのレシピから挑戦することも、料理が苦手な人が料理上手になる方法のひとつです。
初心者向けのレシピには細かい説明が載っていますので、参考にしながら作り始めると上手くいきやすいです。
レベルの高いメニューは調理工程が多いため挫折しやすく、苦手意識が強くなってしまいます。
まずは、カレーや肉じゃがなど料理の工程が比較的少ない、定番料理からマスターしていきましょう。
料理が苦手な人は、初心者向けの簡単なレシピを選び少しずつ上達すれば、料理への苦手意識がなくなり上達しやすくなりますよ。
市販の合わせ調味料を活用する
料理が苦手な人が料理上手になる方法として、味付けは市販の調味料を活用してみましょう。
醤油やみりんなどいくつもの調味料を使わなくても、完成されている便利な市販品を使えば簡単においしい料理に仕上げられます。
たとえば、焼き物や炒め物であれば焼き肉のたれやドレッシングが便利です。
めんつゆがあれば麺類だけでなく、煮物はもちろん炊き込みごはんやパスタまで1本で幅広いレパートリーに対応できます。
まずは合わせ調味料を使って簡単に料理をおいしく作り、自信を持つことから始めましょう。
便利なキッチンアイテムを利用する
便利なキッチンアイテムを利用することも、料理が苦手な人が料理上手になる方法としておすすめです。
便利なキッチンアイテムには、フードプロセッサーやシリコンスチーマーなど、料理の負担を軽くしてくれるものがたくさんあります。
料理が苦手な人の中には、皮むきやみじん切りなどの工程にストレスを感じ、苦痛に感じている人も少なくありません。
さらに、見た目のかわいいフライパンや鍋など、お気に入りのアイテムを使えばやる気も出ます。
キッチンでの負担を感じないようにできるだけ工夫すれば、料理への苦手意識を克服できますよ。
ミールキットを利用する
料理が苦手な人が料理上手になる方法として、ミールキットの利用も非常におすすめです。
ミールキットサービスを利用すれば、カットされた食材や専用の調味料が用意されているので手軽においしく作れます。
下処理ずみだったり調味料ができあがっていたりするので、調理工程が少なく失敗しにくく使いやすいです。
火加減や調理工程に慣れながら手際よく「自分でも料理はおいしく作れる!」という自信がもてるメリットも。
料理が苦手な人は、味付けや具材のカットなどを学ぶための第一歩として、参考になるミールキットを利用してみましょう。
まとめ
何を作ってもおいしくできずに、料理が上手になりたいと悩んでいる人は多いでしょう。
料理が苦手な理由はさまざまですが、上手くできない原因を知ってひとつづつ直していくことで克服できます。
本記事では、料理が苦手な人の共通点や料理上手になる方法を紹介しました。
本記事を参考に料理下手を克服して、大切な人においしい料理を食べさせてあげてくださいね。
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