【終活】お墓がいらない人がすべき3つのこととは?墓じまいや供養方法も解説

 

終活で、お墓はいらない…と考えている方もいると思います。

しかし、お墓がいらないと考えていても、何をすべきかわからないと困りますよね。

本記事では、お墓がいらない人がすべきこと、墓じまいや供養方法を解説します。

終活で、お墓がいらないと考えている方は、参考にしてくださいね。

 

終活とは

終活とは、人生の最期を見据えた活動のことです。

自分の残りの人生をできるだけ充実したものにし、残される人や身の回りのもののため準備をすることです。

残りの人生を自分らしく生きるための、前向きな目的があるといわれています。

(参考サイト:相続会議

 

お墓を持たないメリット・デメリット

お墓を持たないメリット・デメリットは、どんなことがあるでしょう?

メリット・デメリットをそれぞれ説明します。

 

メリット

お墓を持たないメリットは、経済的な負担が減り、後継者問題に悩まされないことです。

お墓を持つ場合、墓石はもちろん、建立・永代使用料や年間維持費などがかかります。

お墓を持たない場合は、だれにお墓を守ってもらうのかという後継者問題から、解放されますね。

(参考サイト:KOBOLabo

 

デメリット

お墓を持たないデメリットは、拝めるものがなくなることです。

お墓は、故人の冥福を祈り拝む碑です。

お墓を持たないと、故人を悼む気持ちを向けられる場所が失われてしまいます。

そのため、お墓を持たない選択をする場合は、残された遺族の心のケアも大切です。

 

(参考サイト:KOBOLabo

 

終活でお墓がいらない人がすべきこと①家族に意向を伝えて理解を得る

終活でお墓がいらない人がすべきことは、まず家族に意向を伝えて理解を得ることです。

先祖代々継承してきた「お墓」がある場合は特に、家族に墓じまいをすることを相談しましょう。

自分が死んだあと供養するのは家族なので、家族の理解を得ることが最も重要です。

(参考サイト:HOHOU!

 

終活でお墓がいらない人がすべきこと②今あるお墓の墓じまいをする

終活でお墓がいらない人がすべきことは、今あるお墓の墓じまいをすることです。

今あるお墓の墓じまいをするには、2つのポイントがあります。

  • 墓じまいにかかる費用
  • 墓じまいの流れ

詳しく説明します。

 

墓じまいにかかる費用

今あるお墓の墓じまいをするには費用がかかります。

墓じまいにかかる費用は、新たに遺骨を納める場所がどこかによって金額が異なります。

一般的なお墓や納骨堂に納める費用・檀家を離れるための費用・お経を読んでもらう費用も必要です。

さらに、お墓の解体や更地に戻すために業者に支払う費用もかかります。

(参考サイト:HOHOU!

 

墓じまいの流れ

今あるお墓の墓じまいをすると決まったら、次のような流れで行います。

  1. 現在のお墓の管理者に墓じまいを伝え「埋葬証明書」の発行
  2. 墓じまい後に納骨する予定の寺院や霊園に「受入証明書」の発行
  3. 現在お墓がある市区町村役場で「改葬許可申請書」の発行
  4. 現在お墓がある市区町村役場で「埋葬証明書」「受入証明書」「改葬許可申請書」を提示し「改葬許可証」の発行
  5. 「改葬許可証」を掲示しお骨を墓から取り出し、その際に墓石に入っている魂を抜く「閉眼供養」を行う
  6. 石材店に依頼し墓石の撤去作業を行う
  7. 遺骨の移転先に「改葬許可証」を提出し遺骨を納骨する

(参考サイト:エータイ

 

終活でお墓がいらない人がすべきこと③供養方法の希望を考える

終活でお墓がいらない人がすべきことは、まず供養方法の希望を考えることです。

供養には5つの方法があります。

  • 合祀墓
  • 納骨堂
  • 樹木葬
  • 散骨
  • 手元供養

詳しく説明します。

 

合祀墓

供養の方法の一つには、合祀墓があります。

合祀墓とは、霊園や寺院の一画にある永代供養墓に供養する方法です。

合祀は、遺骨を骨壺から取り出して、ほかの方の遺骨と分けずに埋葬するので、一度埋葬すると遺骨を取り戻すことはできません。

個別の管理が必要ないので、埋葬費用を抑えられます。

(参考サイト:葬儀のてびきびと

 

納骨堂

納骨堂を選ぶのも供養の方法の一つです。

納骨堂では、遺骨を骨壺に入れて建物内に安置します。

小型のコインロッカーのようなシンプルなものから、納骨スペースが豪華な仏壇タイプのものまで様々です。

季節や天気にも影響なくお墓参りができるため、利便性からも注目を集めています。

室内施設ということで、維持費や管理費を含めた費用が高くなってしまう場合はありますが、高齢者にも優しい配慮がされているなど利点も多いです。

筆者の実家は仏壇タイプの納骨堂で、家族単位で納骨できます。

(参考サイト:HOHOU!

 

樹木葬

供養の方法の一つに、樹木葬があります。

樹木葬は「自然葬」と呼ばれ、霊園の敷地や自然の山や木・草花の下に遺骨を埋葬する供養の方法です。

日本では、1999年に岩手県の寺で初めて樹木葬が行われ、その後全国に広まったといわれています。

樹木葬には、寺院や霊園の一角にシンボルになる木や花を植えて庭園やガーデニング風に整理された庭園型・公園型。

また、許可を受けた山林など広い場所に埋葬する里山型があります。

さらに、永代供養をしてくれるため、遺骨の管理や供養は管理者にお任せできますよ。

石材で墓を作らない分、安価な傾向です。

(参考サイト:HOHOU!

 

散骨

散骨を選ぶのも供養の方法の一つです。

散骨とは、海や山などに遺骨を粉末状にしてまく供養の方法。

故人のゆかりの地や、思い入れのある場所に散骨するケースが多いです。

散骨は場所により費用が異なり、海に散骨する場合、船のチャーター代などで費用がかさみます。

残される家族にとって目印となるものがないため、本人の希望だけでなく、家族としっかり話し合うと良いでしょう。

(参考サイト:HOHOU!

 

手元供養

供養の方法の一つに、手元供養があります。

手元供養とは、自宅に遺骨を保管し供養する方法です。

具体的には、次のような方法があります。

  • 骨壺に入れて保管する
  • 専用のアクセサリーを使用し身に着ける
  • 専用のインテリアに収める

 

筆者の義理の母は、義理の父のお骨の一部を仏壇に置き、納骨堂に行けなくても毎日拝むことができると、喜んでいます。

(参考サイト:HOHOU!

 

まとめ

終活で、お墓はいらないと考えている方もいると思います。

お墓がいらないときは、どんな供養の方法があるかしっかり把握することが大切です。

本記事では、お墓がいらない人がすべきことと、墓じまいや供養方法も解説しました。

お墓がいらないと考えている方は、参考にしてくださいね。

カテゴリー:

タグ:

ワンオペ育児に疲れた…
乗り切るアイディアや経験談を紹介

耐えるしかないと思われがちなワンオペ育児ですが、
実は、疲れを乗り切る方法があります。

【自己肯定感の高め方】
大人の生きづらさを脱却して幸せになろう

自己肯定感の低い自分を追い詰めてしまうと、
生きづらさを感じますよね。
実は、自己肯定感を高める方法があるんです。

previous arrow
next arrow

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です