【うつで朝起きられない】症状がつらい時の過ごし方と対処法を解説!


「目覚まし時計がなってもなかなか起きられない……」

もしかするとそれは、うつの症状かもしれません。

テッちゃんママ
テッちゃんママ
実は、うつで朝起きられないつらい時に有効な過ごし方や対処法があるんです。

本記事では、うつで朝起きられない時の過ごし方と対処法を解説します。

朝起きられなくてつらい方は、参考にしてくださいね。

 

朝がつらいうつの症状とは?

朝がつらいうつの症状は、4つあります

  1. 朝が来てもなかなか起きれない
  2. 体がだるい・疲れやすい
  3. 気分が沈みがちで何をしても楽しくない
  4. 頭痛やめまいがする

詳しく説明します。

 

朝が来てもなかなか起きれない

朝がきてもなかなか起きられないのは、うつ病の兆候かもしれません。

うつ病になると、朝が来る前に目が覚めてしまい(中途覚醒・早朝覚醒)、目が覚めた後は眠れず起床時間になっても活動モードにスイッチが入らないケースがあるのです。

 

体がだるい、疲れやすい

体がだるかったり疲れやすかったりするのもうつ病の症状の一つです。

単なる睡眠不足や疲れなどと違い、今まで感じたことがないような倦怠感や疲労感で起き上がることができません。

 

無理して「起きなくちゃ」と思ってやっとのことで起きても疲れやすく、パジャマを着替えているうちにクタクタになってしまい、先に進めず力尽きてしまうことも。

 

気分が沈みがちで何をしても楽しくない

朝がつらいうつの症状に、気分が沈みがちで何をしても楽しいと思えないことがあります。

「何とか起きたものの元気は出ない……出るのはため息ばかり……」と、気が重くて沈みがちです。

 

家族に「おはよう」の挨拶すら明るい表情で言えない場合も。

テレビの朝の情報番組で楽しい話題が提供されているのを見ても、少しも楽しいとは思えず、ただ冷めた目で眺めているだけです。

 

「何が」というわけではないのですが、心が重く憂鬱で仕方がなくなります。

 

頭痛やめまいがする

朝がつらいうつの症状に、頭痛やめまいがあります。

日頃のストレスが引き金になって、頭痛やめまいが起きるのです。

 

起き上がろうとすると頭が締め付けられるような感じがあったり、頭がガンガンしてきたりして起きようにも起きられません。

また、起き上がった瞬間にグラっとめまいがして起きられないこともあります。

 

頭痛やめまいが落ち着くまでは安静にしましょう。

 

うつで朝がつらい時の対処法

うつで朝がつらい時はどうしたらいいのでしょう?

朝がつらい時の対処法には次の3つがあります。

  1. 朝日を浴びて生活リズムを整える
  2. 朝起きたら熱めのシャワーを浴びて血流を促す
  3. 日常生活に支障が出ていれば、心療内科を受診する

詳しく説明します。

 

朝日を浴びて生活リズムを整える

幸せホルモンと言われるセロトニンを活性化させるために、朝日を浴びることをおすすめします。

朝日を浴びて体内時計をリセットすることで、幸福感をもたらすセロトニンが分泌され活動的に過ごせるようになりますし、夜の睡眠の質を高めるメラトニンというホルモンの分泌も促してくれるからです。

 

起床したら、まずカーテンを開けて日光を浴びましょう。

なお、セロトニンは貯蓄できないので、毎朝日光を浴びるようにして生活のリズムを整えのが理想的です。

 

朝起きたら熱めのシャワーを浴びて血流を促す

次におすすめするのは、朝起きたら熱めのシャワーを浴びることです。

足元・手先から腹部や胸に向けてシャワーで温めることで、血流やリンパの流れが良くなり、気持ちもスッキリし体も目覚めるからです。

 

40〜42℃の熱めの温度で3〜5分全身に浴びることで、体全体が刺激され自律神経の副交感神経から交感神経に切り替わりやすくなり、活動モードスイッチが入ります。

起床時に体のだるさを感じた時には、シャワーを浴びて心と体を整えましょう。

 

