両親が夫婦仲良しでいることの子供への影響は?夫婦仲が険悪だと悪影響なの?


夫婦円満な穏やかな家庭での子育ては、誰もが願うことではないでしょうか。

SACHIYO
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しかし、ついパートナーと衝突してしまったり言い合いになってしまったりすることも。

本記事では、夫婦の関係が子供にどう影響するのかについて詳しく解説します。

夫婦関係が子供にどう影響するのか知りたい方は参考にしてくださいね。

 

夫婦仲良しな場合の子供への影響

夫婦仲良しな場合、子供にはどのような影響があるのでしょうか?

主な影響は5つあります。

  1. 毎日を不安なく過ごせる
  2. 家が安心できる居場所になる
  3. 思いやりを持った言動ができる
  4. 結婚や恋愛に対して前向きになれる
  5. 自己肯定感が上がる

詳しく説明します。

 

毎日を不安なく過ごせる

夫婦仲が良いと、子供は毎日を不安なく過ごせます。

不安のない暮らしは子供の心を安定させ、健やかな成長を促すでしょう。

 

また、夫婦仲がいいと日頃から家庭にはやさしく穏やかな空気が流れています。

子供にとって家庭の穏やかな空気というのは、情緒の安定にとても大切なのです。

 

安定した家庭は、子供が社会へ飛び立ち活躍する土台づくりに欠かせない要素でもあります。

 

家が安心できる居場所になる

家が安心できる居場所であることは、子供にとってとても大切です。

子供も勉強や友人関係など、家庭外の日常でストレスを感じることもあるでしょう。

 

学校で少々嫌なことがあっても、家に帰って来てほっとできると、子供のメンタルは安定します。

子供がのびのびと明るく成長するためには、安心できる家庭環境が必要なのです。

 

思いやりをもった言動ができる

夫婦が仲良しだと、子供は両親がお互いを思いやる姿を見て育ちます。

おのずと子供も思いやりを持った言動ができる子に。

 

子供は思っている以上に親の姿を見ています。

いいことも悪いことも両親の姿を真似するのです。

 

日頃から思いやりの言動を心がけ、お互いを気づかいながら、子供の手本となるよう協力的な姿勢を示していきましょう。

 

結婚や恋愛に対して前向きになれる

両親がいつも仲良しで楽しそうにしていると、異性と仲良くコミュニケーションを取ることは楽しくて幸せなことなんだと子供はインプットします。

結婚や恋愛に対しても前向きになれるでしょう。

 

自然と出会いも多くなり、豊かな人間関係に恵まれるはずです。

恋愛や結婚に前向きになれず、生涯独身でいる人口割合が昔に比べ増えているのは、両親の不仲が一因になっているのかもしれません。

 

自己肯定感が上がる

両親が仲良しということは「自分は望まれて生まれてきたんだ」「愛されているんだ」という安心感が獲得できるということです。

充分な安心感の中で育った子供は、自己肯定感の高い子供に育ちます。

 

自己肯定感が高いと何事にも積極的にチャレンジし、少々失敗してもへこたれない心の強い子に育ちます。

また、自分も周りの人も尊重できるため、コミュニケーション能力が高く他の人ともよりよい関係を築くことができるようになるでしょう。

 

夫婦仲が悪い場合の子供への影響

夫婦仲が悪い場合、子供にはどのような影響があるのでしょうか?

主な影響は3つあります。

  1. 人の顔色をうかがうようになる
  2. 暴力や暴言などが問題となりやすい
  3. 学力に影響することも

詳しく説明します。

 

人の顔色をうかがうようになる

両親がいつもいがみ合っている場合、子供は他人の顔色をうかがうようになります。

「今日はお母さん機嫌がいいな」や「イライラしているな」など、絶えず相手の顔色をみるようになり、他人とのコミュニケーションに悪影響を与えます。

 

筆者は子供の前でパートナーと絶対にけんかをしないと決めていましたが、それでもたまに意見の食い違いから険悪なムードになることがありました。

普段仲良しの両親でも、そういった微妙な空気の変化を子供は敏感に感じ取ります。

 

