嫁姑問題の旦那の役目は妻の味方でいること!夫が知るべき対応法


結婚してから義母との関係に悩む女性は、できれば夫にうまく解決してもらいたいと助けを求めたくなるものです。

Natsuko
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しかし、実際のところ夫が助けてくれるケースが少ないという現状も。

本記事では、義理両親と同居中である筆者の実体験を交えながら、嫁姑問題において夫が担うべき役割について解説します。

嫁姑問題が起こった時、夫にどう行動してもらえばいいかわからないとお悩みの方は、ぜひ参考にしてくたさいね。

 

嫁姑問題で旦那の役目が果たされていない!妻の不満

嫁姑間でトラブルが発生した際、夫が十分な役割を果たしてくれないことは、残念ながらよくあります。

夫の役目が果たされていない典型的な事例を2つ紹介します。

  • 「うまくやってよ」と言うだけで、すべて丸投げ・無関心
  • 嫁姑の間を取り繕おうとする

詳しく説明します。

 

「うまくやってよ」と言うだけで、すべて丸投げ・無関心

嫁姑問題に対する夫の対応で一番あってはならないのが、「自分は何もせず妻に任せっきり」というケースです。

姑との間で意見の違いや不満があり、妻が夫に相談したとしても、「気持ちはわかるけどうまくやって」などと見放したような言い方をされることも。

 

自分から何もしようとしない夫の姿は、妻にとって不満が募るばかりです。

うまくやり過ごすことができないから夫に相談しているのであって、何もせず妻に任せっきりの態度は、夫としての役割をまったく果たしていないことになります。

 

嫁姑の間を取り繕おうとする

嫁姑間で問題が起きた際、中立的な立場で間に入り、関係を無理やり取り持とうとするケースもあります。

一見夫としての役割を果たしているように見えますが、一時的な衝突回避にはなりえるものの、根本的な解決になることはほとんどありません。

 

結局押しの強い姑の意見に妻が押し切られたり、問題がうやむやになって心のもやもやだけが残ってしまったりする可能性が高いでしょう。

筆者の夫も同様で、嫁姑どちらにもいい顔をしていました。

 

根底には「嫌われたくない」「傷つけたくない」「自分も傷つきたくない」という感情があるようです。

優しいがゆえの行動でもありますが、問題の積極的な解決にはならず、妻はいつまでたっても不満が解消されません。

 

嫁姑問題の旦那の役目は妻の味方でいること!その理由とは

嫁姑問題で、夫はどんな役割を担えばいいのでしょうか。

夫の役割はズバリ「妻の味方になる」ことです。

主な理由は2つあります。

  • 嫁は姑よりも弱い立場
  • 夫が大切にすべきは、自分で築いた新しい家族

それぞれ詳しく解説します。

 

嫁は姑よりも弱い立場

そもそも嫁というのは、嫁いできた立場上、年齢や経験が上の姑と自分を比較して自分の立場が弱いと感じてしまいがちです。

自分が弱い立場だと感じると、姑に遠慮して自分の意見や考えを言えなかったり、意見を言われると反論しにくかったりしてしまうものです。

そんな時、夫が自分の立場や気持ちを理解し、自分に寄り添ってくれることで、「弱い立場」から解放され気持ちが楽になります。

 

夫が大切にすべきは、自分で築いた新しい家族

夫が家庭内で最優先にすべきは自分の妻と子供であり、新しく育む家族が円満にいくよう行動することが大切です。

必要以上に自分の母親に気をつかったりかばったりせず、妻とよく話し合い良好な関係を築くことが何より大切なのです。

 

もちろん自分を産み育ててくれた母親を邪険にできないのはわかります。

しかし夫は母親と結婚したのではなく、妻と結婚したのですから、妻の味方をするのは当然なのです。

 

