ミニトマトが枯れるのはなぜ?5つの原因と苗を復活させる方法を解説


ミニトマトは育てやすく、家庭菜園やプランターで育てている人も多いですよね。

Sally
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しかし、突然枯れてしまって、どうすれば良いのか分からないことも。

本記事ではミニトマトが枯れる原因と、苗を復活させる方法を紹介します。

おいしいミニトマトをたくさん収穫したい人は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

ミニトマトが枯れる5つの原因

ミニトマトが枯れてしまうのは、何が原因なのでしょうか?

主に5つの原因があります。

  1. 日光が足りない
  2. 風通しが悪い
  3. カルシウムが足りない
  4. 病気の連鎖障害
  5. 過湿による根腐れ

詳しく説明します。

 

日光が足りない

ミニトマトが枯れてしまった原因の1つとして、日光不足が考えられます。

おいしいミニトマトを育てるには、直射日光をたっぷりと浴びることが必要なのです。

 

トマトは強い光が必要な野菜で、日照不足になると花の数が少なくなったり、花が落ちてしまったりします。

日光が足りないとおいしいトマトができなくなるだけでなく、枯れてしまうこともあるのです。

 

日当たりの良い場所に植え、葉が光合成しやすいように重なっている葉は、摘み取りましょう。

 

風通しが悪い

ミニトマトが枯れてしまった原因として、風通しが悪かったことが考えられます。

ミニトマトは風通しが悪いと葉が茂っているところに湿気が溜まり、蒸れてしまうのです。

 

ミニトマトは次々とわき芽が生え、葉も大きくなってくるため風通しが悪くなりがち。

わき芽はまめに切るようにし、風通しが良くなるようにしておきましょう。

 

湿気が溜まると害虫被害にも遭いやすくなり、枯れる原因になってしまいます。

 

カルシウムが足りない

ミニトマトが枯れる原因の1つに、カルシウム不足が考えられます。

カルシウムはトマトの生長に必要な栄養素で、不足すると果実の先端が黒くなり陥没する尻腐れ症という生理障害が起きてしまうのです。

 

土壌のカルシウム肥料不足が原因で、ミニトマトはカルシウム不足になります。

ミニトマトの実に尻腐れが発生しているときは、カルシウムを含む肥料を追肥するようにしましょう。

 

適度な水やりを欠かさないようにすることも大切です。

 

病気の連作障害

ミニトマトが枯れる原因として、連作障害が起きている可能性があります。

「連作障害」とは同じ場所に同じ科の野菜を作り続ける「連作」によって、生長が悪くなることです。

 

ミニトマトを同じ場所で作り続けたことで、連作障害が起きている場合もあります。

特定の養分だけが土から奪われて、土壌成分の栄養分だけが減り土のバランスが崩れてしまうのです。

 

また、前回と同じ場所に植えると、ミニトマトを好む病原菌がすでに集まっている恐れもあります。

ミニトマトの連作障害では茎の上部からしおれ始める青枯れ病や、根元の下葉からやつれて枯れる萎凋病になりやすいので注意が必要です。

 

連作反応が起こらないよう、場所を変えて植えるようにしましょう。

 

過湿による根腐れ

ミニトマトが枯れたのは、過湿で根腐れが起きた可能性があります。

ミニトマトは根っこが過湿状態になると、根が腐ったり痛んでしまい、葉も枯れてしまうのです。

 

水を与えすぎたり、土の水はけが悪くなっていたりすると、土が過湿状態になります。

水はけの良い土を使い、土が完全に乾いた状態で水を与えると良いでしょう。

 

ミニトマトが枯れた時の復活方法とは?

ミニトマトが枯れたとき、復活させる方法はあるのでしょうか?