日常生活に支障が出ていれば、心療内科を受診する

朝の日光を浴びることを続けても改善傾向が見られるどころか、日常生活に支障が出てくるようであれば心療内科の受診をおすすめします。

うつの兆候が長引くと、症状が進行してしまうかもしれないからです。

 

たとえば、日常生活の上で「何をしても楽しくない」「気分が落ち込む」「意欲が持てない」などと感じることが多くなったら黄色信号です。

発見が早いと、1〜2週間程度で治る場合もあります。

 

しかし、体調が優れないからと内科を受診した場合、検査に1~2週間もかかることも。

内科的に問題がないことがわかってから心療内科・精神科を受診することになるため、時間が経過し、完治に時間を要したり慢性嫡になってしまうかもしれません。

 

うつ病には、体に現れる症状とメンタルに関わる症状があるため、見極めが難しいのです。

 

うつで朝がつらい時、どう対処した?経験談を紹介

 

朝の散歩で改善したケース

とある方のお母さんは、専業主婦でどうしてうつ病になったのか原因がわかりませんでした。

毎日「今日も何もできなかった……」と落ち込んで元気のないお母さんを見て、その方はうつ病が本当につらく、他人事ではないことを痛感したそうです。

 

お母さんには残りの人生を幸せに歩んでほしいという思いから、その方はネットや本などでうつ病を回復する方法を徹底的に調べました。

結果、朝の散歩がうつ病の改善に効果的だとわかったのです。

 

その方がお母さんに散歩をすすめたのがきっかけで、お母さんは毎朝8時頃から20分ほど散歩をするようになりました。

すると、うつ病が驚くほどあっさりと回復し、お母さんは毎朝20分の散歩だけでうつ病を克服したのだとか。

 

今ではうつ病になる前よりも生き生きとし、元気を取り戻されたそうです。

参考:脱力のすすめ

 

早寝早起きで改善したケース

うつを患ったAさんは、とにかく朝がつらかったそうです。

仕事に備えて眠らなければならないものの、症状がひどい時には不眠がちだったとか。

 

夜に眠れないと朝も起きられず、寝不足から昼寝をしてしまい、また夜眠れなくなるという悪循環に陥っていたそうです。

そのため、特別な理由がない限り、夜10時には就寝するようにしました。

 

Aさんは、健全に働くためには生活リズムを整え、ベストの体調を整えることが重要だと考えたのです。

睡眠の質や量を十分に確保できないと心身ともに疲労が溜まるため、意識的に睡眠の質の向上を図りました。

 

Aさんは今、規則正しい暮らしを送りながら、4年もフルタイムで働いているそうです。

参考:Ability STAFFING

 

ウォーキングで改善したケース

近年のうつ病に関する研究では、うつ病には適度な運動が有効と聞いたBさん。

Bさんがいろいろと試したところ、適度な有酸素運動にはウォーキングがうってつけだと考えたそうです。

 

そしてBさんは毎朝の通勤時に、会社の最寄り駅より二駅手前の駅で下車し、30分ほど歩いて通勤するようにしたとか。

朝の光を浴びながらのウォーキングは体と脳が覚醒し、やがては免疫力も高まって風邪も引かなくなったそうです。

 

うつ病で増えた体重も減り、ダイエット効果もあったとか。

注意点としては、症状の酷い時は無理をせず、必要以上の運動をしないことです。

 

無理な運動は脳内に疲労物質が溜まり始めるので、20〜30分ぐらいが理想的でしょう。

参考:Ability STAFFING

 

まとめ

「明日は早く起きなくちゃ……」

そんな時、うつを患っていると十分な睡眠がとれず、とてもつらいですよね。

 

実は、うつで朝起きられない時に有効な対処法があるんです。

本記事では、うつ病で朝起きられない時の過ごし方と対処法を解説しました。

うつで苦しんでいる方は、本記事を参考に生活習慣を見直してみてくださいね。

 

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