妻の味方でいれば円満!旦那の役目が果たされて嫁姑関係がうまくいった経験談

嫁姑問題が起こった時、夫が妻の味方になることで解決できる問題はたくさんあります。

夫が妻の味方をして問題が解決された実際の体験談を3つご紹介します。

  • 妻の気持ちに寄り添う
  • 何事も夫婦2人の意見にする
  • 「息子は嫁の味方」の立ち位置を姑に強調する

順番に見ていきましょう。

 

妻の気持ちに寄り添う

まずは妻の話を聞くことが、夫の第一の役割です。

妻がどれだけつらい思いをしているのかを理解してあげることで、嫁姑問題は大きな解決の一歩へと踏み出すのです。

 

筆者の長男が赤ちゃんの頃、子供の服装や子供が泣いた時の私の対応に関して、義母から「〇〇した方がいいんじゃない?」と何かと意見を言われることが続きました。

義母に悪意があるわけではないことはわかりましたが、初めての育児でいっぱいいっぱいの私は、その意見を柔軟に受け入れたり聞き流したりする余裕がありませんでした。

 

ストレスがどんどん溜まっていき、ある時ついに夫にそのことを打ち明けたのです。

夫は私の話を黙って聞いてくれ、「それは嫌だったね、ごめんね」と私の気持ちを肯定してくれました。

 

自分の母親の悪口を言われているようで、夫は気分を害すかなとも思ったのですが、私のつらい気持ちに寄り添ってくれたのです。

寄り添ってもらうだけでは解決しないこともありますが、夫が自分の味方をしてくれたことが心強く、つらくて壊れそうな心が救われたことをよく覚えています。

 

何事も「夫婦2人の意見」にする

夫がただ嫁姑の間に立って両者の意見の橋渡し役をするだけでは、問題はまったく解決されません。

話はいつまでたっても平行線で、イライラが余計募るばかりです。

 

筆者の夫は、何か問題が起こっても「妻はこう言っている」「義母の意見はこう」と両者の仲介役しかせず、中立の立場を貫いていました。

義両親が二世帯住宅の玄関を、戸締まりもせずに出かけてしまうことに不満があった私は、ある時に夫にどう思うか聞いてみました。

 

すると、夫も私と同じ意見だったため、私たち夫婦2人の意見として戸締まりをきちんとしてほしい旨を伝えてもらったのです。

すると義母はすんなりと私達の意見を受け入れ、戸締まりをしてくれるようになりました。

 

その時までは私の意見を伝えても流されることが多く、すぐに行動を変えてくれることなどなかったのでとても驚きました。

夫を巻き込んで味方になってもらうことで、義母も私の意見を受け入れやすくなったのでしょう。

 

「息子は嫁の味方」の立ち位置を姑に強調する

「夫は私の味方」と思えると、自分の意見を強く持ち、いちいちくよくよすることが減ります。

筆者は、子供の習い事や勉強、生活態度について義理母から「こうした方がいい」「私はこう育てた」と言われることが度々ありました。

 

義母の言葉にどう返答していいかわからずもやもやばかりしていました。

しかし言われた内容について夫とよく話し、我が家の方針を夫婦でしっかり決めることで、もやもやが少しずつ晴れていったのです。

 

夫婦で結論を出すようになって以降、義母から何か言われることがあっても、「夫と話し合い私たちはこうしていくことにしました」と言い返すことができるようになりました。

義母もそれ以上私に言ってくることはなくなり、最終的には意見を言われること自体徐々に減っていったのです。

 

夫婦2人の結びつきが強いことが義理母に伝わればあまり多くを言われなくなりますし、夫婦の意見を毅然と返すことができれば、精神的にもずいぶんと楽になるものです。

 

まとめ

複雑な嫁姑問題は、当人同士だけではなかなか解決するのが難しいものです。

しかし、夫のサポート次第で、妻は安心して姑と向き合うことができます。

 

本記事では、嫁姑問題において妻が求める夫の役割について解説しました。

嫁姑問題に悩んでいる方は本記事を参考に、夫や姑との快適な関係を築いてくださいね。

 

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