ベランダ菜園で虫がつかない野菜11選!育て方のポイントも解説


「家のベランダで野菜を育ててみたい」

Sally
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そんな時、苦手な虫がたくさんついてしまうと困りますよね。

本記事では、ベランダ菜園で虫がつきにくい野菜11選と、育て方のポイントを紹介します。

虫は嫌いだけど、ベランダ菜園はやってみたいとお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

 

ベランダ菜園で虫がつかない野菜11選!育て方のポイントも

ベランダ菜園で虫がつかない野菜には、どんなものがあるのでしょうか?

初心者でも育てやすく、虫がつきにくい野菜を11個紹介します。

  • 春菊
  •  ネギ
  •  トウガラシ
  •  カラシナ
  •  リーフレタス
  • ミニトマト
  • トウモロコシ
  • バジル
  • ゴーヤ
  • ラディッシュ
  • ミニ大根

詳しく説明します。

 

春菊

春菊はベランダ菜園で虫がつきにくい野菜です。

キク科特有の香りを苦手とする害虫が多く、虫が寄って来にくいのです。

 

春菊は、梅雨時になると虫がつきやすくなるため、秋に種まきをするのがおすすめ。

9月頃に種をまくと、11月頃が収穫時期となるため冬のお鍋に使えますね。

 

わき芽を残して収穫すると、そこからまた新しい葉が伸びるため、長く収穫できます。

春菊は霜に弱いため、霜がつかないように注意しましょう。

 

ネギ

ネギは独特の香りを持つため、ベランダ菜園でも害虫を寄せつけにくい野菜です。

折れた葉先をすぐにカットしたり、枯れた葉をこまめに取り除いたりすると、虫がつきにくくなります。

 

成長中に茎が伸びてきたら増し土をして茎を埋め、同じタイミングで追肥をすると元気に育ちます。

株元を2~3cm残してハサミでカットして収穫すると、新芽がでて何度も収穫できますよ。

 

トウガラシ

トウガラシはベランダ菜園で、虫がつきにくい野菜です。

トウガラシに含まれるカプサイシンは、虫が嫌いな辛味成分なのです。

 

実には虫がつきにくいですが、葉にはアブラムシなどがつくため、見つけたら早急に手で取り除いて増やさないようにします。

沢山収穫できたら、乾燥させて保存しましょう。

 

カラシナ

カラシナは、ベランダ菜園で害虫がつきにくい野菜のひとつです。

名前の通りの独特な辛味と香りがあり、害虫を寄せつけにくいのです。

 

カラシナは排水が悪くなり、酸性土壌になると病気が発生しやすくなります。

プランターで栽培する時は、鉢底石を敷き詰めて排水を良くし、日当たりの良い場所に置くようにしましょう。

 

カラシナは葉を収穫して食べますが、花が咲いた後の種を収穫し、自家製マスタードを作ることもできます。

そのため、葉に虫がついてしまった時は、葉を諦めて種の収穫に切り替えるのもひとつの手ですよ。

 

リーフレタス

リーフレタスは春菊と同じくキク科の野菜で、虫がつきにくい野菜です。

キク科の野菜の香りは、害虫が嫌う香りなのです。

 

また、収穫までの期間も短いため、早めに収穫してしまうことで虫がつくのを防げるでしょう。

どうしても虫が気になる場合は、植えたらすぐに防虫シートなどで覆って防虫対策をすると安心です。

 

リーフレタスは株の中心から次々と葉が出てくるため、外側から葉を必要な分だけちぎって収穫すると、長く収穫できます。

日照時間が長くなるとトウ立ちして花芽をつけますが、街灯や部屋の電気でもトウ立ちするため、プランターは部屋の電気が当たらない場所に置きましょう。

 

ミニトマト

ミニトマトは初心者でも育てやすく、実がつく野菜の中では比較的虫がつきにくい野菜です。

ミニトマトは丈夫でよく成長するため、肥料をあげすぎると葉が増えすぎたり大きくなりすぎたりしてしまいます。

 

成育しすぎると風通しや日当たりが悪くなり、虫が多く発生するので注意しましょう。

また肥料を与えすぎると窒素過多となり、アミノ酸が増えることでアブラムシが発生しやすくなります。

 

