「初心者でもハーブを育てたい!」
そんなとき、ハーブの管理が複雑だったり、難しかったりすると困りますよね。
本記事では、初心者にもおすすめの食べられるハーブや花が咲くものを紹介します。
初心者でも育てやすいハーブを探している人は参考にしてくださいね。
初心者におすすめの【食べられる】ハーブ
初心者におすすめの食べられるハーブはどのようなものがあるのでしょうか。
おすすめのハーブを6選紹介します。
- バジル
- イタリアンパセリ
- ルッコラ
- シソ
- ミント
- パクチー
バジル
初心者におすすめの食べられるハーブはバジルです。
熱帯地帯が原産地のバジルは、夏の暑さにも負けずにどんどん育ちます。
摘芯をすると茎が増えて、収穫量は倍になるのです。
また、バジルは種類が豊富でイタリアンだけでなく、タイ料理にも使われます。
フランスでは、ハーブの王様と呼ばれることも。
バジルは、肉や魚の風味付け・サラダ・パスタ・ソースなど多用途に使えます。
バジルは種類が多く、新品種も多く登場するなど、用途や好みによって使い分けできます。
しかし、熱帯原産のため寒さには弱い点は注意が必要です。
プランター栽培にして、日中は日あたりの良いところに置く、涼しい時期の夜間は室内に入れるなどの工夫をしましょう。
イタリアンパセリ
イタリアンパセリも初心者におすすめの食べられるハーブです。
添え物としてのイメージが強いイタリアンパセリですが、肉・魚料理のソースや果物・他の野菜とスムージーなどに使えます。
イタリアンパセリはプランター栽培や水耕栽培でも育ちます。
専用のキットがなくても、100均グッズや家にあるトレーなどの容器で気軽に栽培が始められるので、初心者におすすめです。
気軽に始められるイタリアンパセリは茎の中央から出てくる若い芽を収穫しましょう。
若い芽は苦みも少なく、葉も柔らかくて食べやすいだけでなく、カロテン・ビタミン・ミネラルを多く含んでいます。
イタリアンパセリは手軽に栽培でき、何度も収穫できるので、初心者向きの食べられるハーブです。
ルッコラ
ルッコラは初心者が育てやすい食べられるハーブです。
一年草のハーブですが、苗だけでなく、発芽率も高いため種から育てやすいハーブです。
ルッコラは非常によく育つハーブのため、種まきのタイミングをずらせば、ほぼ1年中収穫できます。
ゴマのような風味があり、生で食べるとピリッとした辛味が特徴です。
パスタや肉料理によく使われるだけでなく、おひたしや炒め物などにも使われます。
成長すると葉が固くなるので、ベビーリーフのうちに収穫して、サラダにするのもおすすめです。
シソ
和のハーブ・シソも初心者におすすめの食べられるハーブです。
シソは育つとたくさんの葉が茂り、収穫してもどんどん葉が増える育てやすいハーブです。
種をまいた場合でも、収穫まで約2か月の短期間で栽培できます。
また、プランターでも栽培しやすいのが特徴です。
さわやかな香りが特徴的で、薬味として使われるだけでなく、防腐作用や匂い消しにも効果が期待できます。
しそは一般的には葉を薬味として食べますが、芽・花・実も食用として用いられ、収穫段階で多様な味わいを楽しめます。
栽培のしやすさと多様な楽しみ方ができるため、初心者にもおすすめの和のハーブです。
ミント
ミントも初心者におすすめの食べられるハーブです。
ミントは暑さ・寒さに強く、真冬以外は収穫できるハーブだからです。
ミントは繁殖力が旺盛で、地面に植えると増殖してしまうので、管理のしやすいプランターで育てるのが良いでしょう。
種類も多く、すっきりした爽やかな香りの品種や甘さを持つ品種もあります。
アロマテラピー・サシェ・ポプリ・お茶・料理と多様な用途に使えます。
多様な用途に使え、暑さ・寒さにも強いミントは初心者にもおすすめのハーブです。
パクチー
エスニックなハーブの代表ともいえるパクチーは初心者にもおすすめの食べられるハーブです。
パクチーは、丈夫で栽培スペースも取らないのでプランターでも栽培しやすいです。
パクチーは最低温度が20度以上になってから育てましょう。
日本の夏のような高温多湿の環境だと根腐れしやすいので、注意が必要です。
タイ語ではパクチーと呼び、英語ではコリアンダー、中国語では香菜(シャンツァイ)と呼ばれます。
パクチーの香りは独特で人により好き嫌いがはっきり分かれますが、肉料理や魚料理では臭み消しに使います。
