猫にも暑さ対策が必要!理由や具体的な方法を解説


「猫が暑くて辛そうにしているから暑さ対策をしなくちゃ!」

そんな時、どのような暑さ対策をすればいいのかわからないと困ってしまいますよね。

令子
令子
実は、猫に適した暑さ対策があるのです。

本記事では、猫にも暑さ対策が必要な理由や具体的な方法を解説します。

猫にとって快適な暑さ対策を知りたい方は、参考にしてくださいね。

 

猫に暑さ対策が必要な理由

猫にも暑さ対策が必要なのは、どのような理由からなのでしょうか。

猫の身体のしくみを考えて、2つ紹介します。

  • 猫には汗腺が少ないから
  • 被毛で熱を逃がすのが難しいから

詳しく説明します。

 

猫には汗腺が少ないから

猫は汗を出す汗腺の数が少ない動物です。

私たち人間は全身に汗をかけば汗が気化する効果で、体温を下げることができます。

しかし猫の汗腺があるのは足の裏の肉球のみなので、体温の調節がうまくできないのです。

 

被毛で熱を逃がすのが難しいから

猫は全身を被毛で覆われているので、熱を逃がすことは苦手です。

寒い時は被毛の蓄熱効果は役に立ちますが、暑いと身体に熱がこもってしまいます。

酷暑の時期は体温調節が苦手な猫にとって、つらい季節と言えるでしょう。

 

猫の暑さ対策

猫にとっての暑さ対策には、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。

身近なところから5つご紹介します。

  1. エアコンや扇風機を使う
  2. 暑さ対策グッズを使う
  3. 定期的にブラッシングする
  4. 水分補給しやすいようにする
  5. 遮光カーテンを使う

詳しく説明します。

 

エアコンや扇風機を使う

エアコンや扇風機を上手に利用します。

飼い主が在宅なら、窓を開けて風を入れてあげるのが良いですが、締め切った部屋でのお留守番にはエアコンや扇風機を取り入れましょう。

 

ただし、きつすぎるエアコンや直接強風があたる扇風機は、猫の体温を下げすぎてしまいます。

室温は猫が快適と感じる25℃前後を保てるように、しっかりとした管理が大切です。

 

暑さ対策グッズを使う

暑さ対策グッズを使うのも、猫の暑さ対策には有効です。

エアコンが苦手な猫も多いので、エアコンなしで過ごすための工夫を考えましょう。

 

筆者宅の猫は、接触冷感タイプのひんやりとした猫ベッドがお気に入りです。

ジェルを冷やして使うタイプも、酷暑の時にはいいですね。

 

ケージで過ごすときには、凍らせたペットボトルや保冷剤を置くと、ゆるやかな冷気で猫は涼しく過ごせますよ。

 

定期的にブラッシングする

週に2~3回、1回につき3分程度のブラッシングをして、抜け毛や余分な被毛を取り除いてあげましょう。

猫は春先から夏にかけて、ふわふわと柔らかい冬毛から硬くてしっかりした夏毛に生え変わります。

 

抜け毛の量も普段より多くなります。

ブラッシングにより身体を覆う毛の量が減り、風通しもよくなるので、猫は快適に過ごせるようになるのです。

 

ブラッシングのやりすぎは、皮膚を傷つけてしまう場合もあるので気を付けましょう。

 

水分補給しやすいようにする

猫が水分補給しやすいようにしてあげるのも、暑さ対策として大切なポイント。

普段、あまり沢山の水は飲まない猫でも、熱中症対策としてはしっかり水を飲んで欲しいです。

 

水入れは猫が水を飲みやすい高さや形状のものを選び、常に清潔な水をたっぷりと飲めるようにします。

長時間の外出で猫をお留守番させる時は、濾過フィルターの付いた給水機を利用するのも、雑菌の繁殖が防げて安心ですね。

 

遮光カーテンを使う

遮光カーテンを利用するのも、室温を上げないためには効果的です。

直射日光のあたる部屋では、日中の室温が驚くほど高くなってしまいます。

猫の熱中症対策として、遮光カーテンで室温の温度上昇を防げるといいですね。

 

猫の暑さ対策の注意点

猫の暑さ対策にはどんな注意点があるのでしょうか。

注意するべき点を3つご紹介します。

  1. 冷気が直接当たらないようにする
  2. 水は常温にする
  3.  ウェットフードは出しっぱなしにしない

詳しく説明します。

 

冷気が直接当たらないようにする

冷気は猫に直接当たらないようにする工夫が大切です。

エアコンや扇風機の風が直接当たると、必要以上に猫の体温を奪ってしまいます。

 

冷えすぎは猫の身体に負担をかけてしまい、下痢や食欲不振の原因になることも。

猫ベッドや餌の皿の置き場、トイレの位置も冷気が間接的に当たるように考えてあげましょう。

 

水は常温にする

猫にとって水は常温が好ましいです。

暑いからといって、氷を入れた水やウォーターサーバーの冷水を与えると、猫はお腹を壊して下痢をしてしまうことも。

暑い夏は雑菌が繁殖しやすいため、常温の水道水をこまめに取り替えます。

 

ウェットフードは出しっぱなしにしない

夏はウェットフードの出しっぱなしには注意が必要です。

気温が高く傷んだウェットフードを猫が食べると、体調を崩してしまいます。

虫が寄ってきてしまうこともあるので、猫が食べ残したら出しっぱなしにせずに、すぐに片付けましょう。

 

まとめ

「酷暑で猫もつらそうだけど、暑さ対策はどうしたらいい?」

そんな時、ちょっとした工夫をすることで猫は快適に過ごせます。

 

本記事では猫にも暑さ対策が必要な理由や具体的な方法を解説しました。

猫にとって必要な暑さ対策を知って、酷暑を乗り切る参考にしてくださいね。

 

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