柴犬の性格は?種類ごとの特徴や性格に合った飼い方のコツも紹介


「洋犬もいいけど、柴犬飼ってみたいな」

そんな時、柴犬がどんな性格の犬なのか気になりますよね。

テッちゃんママ
テッちゃんママ
実は、柴犬は日本犬らしい勇敢で大胆な気質を備えている犬種なんです。

本記事では、柴犬の性格・性格にあった飼い方のコツを紹介します。

これから柴犬を飼おうとしている方は、参考にしてくださいね。

 

柴犬の性格は?

今や日本のみならず世界でも人気の高い柴犬は、どんな性格なのでしょうか?

人間と同じで個体差はありますが、代表的なものは次の4つです。

  1. 警戒心が強い
  2. 自立心が強い
  3. べたべたするのを嫌う
  4. 運動好き

それぞれ説明します。

 

警戒心が強い

柴犬は、警戒心がかなり強い犬種です。

もともとは猟犬や番犬だったことや縄張り意識が強いこともあり、見知らぬ人に吠えたり威嚇したりすることがあります。

 

たとえば、新しいおもちゃやおやつにもすぐ飛びつくことはなく、匂いを嗅いだり、前足でつついてみたりと、警戒心が強いです。

もともとが猟犬というのも納得できるほど、警戒心の強い犬種です。

 

自立心が強い

柴犬は賢く自立心が強い犬種です。

昔から自立心・独立心が強く、自分の意思と欲求で動くことが多いです。

 

そもそも、もとをたどれば猟犬ですので飼い主からの命令があるなしにかかわらず、自分の判断で獲物を追ったり仕留めたりするほど賢く自立しています。

柴犬は、賢く自立心が強い犬種です。

 

べたべたするのを嫌う

柴犬はしつこく接触されることを嫌う犬種です。

猟犬・番犬のための犬種であり西洋犬のように愛玩目的ではないので、飼い主にさえ求めた以上にベタベタ接触されるのを嫌います。

 

「気にかけて欲しいけど必要以上に構われたくない」「ある程度の距離感は保って欲しいこと」を「柴距離」というのだとか。

まさに「思春期男子」のツンデレのような性格です。

 

運動好き

柴犬は運動が大好きです。

山間部を駆け巡る猟犬なこともあり、運動を好む傾向にあります。

 

朝夕2回、1回30分以上の散歩をしてもエネルギーが余るほど、体を動かすことが好きな柴犬が多いようです。

このように、柴犬はたくさん運動させてあげると喜ぶでしょう。

 

種類ごとの柴犬の性格や特徴

実は「柴犬」といっても「地柴(じしば)」という地域固有の柴犬が5種類存在し、性格もそれぞれ異なります。

次の5種類が「地柴」です。

  1. 信州柴犬
  2. 美濃柴犬
  3. 山陰柴犬
  4. 縄文柴犬
  5.  川上犬

詳しく説明します。

 

信州柴犬

信州柴犬は、家族には忠実・従順な性格ですが、他の人には警戒するのが特徴です。

信州柴犬は長野・群馬周辺で、狩猟犬として猟師とともに山に入っていたため、飼い主や家族には友好的で他の人にはクールです。

 

現在日本で飼われている99%が信州柴犬で、現存している柴犬のルーツと言われています。

ちなみに、体はどちらかというとほっそりスレンダー、目元ははキリリとマズルは長めの「キツネ顔」に分類されます。

 

信州柴犬は、飼い主さんや家族には忠実・従順ですが、他の人には警戒します。

 

美濃柴犬

美濃柴犬は、飼い主やさんや家族には従順な点は同じですが、人懐っこく警戒心があまりありません。

岐阜県で狩猟犬として飼われていて、柴犬の特性を最も強く受け継いだ犬種といわれています。

 

美濃柴犬は「緋赤(ひあか)」と呼ばれる鮮やかな毛色が特徴で、体形は普通の柴犬とほとんど変わりなく「タヌキ顔」です。

戦争当時に毛皮や食用肉のために捕獲され、絶滅の危機にさらされましたが、保護活動で現在は約150頭ほどになっています。

 

美濃柴犬は、フレンドリーでありながら日本犬らしい忠実さも備えています。

 