人の顔色を伺うような卑屈な子供にならないように、日頃から良好な関係を築いていきましょう。

 

暴力や暴言などが問題となりやすい

子供にとって家庭がくつろげない場所だった場合、安らぎがない苛立ちや不満が他人に向くことがあります。

人に暴力を振るったり暴言を吐いたりなど問題行動を起こすことも。

 

学校でトラブルを起こす子供が多くの場合、家庭に問題があるといわれています。

情緒面の安定に大きな影響を与える家庭環境はとても重要なのです。

 

学力に影響することも

両親がけんかばかりしている場合、子供の脳が萎縮するという研究結果があります。

落ち着いた環境の中で学ぶことのできない場合、劣悪な家庭環境が学力に悪影響を及ぼすことは容易に想像できるでしょう。

両親は、夫婦の不仲が子供の将来に大きな影響を与える可能性があることを肝に命じておく必要があります。

 

【体験談】夫婦仲良しでいるための秘訣

夫婦仲良しでいるために、筆者が普段から実践している秘訣を4点紹介します。

  1. あいさつをする
  2. 感謝の言葉を口にする
  3. 過度に干渉しない
  4. 記念日を大切にする

詳しく説明します。

 

あいさつをする

夫婦仲良しでいるために、あいさつはとても重要です。

「おはよう」「おやすみ」「おかえり」や「ただいま」など、日常に交わすあいさつです。

 

前の日にけんかをして笑顔が作れない日があっても、あいさつは必ずするようにしています。

積極的にコミュニケーションを取ることで、仲直りのタイミングを見つけやすくなるからです。

 

我が家ではお互いけんかした次の日ほど、わざと大きな声であいさつをするようにしています。

夫婦円満を目指すなら毎日のあいさつを心がけましょう。

 

感謝の言葉を口にする

日頃から「ありがとう」は惜しみなく言葉にしましょう。

「ありがとう」は感謝の気持ちを伝える言葉です。

 

夫は私が入れた出がらしの美味しくないお茶でも、「薄っ!」と笑いながらも必ずありがとうを言ってくれます。

筆者もゴミ出しをしてくれる夫に、当たり前のような態度を取らないようにしています。

 

「ありがとう」は、心で思っているだけでは伝わりません。

たった数秒しかかからない一言ですが、夫婦円満には効果絶大です。

 

感謝の言葉は積極的に口にしましょう。

 

過度に干渉しない

筆者の夫は多趣味で、ゴルフや大学時代の仲間との長年続くバンド活動など、土日もよく家を空けます。

しかし日頃仕事を頑張ってる分、好きなこともどんどんすればいいと送り出すようにしています。

 

夫も筆者の行動に一切口出ししません。

友人とのランチも飲み会も習い事も自由にさせてもらっています。

 

その代わり2人で過ごせる週末は道の駅めぐりが好きな私にあわせ、少々遠くても県外へ車を走らせてくれるなど、2人でいる時間も楽しみを見つけるようにしています。

お互いを尊重し干渉しすぎないのも、夫婦円満の秘訣です。

 

記念日を大切にする

「記念日なんていまさら…」と、特別何もしないご夫婦も多いかもしれません。

我が家は結婚記念日、お互いの誕生日、さらには既に独立して家にいない子供たちの誕生日まで必ずお祝いをするようにしています。

 

特別な日を夫婦で確認し合い、当時の思い出を語ったり振り返ったりすることで今の状況や相手の存在に改めて感謝できるからです。

お互いへの感謝の気持ちを再認識するのにとても重要なイベントになっています。

 

まとめ

夫婦仲が悪いと子供に悪影響があるのではないかと不安になりますよね。

実は夫婦の関係は子供に大きな影響を与えるんです。

 

本記事では、夫婦仲が子供に与える影響について詳しく解説しました。

夫婦円満の秘訣も紹介しているので、良好な夫婦関係を築きたい方は本記事を参考に、パートナーとの関係を見直してみてくださいね。

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