柴犬の飼い方にコツや注意点はある?知っておきたい基礎知識を解説!

 

「柴犬を飼いたい!」

そんなとき、柴犬の飼い方がわからないと困りますよね。

実は柴犬は頑固で野性味が強く、チワワやトイプードルのような愛玩犬とは少し違う面があります。

本記事では、柴犬を飼うときのコツや注意点など、飼う前に知っておきたい基礎知識を紹介します。

柴犬と暮らしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

柴犬の飼い方を知る前に理解しよう!知っておきたい基礎知識とは?

柴犬を飼う前に知っておくべきことは何でしょうか?

理解しておきたいことが5つあります。

 

  • 柴犬の性格は?
  • 柴犬の体臭は?
  • 柴犬の鳴き声は?
  • 柴犬を迎える際に掛かる費用は?
  • 柴犬を迎えた後に掛かる費用は?

 

詳しく説明します。

 

柴犬の性格は?

柴犬は忠実で従順ですが、闘争心や警戒心も非常に強くとても頑固な性格をしています。

古くから猟犬として活躍してきた柴犬は、飼い主の指示に敏感に反応しパートナーとして寄り添ってくれます。

自立心が強いため飼い主にべったりと甘えず、距離をとりながらも一緒に居たいというわがままな一面も。

猟犬としての本能からまわりの犬への闘争心や、環境への警戒心が強いことも多いため、しっかりとしつけをすることが大切です。

 

柴犬の体臭は?

柴犬の体臭は比較的強いと言われますが、きちんとケアをすればあまり気になりません。

柴犬の毛はトップコートとアンダーコートの二重構造をしているため、蒸れて雑菌が繁殖して匂いが出やすいのです。

筆者が飼っている柴犬は、雨の日や暑い季節になると少し匂いが気になり始めます。

しかし、しっかりとシャンプーやブラッシングをすると、匂いは軽減されますよ。

 

柴犬の鳴き声は?

柴犬は警戒して吠えることはありますが、無駄にしつこく吠えることは少ない犬種です。

不審者やいつもと違う人などが家の前を通ったときに警戒して吠えることはありますが、いつまでも吠え続けたりはしないのです。

筆者の愛犬はよく家の外を通る人や猫などに警戒吠えしますが、夜になるとめったに吠えません。

夜になると小さい声で控えめに吠えていることもあり、しっかりと理解しているんだなと感心します。

柴犬はきちんとしつけをすれば、吠える必要があるかどうかをしっかり理解できるのです。

 

柴犬を迎える際に掛かる費用は?

柴犬を迎えるには、20万〜35万円程度の費用が掛かります。

ペットショップから迎える場合は平均20万円~30万円ほど、ブリーダーからの場合は15万円〜30万円ほど掛かります。

ケージやトイレ、サークルなどの必要なものを用意すると、さらに1万円〜2万円程度必要になるでしょう。

さらに、狂犬病や混合ワクチンの接種、住んでいる市への登録などで3万円程度が必要になります。

(参考:ブリーダーナビ

 

柴犬を迎えた後に掛かる費用は?

柴犬を家に迎えた後に掛かる飼育費用は、月にだいたい1万2000円〜1万6000円程と言われています。

筆者の愛犬は、フードやおやつ代で月に5000円ほど、2か月に1度は行くサロンのシャンプー代が年間1万5000円ほど掛かっています。

さらに、健康を維持するために必要なフィラリア予防の薬や、毎年受けるワクチン接種で年間5万円程度が必要になります。

筆者はペット保険に加入しているため、保険料も年間3万円必要になります。

その他、病気になったりけがをしたりしたときには、都度治療費が必要です。

(参考:ペット&ファミリー

 

柴犬の飼い方は何を基準に選ぶ?室内飼いと外飼いの違いを紹介

柴犬は室内と外飼いのどちらが良いのでしょうか?

