【終活ノートの作り方!】4ステップで簡単にまとめる方法を紹介


終活ノートの作成には多くの方が関心を示しています。

でも実際にはどんな風に作ったらいいのか、何から書き始めていいのか、わからずに困っているという方も。

令子
令子
実は、終活ノートは4ステップで簡単にまとめられます。

本記事では終活ノートを作った方がよい理由と、4ステップで簡単にまとめる方法を、順を追ってご紹介します。

終活ノートを作りたいと思っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

終活ノートとは?

まず終活ノートとはエンディングノートともいい、文字通り「自分の人生の終わりについて書いたノート」のことです。

普段は思ってもみないことですが、人生の幕はいつ引かれるかわかりません。

 

高齢者や死期が迫ってから作るというイメージがありますが、昨今ではマスコミの影響もあり、20代~30代でも作る方は増えています。

終活ノートは、万が一の時に備えて家族や友人に伝えておきたいことや、自分の希望などを書いておくためのノートなのです。

 

終活ノートを作った方が良い理由

「終活ノートはなぜ作った方が良いのか?」疑問に感じる方もいるでしょう。

終活ノートを準備しておくことで大きく2つのメリットが得られます。

  • 自分の人生を振り返ることができる
  • 家族が迷わずに万が一の時に対処できる

詳しく説明します。

 

自分の人生を振り返ることができる

終活ノートに自分が今まで、どんな生き方をしてきたかを書くことによって、過去を振り返ることができます。

また今後の人生の過ごし方や新たな目標を見つけるために、余生をどう生きるかを考える良いきっかけになるでしょう。

 

自分が何を考え、どんな思いで人生を過ごしてきたか、生きてきた「証」を残す意味もあります。

自分の死と向き合い、自分らしい最期を迎えるためにも、ぜひ終活ノートを準備しましょう。

 

家族が迷わずに万が一の時に対処できる

終活ノートを作っておくと、万が一の時に家族は迷わず対処できます。

家族が終活ノートを見るのは、基本的には当事者の死後になります。

 

まれに病気や事故で意識不明になった時という場合も考えられますが、いずれにしても自ら意思を伝えられない状況です。

意思疎通ができない状況に陥った時、家族はまず動揺し困惑するでしょう。

 

終活ノートの存在を家族に伝えておくことで、万が一の場合にして欲しいことを伝えられます。

終活ノートに記載することで、家族の心理的・物理的な負担を減らせるのです。

 

終活ノートと遺言書の違い

終活ノートと遺言書の決定的な違いは、法的効力があるかないかです。

それぞれの役割について詳しく説明します。

 

終活ノートの役割

終活ノートは万が一の時のことを考えて書くものです。

遺言書と違って法的効力がなく格式ばった決まりがないので、気楽に作れます。

 

市販の終活ノートの他、パソコンやスマホでの作成も可能です。

遺言書を作るほどではないけれど、自分の言いたいことやして欲しいことを、残しておきたいという方は備忘録的に作っておくとよいでしょう。

 

遺言書の役割

遺言書は残された家族が遺産相続でもめないために作成されます。

財産や資産の相続のために、法律に則った事柄や取り決めに従った書式があり、法的な効力を有するものです。

 

遺言書は決められた形式で書かなければ、法的効力が失われて無効となってしまいます。

自書でないと無効になってしまう場合もあり、費用は掛かりますが公正証書にしておくと安心です。

 

 終活ノートの作り方<記載すべき項目>

終活ノートの作り方は自由です。

好きなノートに自由に好きなことを書いてよいのです。

書式に決まりもなく、パソコンやスマホで作成することもでき、絵や写真を入れてもかまいません。

参考までに、終活ノートに記載すべき項目を6つ書いておきます。

  1. 自分のこと
  2. 個人情報や書類の管理方法
  3. 家族や親しい人への伝言
  4. ペットについて
  5. 医療や介護の希望
  6. 葬儀・お墓や埋葬について

詳しく説明します。

 

自分のこと

終活ノートに何から書いていいか迷ったら、まずは自分のことを書いてみましょう。

どこで生まれて、どんな風に育ったか、どんな人生を送ってきたかを「自分史」的に書いておくのです。

 

自分の人生を振り返り、今後の生き方をどうするか考えるきっかけになります。

また葬儀やお別れの会の際に、家族や友人が弔辞を作る参考にもなりますよ。

 