山陰柴犬

山陰柴犬は、物静かで落ち着いた雰囲気を漂わせる犬種ですが、鳥取市周辺で鳥・ウサギ猟などに活躍した狩猟犬です。

猟師である主人の心を読んだり、獲物の狭い巣穴に潜り込んで狩りをしたりする気質が今も受け継がれていています。

 

頭部はやや小さめで額段(ストップ)がハッキリしており、耳が小さめで上方についていて猟に適した体形をしています。

一般的な柴犬の巻いた尾と違い「太刀尾(たちお)」という、尾を巻き上げない柴犬が多くみられます。

 

運動が非常に大好きで、病気にもなりにくく温厚で無駄吠えが少ない犬種です。

 

縄文柴犬

縄文柴犬は、現在の柴犬の性格をさらに研ぎ澄ましたような性格で、警戒心と飼い主さんへの従順さが強いです。

縄文柴犬は、高い運動能力を活かしシカやイノシシの狩猟のために飼われていたようで、多くの犬は丁寧に埋葬された状態で見つかっています。

 

原種的な形態を引き継ぐといわれる貴重な日本の在来種で、世界的にも珍しく、現存数は少なく300頭ほどしかいません。

長い足とキツネ顔、くるりと巻いた尾が特徴で、筋肉が発達したアスリートのようなイメージの犬種です。

 

川上犬

川上犬は警戒心や攻撃性が強く頑固で、反面、飼い主さんに一途で素直に従います。

飼い主さんが毅然な態度で一貫性のあるしつけをすれば、攻撃的になったり反抗的になったりはしません。

 

川上犬の人気の理由の1つに、凛々しい顔つきにオオカミのような鋭い眼光、モフモフとした毛皮のアンバランスさがあります。

川上犬と飼い主さんの絆を結べたときには、飼い主さん一途で素直に従います。

 

とはいえ、信頼関係を築くには、根気よくじっくり向き合わなければならない犬種です。

 

柴犬の性格に合った飼い方のコツ

柴犬を飼うのにどんなコツがあるのでしょうか?

柴犬の性格にあった飼い方のコツを紹介します。

  • しっかりしつけて主従関係を作る
  • 社会性を身につけるトレーニングを行う
  •  たくさん運動させる

詳しく解説していきます。

 

しっかりしつけて主従関係を作る

柴犬は、しっかりしつけて飼い主さんと主従関係を作ることが大切です。

飼い主さんは愛犬にとって頼れて信頼できる存在でなければなりません。

 

信頼関係が崩れ、愛犬が飼い主さんを自分より下と判断すると愛犬は言うことを聞かなくなりますし、普段の生活にも支障をきたしかねません。

また、お友達感覚で接していると、愛犬が「自分がリーダーになるしかない」と思ってしまい、信頼関係を築けなくなります。

 

しっかりとしつけて主従関係を作り、飼い主さんがリーダーであることを認識させましょう。

 

社会性を身につけるトレーニングを行う

人間社会できちんと生活するために、子犬のうちに社会性を身に着けるトレーニングが必要です。

生後3週齢〜12週齢の社会化期にたくさんのことを経験させることで、吠え癖や咬み癖などの問題行動を防ぎやすくなります。

 

たとえば、社会化期に経験しているのといないのとでは、犬のストレス度が違います。

ただし、ワクチン接種を終えるまでは外への散歩が制限される場合もあるので、獣医師に相談して指示を受けることをおすすめします。

 

犬が人間社会で安心して暮らせるようにするためにも、子犬のうちに社会性を身に着けるトレーニングをしてください。

 

たくさん運動させる

山間部を駆け巡る猟犬がルーツだけに、十分な運動が必要です。

運動は健康維持はもちろん、ストレス発散のためや飼い主とのコミニケーションの大事な時間です。

 

1日2回朝夕30分が理想で、1日1回だと最低でも1時間くらいは行いましょう。

満足しない様子であれば、もうひと回りしたりボール遊びをしたり、帰宅してから遊んであげたりします。

 

可能であれば、ドッグランで思いっきり走らせてあげるのもいいでしょう。

柴犬にたくさん運動させて、元気に過ごしてもらいましょう。

 

まとめ

三角の耳をピンと立て飼い主さんと散歩する従順でしっかりものの柴犬。

ただし、時には散歩の途中に座り込んで拒否することも。

 

本記事では、柴犬の性格、柴犬の種類ごとの特徴や性格に合った飼い方のコツを紹介しました。

これから柴犬を飼おうと思っている方は、本記事を参考にしてくださいね。

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