4つの方法を紹介します。

  1. 水を与える
  2. 遮光をする
  3. 追肥をする
  4. 害虫を駆除する

詳しく説明します。

 

水を与える

ミニトマトが枯れはじめたら、水をたっぷりとあげてみましょう。

乾燥しすぎて枯れていたり、乾燥しすぎて土にあるカルシウムを吸い上げられなかったりした場合は、復活する可能性があります。

 

また肥料を与えすぎて根が痛んでいる場合は、たっぷりの水を与えて不要な肥料を流して回復することも。

日中に水を与えると熱くなりすぎるため、朝か夕方に水やりをするようにしましょう。

 

土が湿っているのに枯れているときは別の原因があるため、水やりはやめましょう。

 

遮光をする

ミニトマトが枯れ始めたら、遮光をしてみましょう。

梅雨などで雨がつづいた後に突然暑くなると、気温差に対応できず一時的にしおれることがあるのです。

日差しを少しだけさえぎるように寒冷紗をかけたり、株元だけでも日陰になるように遮光したりすると良いでしょう。

 

追肥をする

ミニトマトが枯れ始めたら、追肥をするのも1つの方法です。

土のカルシウムが不足して枯れはじめている場合は、カルシウムを追肥すれば復活する可能性があります。

 

ミニトマトの実に尻腐れが発生しているときは、カルシウムを含む肥料を追肥します。

根が痛んでしまった場合は追肥することでさらに根を傷める恐れがあるため、追肥はせずに乾燥気味に育てるようにしましょう。

 

害虫を駆除する

ミニトマトが枯れはじめたときは、病害虫駆除を行いましょう。

病気や害虫がついて元気がなくなっている可能性があるのです。

 

葉や実などに虫がついていないか、葉に異常がないか等をよく確認しましょう。

病害虫により枯れている場合は、症状に適した薬剤を利用して早めに除去する必要があります。

 

薬剤を使っても駆除できない場合は、他のミニトマトに影響が出ないうちに早めに抜くようにしましょう。

 

家庭菜園でミニトマトの栽培を成功させるポイント

家庭菜園でミニトマトの栽培を成功させるには、どのような点に気を付ければ良いのでしょうか?

ミニトマトの栽培を成功させるポイントを4つ紹介します。

  1. 実がつくまでは肥料を控えめにする
  2. 1番花に実をつける
  3. 余分な枝を切る
  4. 水やりをしっかり行う

詳しく説明します。

参考サイト:サカタのタネ 初心者向け!トマトの栽培方法・育て方のコツ

 

実がつくまでは肥料を控えめにする

家庭菜園でミニトマトの栽培を成功させるには、実がつくまで肥料を控えめにすると良いでしょう。

実がつく前に肥料を与えると、葉や茎に栄養が集まって大きくなり実が付きにくくなってしまうのです。

実が大きくなりはじめてから初めての追肥をし、化成肥料は3週間おき、液体肥料も1~2週間に1度与えるようにしましょう。

 

1番花に実をつける

ミニトマトの栽培を成功させるには、最初につけた花(第一花房)に確実に実をつけるようにしましょう。

第一花房に実を付かせないと、茎や葉ばかりが育つ「つるボケ」という状態になってしまうのです。

第一花房が咲いたら人工授粉をしたり、花を指先ではじいたりして確実に着果させることが大切です。

 

余分な枝を切る

ミニトマトの栽培を成功させるためには、余分な枝を切るようにしましょう。

ミニトマトは生長するにつれわき芽がどんどん出て、茂りすぎてしまうのです。

 

葉が茂りすぎると風通しが悪くなったり、重なった葉が日光に当たらず腐ってしまったりする可能性があります。

常に余分な枝や葉がないよう管理し、不要な枝葉は綺麗なハサミをつかってカットしていきましょう。

 

水やりをしっかり行う

ミニトマトの栽培を成功させるためには、水やりをしっかりと行いましょう。

水やりをしっかりと行うと、根からカルシウムなどの養分を吸収して生長するのです。

 

ただし水を与えすぎると、過湿状態になって根が腐ってしまう恐れもあります。

表土が乾燥しているのを目安にし、気温が高すぎない朝か夕方にたっぷりとお水をあげると良いでしょう。

 

まとめ

ミニトマトは育てやすく、家庭菜園でも人気が高い野菜です。

しかしなぜか枯れてきてしまい、原因が分からず困ってしまうことも。

 

本記事ではミニトマトが枯れる原因や苗を復活させる方法を紹介しました。

本記事を参考に、おいしいミニトマトをぜひ栽培してくださいね。

 

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