【ペットが亡くなったら】永代供養は犬もできる?メリットや種類・費用を解説


「大切な愛犬も、いつかは亡くなってしまう……」

武井美由紀
武井美由紀
まだまだ先のことと思っていても、突然お別れの時が訪れる場合もあるでしょう。

本記事では、愛犬を永代供養する方法や、永代供養の種類・費用などについて詳しく紹介します。

もしもの時のために、愛犬と一緒に暮らしている方は参考にしてください。

 

犬は永代供養できる?

そもそも、犬は永代供養ができるのでしょうか?

結論から説明すると、犬の永代供養は可能です。

 

犬の永代供養には、ペットのみで行なう永代供養と、飼い主と一緒に行われる永代供養の2種類があります。

ペットの葬儀社が飼い主に代わって火葬から納骨まで行なってくれるサービスや、ペット霊園も増えてきているため、飼い主の要望に沿って大切な愛犬を供養してあげることができます。

 

犬を永代供養するメリット

では、犬を永代供養するメリットはあるのでしょうか?

犬を永代供養するメリットは主に2つあります。

  1. 無縁仏を避けられる
  2. ペットロスに陥りにくい

詳しく解説します。

 

無縁仏を避けられる

犬を永代供養するメリットの1つ目は、無縁仏を避けられることです。

無縁仏とは飼い主が病気や亡くなってしまい、お墓参りができずお墓の管理が、できなくなってしまうことをいいます。

 

永代供養なら、飼い主がお墓に行くことができなくなっても、専門の業者や寺院に供養をしてもらえる点が安心ですね。

 

ペットロスに陥りにくい

犬を永代供養するメリットの2つ目は、ペットロスに陥りにくいことです。

愛犬を亡くした悲しみから、なかなか立ち直ることができない飼い主も少なくありません。

 

永代供養の大きなメリットは、飼い主に代わって供養してもらえる点は、大きな安心感に変わります。

永代供養をすることで、飼い主の気持ちの整理と区切りを少しずつでも、つけやすくなります。

 

犬の永代供養の種類と費用相場

そもそも永代供養には、どのような種類があるのでしょうか?

永代供養には、以下の5つの方法があります。

  1. 飼い主と一緒のお墓
  2. 合祀墓
  3. 納骨堂
  4. 樹木葬
  5. ペット霊園

それぞれの費用相場について詳しく説明します。

 

飼い主と一緒のお墓

愛犬と飼い主が一緒のお墓に入る場合の費用相場は、最低でも80万円〜150万円といったところです。

飼い主なら愛犬と一緒のお墓で、眠りたいと思う飼い主もいるでしょう。

 

愛犬も一緒に納骨してもらえる永代供養の霊園もあります。

しかし、全国的に非常に数が少ないのが現状といえます。

 

理由として、仏教の世界では動物を畜生と見なし、人間よりも劣る存在として扱うことが多いからです。

つまり、宗教的な観点で、動物を人と一緒に供養するのを良しとしない傾向があるのです。

 

合祀墓

合祀墓は他のペットと一緒に入るお墓で、相場の費用も1万円〜2万円程度のため、ペット供養の中ではもっとも金額を抑えることができます。

さらに、追加の費用や年間の維持費もかかりません。

 

他に眠っているペットと一緒に眠れて寂しくないからと、合祀墓を考える飼い主も多いで しょう。

ただし、他のペットの遺骨と混ざるため、改葬ができません。

 

合祀墓を選択した場合は遺骨が取り出せない点も理解した上で判断しましょう。

 

納骨堂

犬の永代供養3つ目は、納骨堂です。

納骨堂を利用する場合は、管理が1万円~3万円ほど発生します。

 

恒久的に発生する費用なので、今後のことを踏まえて考える必要があります。

納骨は、霊園や寺院の決められたスペースに行います。

 

納骨堂の場合は個別に納骨し、霊園などの場合はほかのペットと一緒に合同で納骨する形が多いようです。

納骨堂は室内にあるのが一般的なので、天候に左右されず24時間お参りができる点がうれしいですね。

 

樹木葬

樹木葬の費用相場は1万円〜と、管理費もなく費用をかなり抑えることができるのが特徴です。

近年は特に人間の供養においても樹木葬の需要が増えていますが、ペットも樹木葬ができる場所が増えてきました。

 

とはいえ形態はさまざまで、遺骨を山林に散骨するものや、霊園や寺院の一角に個別納骨・合同納骨できる樹木葬などがあります。

また、大きなシンボルツリーの樹木を植えて散骨する樹木葬もあります。

 

ペット霊園

ペット霊園の費用相場は、合祀墓や供養塔の場合は1万円〜、個別に墓石を建てる場合は40万円〜です。

ペット霊園はペット専用の霊園なので、永代供養と個別のお墓に入れたり、納骨堂や合祀墓を利用できたりするペット霊園もあります。

 

事前に、どのような供養の仕方になるのかを確認しておきましょう。

さらに、ペット霊園だから手厚く供養してもらえると期待をしてしまいがちですが、ペット霊園には届け出や法令がありません。

 

ペット霊園を見学して、環境を確認しておくことも大切でしょう。

 

まとめ

愛犬が亡くなってから葬儀やお墓のことを考えようとしても、まだまだ気持ちの整理がつかなくて辛いですよね。

実は、愛犬が元気だからこそ、今のうちに永代供養のメリットや費用について考えておかなければならないんです。

 

本記事では、永代供養のメリットや費用、種類などについて詳しく解説しました。

大切な愛犬の永代供養が気になる方は、本記事を参考に将来のことをしっかりと計画してくださいね。

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