肥料は適量を守ることが、虫を寄せつけない1つの方法です。

 

トウモロコシ

トウモロコシは、ベランダ菜園のような少量栽培では虫がつきにくい野菜です。

少量栽培では虫がつきにくいですが、人工授粉が必要なため、複数株植える必要があります。

 

トウモロコシは受粉が終わったらすぐに雄穂を切ることで虫の発生を防ぎやすくなります。

トウモロコシに発生するアワノメイガという害虫は、雄穂に誘引されて産卵する習性があるのです。

 

そのため、受粉が終わってヒゲが色づき始めたらすぐに雄穂を切り落としましょう。

ベランダ菜園の場合、鳥に狙われる可能性もありますので、防鳥ネットで防ぐのも良いですね。

 

トウモロコシは収穫後数時間〜1日ほどで甘味が半減するといわれているため、収穫したらすぐに茹でて楽しみましょう。

 

バジル

バジルは香りが強いハーブなので、ベランダ菜園でも虫がつきにくいです。

蚊もバシルを嫌うのでベランダで育てると、蚊よけにもなりますね。

 

鉢は風通しの良い場所に置き、収穫を兼ねてマメに剪定をすると虫がつきにくくなります。

葉の両面にスプレーで水をかけると、害虫避けの効果もあり、葉からも水を吸うのでおすすめです。

 

葉に水をかける時には柔らかい布やティッシュで埃を取ると、光合成しやすくなって元気に成長しますよ。

 

ゴーヤ

ゴーヤは暑さに強く、ベランダ菜園でも虫がつきにくい野菜です。

高温多湿の状態になるとうどんこ病というカビが発生する病気になったり、弱ったところに虫が寄ってきやすくなったりするため、日当たりが良く風通しの良い場所にプランターを置きましょう。

 

ゴーヤは雄花と雌花が咲き、ハチなどの虫を介して受粉することで実がつきます。

しかし高層階のベランダ菜園ではハチが来ないため、人工授粉する必要があります。

 

雄花と雌花をちょんちょんとくっつけるだけでも簡単に授粉できるので、花が咲いたら人工授粉を行いましょう。

ゴーヤはグリーンカーテンとしても使えるため、ベランダ菜園にぴったりの野菜です。

 

ラディッシュ

ラディッシュは、ベランダ菜園で虫がつきにくい野菜です。

ラディッシュは別名二十日大根とも呼ばれ、種植えから収穫までが1ヶ月程度と非常に短いため、害虫がつきにくいのです。

 

日当たりが良く、風通しの良い場所に置くとよく育ちます。

本葉が大きくなると苗が不安定になるため、株元に増し土をして安定させるようにします。

 

赤い実が見えてきたら収穫のサインですが、大きくなりすぎると割れたりすが入ったりするため、毎日様子を見て収穫しましょう。

 

ミニ大根

ミニ大根は虫がつきにくく、ベランダ菜園で育てやすい野菜です。

虫がつかないようにするためには、秋に種まきをするようにしましょう。

 

ミニ大根は、春と秋に種まきをして栽培をスタートできますが、秋に種まきをするほうが、虫がつきにくくなります。

冬は野菜につく虫も少なく、冬に育てる野菜には虫がつきにくいのです。

 

大根は土の中で大きく育つため、深さ50~60cmの深型のプランターを用意しましょう。

スーパーでは大根葉が切られて売られていますが、大根の葉はじつは実よりも栄養が豊富に含まれています。

 

塩もみして白米と混ぜて菜っ葉ご飯にするなど、ベランダ菜園だからこそできる食べ方を楽しんでくださいね。

 

まとめ

本記事ではベランダ菜園で虫がつかない野菜を厳選して11種類紹介しました。

ベランダ菜園をやってみたいと思っていても、虫がつくのが怖くてスタートできないと悩みますよね。

虫がつきにくい野菜からスタートして、楽しいベランダ菜園ライフを過ごしてくださいね。

 

参考書籍:
「おしゃれに飾るベランダ菜園」監修:株式会社ランドフローラ 原 由紀子
「ベランダ菜園スタートBOOK」エイムック3089
「はじめてでもカンタン!おいしいベランダ野菜」監修:小島理恵

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