「パリ旅行を目一杯楽しむために、基本情報や気をつけることを知っておきたい!」
せっかく楽しみにしていたパリ旅行なのに、現地で後悔したり迷ったりすると、旅を心から楽しめなくなりますよね。
本記事ではパリ旅行経験者の筆者が、パリの基本情報や気をつけることを体験談を交えながらご紹介します。
楽しいパリ旅行にするために、ぜひ参考にしてくださいね。
パリ旅行の基本情報
パリ旅行の基本情報では、以下の情報をご紹介します。
- 日本からの行き方や時差
- 気候
- 言語や宗教
- 通貨や物価・クレジットカード支払いの普及度
- 移動手段
詳しくご紹介していきましょう。
日本からの行き方や時差
日本からパリへの直行便を利用するなら、以下の4つの空港から便が出ています。
- 羽田空港
- 成田空港
- 関西国際空港
- 中部セントレア空港
どの空港からも、直行便ならパリのシャルル・ド・ゴール国際空港へ到着です。
航空会社はエールフランスや日本航空(JAL)、全日空(ANA)などがあります。
移動時間は約12時間35分と長時間のフライトです。
乗り継ぎ便を利用する場合は、上記以外にも多くの航空会社の利用が可能です。
日本との時差は8時間で、日本の方が8時間進んでいます。
例えば、日本がお昼の12時だとするとパリは明け方朝4時という計算になります。
かなり時差があるので、事前に時差ぼけ対策を立てておくとパリ旅行もより楽しくなりそうですね。
気候
パリは年間を通して東京より5度くらい気温が低く乾燥しています。
パリ旅行のベストシーズンである春から夏は、日本と比べると低い気温と湿度でとても過ごしやすく、一般家庭にはほとんどエアコンがないほど。
筆者も8月にパリ旅行に行きましたが、半袖でとても快適でした。
しかし、朝晩は少し冷え込みがあったので薄手の羽織るものがあると便利かもしれません。
11月に入ると一気に冷え込みが厳しくなります。
雪が降ることは滅多にありませんが、東京と比べると日中の気温は低いです。
しかし近年では温暖化傾向もあり、冬も過ごしやすく、まれに春並みに気温が上がることもあります。
言語や宗教
パリの言語はフランス語です。
筆者がパリへ旅行に行った時は「フランスの方は自国をとても愛しているので、フランス語以外は絶対に話さない」という噂があり、とても心配しました。
しかし、実際にはどの店でも筆者の拙い英語に対し笑顔で対応してくれましたし、知っている日本語を披露してくれる現地の方もたくさんいましたよ。
フランスの宗教は約90%がカトリック系です。
観光客が宗教的に注意するべきことはほとんどなく、一般的なマナーを守っていれば全く問題ありません。
安心してパリ旅行を楽しんでくださいね。
通貨や物価・クレジットカード支払いの普及度
フランスの通貨はユーロです。
日本円からの両替は現地の空港などでも可能ですが、多くの旅行者が並ぶので時間がかかることがあります。
そのため、ある程度日本で両替をしてからパリに向かう方が賢明です。
物価はフランスの方が概ね高いです。
特にパリは食事代が高く、日本(東京)の約1.5倍の店も。
現在は円安なので、2倍くらい高いと感じる人もいるかもしれません。
パリで旅行を楽しむなら、食事の予算を多めに設定する方が良さそうですね。
現在パリは現金よりもクレジットカードなどのキャッシュレス決済が主流で、ほとんどの店でクレジットカード支払いが可能となっています。
パリ旅行にはクレジットカードがあると、スムーズにお会計ができるのでおすすめです。
移動手段
パリの移動手段はメトロ(地下鉄)、バス、トラム(路面電車)が主流です。
電車などでは不便な場所や夜間は、タクシーを利用するのも便利です。
筆者がパリを旅行した時はほとんどメトロと徒歩の移動でしたが、観光名所の距離が近いこともあり全く困りませんでした。
パリ旅行では、散歩がてら街中を歩いて移動するのもとてもおすすめですよ。
パリ旅行で気をつけること
パリ旅行で気をつけることも気になりますよね。
パリ旅行で特に気をつけることは、以下の3つがあります。
- スリなどのトラブル
- チップ文化がある
- 電源プラグが日本と異なる
詳しくご紹介します。
スリなどのトラブル
パリ旅行で気をつけることの1つ目は、スリなどのトラブルです。
パリでは財布やスマホを狙うスリが多発しており、現地の人も警戒するほどです。
スリなどのトラブルで、せっかくのパリ旅行が台無しにしないために、対策の一例をご紹介します。
- 多額の現金は持ち歩かない
- 歩きスマホはしない
- レストランやカフェのテーブルの上にスマホを置かない
- 荷物から目を離さない
- バッグのファスナーはきちんと閉める
- バッグの外ポケットやズボンのポケットには財布やスマホを入れない
筆者がパリ旅行に行った時は、「メトロの切符を買いすぎたから、買ってくれないか」と話しかけてたフランス人がいました。
筆者と同行していた友人がOKし切符代を彼に支払いましたが、お釣りを少なく渡されそうになったトラブルがありました。
友人が、お釣りが足りないことに気がついたのでよかったのですが、扱いに慣れていないユーロは咄嗟の計算が難しいですよね。
現地の方との会話を楽しむことも旅の醍醐味ですが、妙に距離が近い人には注意した方が良いでしょう。
チップ文化がある
パリ旅行で気をつけることの2つ目は、チップ文化があることです。
しかしフランスでチップを置くことは義務ではありません。
どのような時に支払えば良いかご紹介しますね。
- 一般的なカフェやレストラン……気配りのあるサービスなどがあった時のみ
- 星つきのレストラン……10〜15%のチップを置く人が多い
- ホテル……感謝の気持ちを伝えたい時にのみチップを置く。高級ホテルではチップを置く人が多い。
パリでは一般的なカフェやレストランなどでは、代金の中にサービスチャージ料が含まれていることがほとんどです。
そのため現地の人でもチップを置かない人も多いようです。
筆者はパリ旅行中にカフェや一般的なレストランによく行っており、毎回5%ほどのチップを置くようにしていました。
コーヒーカップの横に置いていくのが一般的ですので、チップを置くときは参考にしてくださいね。
電源プラグが日本と異なる
パリ旅行で気をつけることの3つ目は、電源プラグが日本と異なることです。
フランスの電源プラグは、丸ピンが平行に2本ついているCタイプ、またはSEタイプが利用できます。
SEタイプはCタイプに比べて、冷蔵庫などの電力消費が激しい電化製品によく使用されているものです。
パリ旅行に持っていくならCタイプの変換プラグを持っていきましょう。
まとめ
パリ旅行の前に基本情報や知っておくべきことを整理しておくと、旅の充実度がぐんと上がります。
スリなどのトラブルやチップ文化といった、日本ではあまり聞き慣れない話題ばかりをご紹介しましたが、必要以上に怖がらないでくださいね。
本記事を参考にして、事前にできる対策を取っておけば全く問題ありません。
パリは本当に美しく魅力的な街で、筆者にとって最高の街でした。
ぜひパリの歴史や文化、空気を思い切り楽しんできてくださいね。
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