個人情報や重要な書類の管理方法

個人情報や重要な書類の管理方法は、遺族がわかりやすいところに書いておきましょう。

氏名や本籍地、現住所などの基本情報は、自分が死んでしまった後の手続きに必要になります。

 

正確な情報を書いておかないと残された家族の混乱を招きかねません。

生命保険の証券や財産や資産についても、どんな内容で証券や通帳がどこに保管してあるかを書いておきます。

 

またパソコンやスマホのID・パスワードも、デジタルデータを失わないために、まとめておくのがおすすめです。

残された遺族にとっても、死後の手続きや遺品整理などで、大切な役割を果たすことになるでしょう。

 

家族や親しい人への伝言

自分が死んだら、誰に何を伝えて欲しいかリストアップしておくとよいですね。

家族が把握していない交友関係もあるので、家族や友人から伝えてもらえるように記載します。

終活ノートに書いておくことで、自分の思いややり残したことを伝えられ、心残りを減らせます。

 

ペットについて

自分の死後にペットをどうして欲しいかを書いておきましょう。

ペットは家族の一員です。

でも自分が死んでしまった後、どうなるのでしょうか。

 

一人暮らしでペットと暮している方も多い昨今では、飼い主の死=ペットは保健所行きという哀しいことになりかねません。

大切なペットを誰に託すか、内容をしっかりと記載しておきたいものです。

 

医療や介護の希望

突然の病気や怪我、認知症などで、直接自分の意志が伝えられなくなった場合を想定します。治療法や介護、延命措置や臓器提供など、元気なうちに希望を書いておきましょう。

家族に辛い思いをさせないためにも、大事な項目になります。

 

葬儀・お墓や埋葬について

葬儀に関しては、亡くなってから短時間でバタバタと決めることが多いものです。

自分が亡くなった時どんな方法で葬儀をするか、お墓や埋葬はどうして欲しいか、自分の希望を書き残しておくと家族は助かります。

葬儀をする場合の遺影の準備も写真の指定があれば、家族は慌てずに済むでしょう。

 

終活ノートの作り方<手順5ステップ!>

終活ノートをどこから書き始めたらよいか悩んでいる方もいますよね。

基本的には思いつくまま自由に書いてよいのですが、次の5つのステップを踏んで作り始めると、悩むこともなくスムーズに進められます。

  1. 終活ノートに書きたいことを整理する
  2. やることをToDoリストにしてまとめる
  3. 達成次第消していく
  4. そのほか残しておきたいことを記載しておく
  5. 1~4でまとめたことを、終活ノートに転記する

詳しく説明します。

 

1.終活ノートに書きたいことを整理する

終活ノートになにを書くか、大まかにメモ程度に書き出してみましょう。

優先順位や実現できるかできないかなど気にせず、思ったことを書き連ねるだけです。

なんでも気軽に、いくつでも自由に書きましょう。

 

2.やることをToDoリストにしてまとめる

やることを書き出したら、ToDoリストにしてまとめてみます。

自分がやるべきことを文字にして書き出すことによって、優先順位が決まり、夢や希望がいつか叶う可能性が出てきます。

どんな小さなことでも書き出してみることが大切です。

 

3.達成次第消していく

好きなだけ書きだしたら、時々見直して実現したことには印をつけましょう。

見直すことによって、リストから外したいことや、新たに付け加えたいことが出てきます。

いつでも見直して、常にアップデートしていくことが大切です。

 

4.そのほか残しておきたいことを記載しておく

自由気ままに書く終活ノートですが、どうしても伝えておきたいことや残しておきたいことは、別項目で書いておきましょう。

 

5.1~4でまとめたことを、終活ノートに転記する

1~4の手順で書き出した項目を、ネットの無料アプリや市販されている終活ノートを利用して、該当する欄を埋めると簡単に自分の終活ノートが作れます。

 

まとめ

終活ノートの作成には多くの方が関心を示しています。

でも実際には、どんな風に作ったらいいのか、何から書き始めていいのか、わからずに困っているという方も。

 

実は簡単な手順で書きたいことをまとめると、終活ノートがスムーズに作れるのです。

本記事では終活ノートを作った方がよい理由と、終活ノートを4ステップで簡単にまとめる方法を、順を追ってご紹介しました。

 

遺言書を書く程ではないけれど、自分の思いを残して置きたいと思っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

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