それぞれの違いと何を基準に選べばよいのかを紹介します。

 

室内飼いの場合

愛犬とたくさん一緒に過ごしたい人には、室内飼いがおすすめです。

柴犬は日本の環境に適応しているため外でも飼えますが、外飼いよりも室内飼いの犬のほうが寿命が2〜3年長いのです。

外飼いは、熱中症の危険性や虫さされからの感染症の恐れもあります。

室内で飼っていると愛犬と触れ合う時間も増え、たくさんかわいい姿を見せてくれますよ。

ただし、柴犬は自立心が強く1人の時間も大切にしたい犬種のため、必ずテリトリーとなる居場所を作ってあげる必要があります。

なるべく長い間、柴犬と一緒に過ごしたいと考えている方は室内飼いにしましょう。

(参考:どうぶつ基金

 

外飼いの場合

家の中をどうしても犬の毛で汚したくない人は、外飼いをするのも1つの手です。

柴犬は年間通して抜け毛が多い犬種ですが、春と秋の換毛期には驚くほどの抜け毛が発生します。

柴犬は日本犬なので日本の環境には慣れていますが、外で繋がれたままでは自分で快適な場所に行けないことも。

外で飼う場合も、夏の暑い時期や真冬など、天候によっては家の中に入れてあげる配慮は必要です。

さらに、犬は群れで生きる動物なので、1人で外にいるのは寂しいはずです。

犬の性格や家庭の環境にもよりますが、外飼いの場合でもなるべく家の中に入れてあげられるように整えてあげましょう。

 

柴犬の飼い方にコツはある?知っておきたい日々のお世話とは?

柴犬を飼うときの、日々のお世話にコツはあるのでしょうか?

柴犬と暮らす筆者が、4つのお世話のコツを紹介します。

 

  • ご飯
  • お散歩
  • 必要なお手入れ
  • しつけ

 

詳しく説明します。

 

ご飯

柴犬がフードを食べないときには、30分以内にサッと食事を下げましょう。

いつまでもお皿を置いておくと取られたくないという気持ちで唸ったり、お皿を守って噛むこともあります。

柴犬は頑固で繊細な犬種なため、お皿やフードの匂いが違うだけで食べないことも。

筆者の愛犬も雨の日はあまり食べなかったり、気分によって食べる日と食べない日があったりと食べむらが激しく、残すとずっとお皿を守っています。

獣医さんに相談し、フードを残しているときは30分だけ待ってお皿をサッと下げると諦めるのです。

いつまでもフードを食べずにいるときは、サッと手早くお皿を下げてしまうようにしましょう。

 

お散歩

柴犬が散歩中に歩かなくなったり、寝転がってしまったりしたらイヤイヤを楽しみましょう。

柴犬は散歩中に突然立ち止まったり、匂いばかりかいで動かなくなってしまったりすることが良くあり、「拒否柴」という名前があるほどです。

筆者の愛犬も春と秋によく拒否柴になりますが、原因ははっきりとはわかりません。

また、散歩をしていると抱っこで連れて帰られる柴犬や、諦めて一緒に座っている飼い主をよく見かけます。

人間の都合で動かそうとすると、お互いにストレスが溜まるので、諦めて拒否柴のかわいさを堪能するのがおすすめです。

 

必要なお手入れ

柴犬のシャンプーは、換毛期だけでもプロにお願いするのがおすすめです。

換毛期の抜け毛をしっかりとケアできずに不要な毛が残ってしまうと、皮膚病に掛かってしまう恐れがあるのです。

基本的に柴犬は毛のカットの必要もなく、家でもシャンプーができるため、ドッグサロンを使わなくても問題ありません。

しかし、換毛期の抜け毛は排水溝を詰まらせてしまいそうなほど多いため、プロにお任せすると安心です。

柴犬は皮膚病の多い犬種でもあるため、しっかりと皮膚や毛のケアが必要です。

 

しつけ

柴犬はしつけが難しい犬種のため、柴犬の個性をしっかりと理解することが大切です。

愛玩犬として品種改良をされた犬とは違い、柴犬はオオカミのDNAが色濃く残っている野性的な犬です。

飼い主にベタベタと媚びない自由な性格の犬が多く、飽き性なのも特徴。

しつけの訓練中だけでなく、遊んでいる途中でもすぐに飽きてプイッとどこかへ行ってしまうことも。

柴犬らしい個性を理解し、毎日短時間でトレーニングをすると良いですね。

悪いことをしたら、その場ですぐに叱ることも大切です。

まずは飼い主と愛犬との信頼関係を結び、愛犬の個性を大切にしながらしつけをするようにしましょう。

 

まとめ

柴犬が好きでも、飼い方がわからないと悩みますよね。

柴犬は飼うのが難しいと言われていますが、しっかり特徴を理解してしつけをすれば、とてもいいパートナーになってくれます。

本記事では、柴犬の飼い方のコツや注意点、知っておくべき基礎知識を紹介しました。

筆者は柴犬を飼っていますが、ツンデレで頑固で気難しいところも全て含めてかわいくて癒されています。

本記事を参考にぜひ、柴犬との生活をスタートしてくださいね。

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