パクチーは葉や茎だけでなく、根っこや種まで食用にできるハーブです。
初心者におすすめの【花が咲く】ハーブ
初心者におすすめの花が咲くハーブはどのようなものがあるのでしょうか。
おすすめのハーブを6選紹介します。
- ローズマリー
- カモミール
- ラベンダー
- マロウ
- カレンデュラ
- チェリーセージ
ローズマリー
ローズマリーは初心者におすすめの花が咲くハーブです。
乾燥したやせた土地でも育ち、強風にも耐える育てやすい強い植物です。
ローズマリーは爽やかな芳香があり、料理・お茶・薬用・化粧品・香料などに幅広く使われています。
抗酸化作用もあり、「若返りのハーブ」とも呼ばれます。
さらには脳を活性化し、認知症予防への効果も。
ローズマリーはハーブの中でも花が咲く時期が比較的長いのが特徴です。
晩秋から初夏にかけて枝先に小さな花を咲かせます。
花の色は青や紫だけでなく、ピンクや白などがあるので、好みの花の色のローズマリーを育てるのも良いでしょう。
カモミール
初心者におすすめの花が咲くハーブはカモミールです。
カモミールは地中海沿岸が原産のキク科のハーブで、乾燥に強いのが特徴です。
1年草のジャーマンカモミールと多年草のローマンカモミールという種類があります。
リンゴのような爽やかさと甘さを感じる香りを持ち、古くからお茶やアロマテラピー・妬くように使われてきました。
カモミールは白い花びらを持ち、中心が黄色い花を咲かせます。
お茶にする場合は、花の部分を使い、フレッシュでもドライでも楽しめます。
また、カモミールは「植物のお医者さん」と呼ばれ、コンパニオンプランツとして使われることも。
ルッコラなどのアブラナ科のハーブと寄せ植えにすると風味が良くなると言われます。
ラベンダー
ラベンダーも初心者におすすめの花が咲くハーブです。
ラベンダーは乾燥した気候ややや荒れた土地でも育ちます。
しかし、高温多湿を嫌うため、風通しの良く蒸れない環境を作るようにするとよいでしょう。
ラベンダーは「ハーブの女王」と呼ばれ、ハーブティーや入浴剤・アロマテラピーなどに使われてきました。
また、リラックス効果が高く、寝室においておくと安眠効果が期待できます。
初夏に小さな青紫色や白色の花をつけ、フローラル系の香りを持ちます。
マロウ
青いハーブティーで知られるマロウも初心者におすすめの花が咲くハーブです。
マロウはとても丈夫で、植えっぱなしで管理できます。
直まきの場合は、野生化してしまうこともあるので、注意しましょう。
マロウで入れたハーブティーは、青色をしていますが、レモンを加えるとピンク色に変わります。
お茶以外にも、料理やデザートの飾りつけに利用されることも。
収穫は夏の時期になるので、午前中の涼しい時間に行い、日陰で数日乾燥させてからお茶にします。
カレンデュラ
カレンデュラは別名キンセンカと呼ばれる初心者におすすめの花が咲くハーブです。
カレンデュラは丈夫で育てやすく、種類や色も豊富なため、花壇・鉢植えや寄せ植えに使われます。
カレンデュラは食べられるハーブであるエディブルフラワーとも知られ、ハーブティーにするだけでなく、サラダやケーキの彩りにも使われています。
また、皮膚や粘膜の修復・殺菌作用・炎症の抑制などの効能がある「万能ハーブ」「皮膚のガードマン」です。
カレンデュラを鑑賞用だけでなく、エディブルフラワーとして使いたい場合は、食用にできるものを選びましょう。
チェリーセージ
チェリーセージも初心者におすすめの花が咲くハーブです。
チェリーセージは、丈夫で暑さに強く、環境が合えば植えっぱなしでも毎年花を咲かせます。
開花期間は初夏から晩秋までと長い期間花を咲かせるのが特徴です。
チェリーセージは赤・ピンク・白・黄色など花の色が豊富で、ほとんどの品種が鑑賞用です。
一部の品種のみハーブティーや料理・サラダの飾りつけに使えます。
食用に使いたいときは、「食用可能」かどうかを確認してください。
まとめ
初心者でもハーブを育てたいと思っても、ハーブの管理が複雑だったり、難しかったりすると困りますよね。
初心者におすすめの育てやすいハーブがあります。
本記事では、初心者にもおすすめの食べられるハーブや花が咲くものを紹介しました。
初心者でも育てやすいハーブを探している人は参考にして、ハーブを育ててみてくださいね。
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