【20代から始める終活】若いうちに始めるメリットとやり方を紹介


近年は、若いうちから終活したいと考える人が増えてきているといいます。

ランタナ
ランタナ
しかし、いざ終活をしようとしても、何から始めればいいのかよくわからないという問題も。

本記事では、若いうちに終活を始めるメリットとやり方を紹介します。

終活を早めに始めたいけど、やり方がわからないという方は参考にしてくださいね。

 

終活を若いうちに始めるメリット

そもそも、若いうちから終活を始めるメリットとは何でしょうか?

主なメリットは3つあります。

  1. 万が一に備えられる
  2. 身の回りの整理ができる
  3. 将来について考えるきっかけになる

詳しく説明します。

 

万が一に備えられる

若いうちに終活しておくことで、いざという時に余裕を持って対応できます

たとえば急に病気になってしまったり死亡してしまったりした場合も、保険や銀行口座など諸々の手続きに必要な情報さえまとめておけば、ご家族もスムーズに対応できるでしょう。

 

逆に必要な情報があらかじめ整理されていないと、さまざまな手続きにご家族が振り回されることになりかねません。

周りに迷惑をかけないためにも、保険や銀行口座などに関する個人情報、重要な書類の保管場所などをノートやデータにまとめておきましょう。

 

身の回りの整理ができる

終活で断捨離して不要なものを処分したり、銀行口座や保険の見直しなどを行ったりすると、物質的にも精神的にもすっきりと身軽になれます。

物事が整理されると思考や習慣も整理され洗練されますから、見落としや物忘れなどが減り、公私ともにパフォーマンスが上がるでしょう。

終活は人生を終える準備であると同時に、今をより快適に生きるためのきっかけでもあるのです。

 

将来について考えるきっかけになる

身の回りを整理することで、自分のことや周りのことを考えるきっかけができます。

「終活」というとネガティブなイメージが伴いがちですが、身の回りが片付いてクリアになっていくと自分と向き合うことができ、今後のやりたいことなどを見つけるきっかけにもなります。

 

親の終活をサポートできる

自分の身の回りの整理をしていくと、自然と親の終活もサポートしやすくなります。

物やお金の整理をしていく中での自分自身の気づきから、親にもアドバイスができるようになったり、実際に片付けの手助けができたりもするでしょう。

できれば親が認知症等になる前に、ご本人と話し合いながら終活を進めましょう。

 

20代の若いうちから始める終活のやり方

実際に終活をするには、何をすればいいのでしょうか?

終活でやることは主に5つあります。

  1. 不要なものを処分する
  2. お金関係の整理をする
  3. エンディングノートに記入する
  4. ライフプランを考える
  5. デジタル情報の整理をする

詳しく説明します。

 

不要なものを処分する

まずは、生活の上で物質的に不用な物を処分しましょう。

衣類はそれぞれ必要な枚数を決め、不要なものは処分します。

 

必要なものと不要なものは、以下の3点をポイントに分類するといいでしょう。

  • 日常的に使うもの
  • シーズンもの
  • 不要なもの

処分するものはただ捨てるのではなく、知人や友人に譲ったり、リサイクルショップやフリマアプリを活用したりするのも良いでしょう。

 

ただし、人に譲る際はお相手の好みもあるので、一方的に押し付けるのでなくいるかいらないかを確認しましょう。

不用品を宅配で買取してくれるサービス(エコリング宅配買取サービス)もあります。

食器類も、普段使い以外は処分しましょう。

 

お金関係の整理をする

銀行の口座や保険をしっかりと見直し、不要なものは解約しましょう。

あまり使っていない口座は、1つにまとめてしまうのがおすすめです。

 

また、公共料金や携帯電話料金の引き落とし口座や名義、各種IDやパスワードなどもわかりやすいよう記録しておきましょう。

併せて、年金や健康SEIKINの通知書等もまとめておくと、遺された人が各種手続きを行う上で役に立ちます。

 

エンディングノートに記入する

希望するお葬式のやり方や家族に伝えておきたいこと等を、エンディングノートに記入しましょう。

亡くなると銀行口座が凍結してしまい、各種の支払いができなくなるので、公共料金など定期的な引き落としがあるものは連絡先などを記入しておくのがベストです。

 

エンディングノートを作成する際は、以下の項目にチェックを入れながら書き進めるのがおすすめです。

  • 財産をリストアップしておく(ただし暗証番号やパスワードは書かず、別途安全な方法で伝える)
  • ガス料金・電気料金・水道料金固定、携帯電話料金・定期購入物・インターネット料金各種保険、年金などの重要書類
  • 公共料金等の引き落とし情報
  • 延命治療等の医療の希望
  • 知らせてほしい友人や知人
  • 自分の銀行口座、スマートフォンの情報
  • 家系図と連絡先(相続には、相続人と亡くなった本人の戸籍謄本が必要なため、親族関係を分かりやすくしておくこと)
  • お墓の希望
  • ペットの情報

 

ライフプランを考える

終活は、今後の自分の人生設計(ライフプラン)を明るく前向きにするためにも、20代の若いうちから始めるのが理想的です。

若いうちは、仕事や投資、趣味や結婚・出産などさまざまなライフイベントがあります。

ライフイベントに必要な資金を計算して準備するためにも、貯金やお金の勉強をして今の生活を見直すのは有意義です。

 

デジタル情報の整理

パソコンやスマートフォンの情報整理も必須です。

スマホ内のSNSの情報は、放置すると他人に悪用される恐れがあり、スマホ内のSNSでつながっている方たちに被害等を与えてしまう可能性もあります。

 

月額制のサービスを利用している場合も同様に、あまり使っていないようなものは事前に解約しておくと、遺された残された方の手間を防ぐことができます。

SNSや課金サービス、アカウントやIDまたパスワードなど重要な情報は、あらかじめ家族に伝えておきましょう。

 

また、サブスクなどの月額制のサービスを受けている場合も、不用なものは前もって解約しておくのが賢明です。

 

まとめ

終活を早めに始めたいと思っていても、何から始めればいいかわからない方は多いのではないでしょうか。

できるだけ早めに終活を始めると、さまざまなメリットがあります。

 

本記事では、終活を若いうちから始めるメリットとやり方を詳しく解説しました。

これから終活を始めようと思っている方や、親の終活を手伝いたいと思っている方は、本記事を参考に終活の第一歩を踏み出してくださいね。

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