自分らしく自分軸を持って生きたいと思っている人は多いのではないでしょうか。
本記事では自分軸とわがままの違いや、自分らしく生きている人の特徴について解説します。
自分軸を持って自分らしく生きていきたい方は、本記事を参考にしてみてくださいね。
自分軸の人とわがまま・自己中の人の違いは?
自分軸の人とわがままで自己中心的な人の違いはなんでしょうか?
主な違いは以下の3つです。
- 自分の価値観が守られれば満足なのが自分軸、他人も巻き込みたいのがわがまま
- 思い通りにならない人に怒るのはわがまま・自己中な人
- 自分の正義を押し付ける人はわがまま・自己中な人
詳しく解説します。
自分の価値観が守られれば満足なのが自分軸、他人も巻き込みたいのがわがまま
自分軸を持っている人は自分にとって大切なことや重要なことを知り、自分がその価値観を守ることで満足している人です。
それに対しわがままな人は、自分の価値観だけを正しいと主張したり押し付けたりすることで、他人を巻き込む人です。
たとえば自分と他人を比べず、昨日の自分よりも良くなった自分を発見できる人は自分軸を持っているといえます。
自分軸のある人は、内側に自分の基準を持ち、満たしていくことで幸福感を感じます。
思い通りにならない人に怒るのはわがまま・自己中な人
わがままで自己中心的な人の特徴として、思い通りにならない出来事や人に対して怒る傾向があります。
たとえば自分の意見が通らなかった時に、相手に明らかな敵意を抱いたり嫌悪感をあらわにしたりするのは、ただのわがままです。
自分らしさとは、すべてを自分の思い通りにすることとは違うのです。
自分の正義を押し付ける人はわがまま・自己中な人
わがままで自己中心的な人がやりがちなのは、自分の正義を人に押し付けることです。
たとえば絶対に自分が正しいと主張し、他の人の意見に全く耳をかさないのは、ただのわがままと言えます。
自分が自分らしくあるために、他人の価値観を排除したり自分だけが正しいと思い込んだりする必要はないのです。
わがまま・自己中な人にはない自分軸の人の特徴
わがままで自己中心的な人にはない、自分軸の人が持つ特徴とはなんでしょうか?
主に4つの特徴があります。
- 他人との意見の違いを受け入れられる
- いつも楽しそう
- 人の指摘も素直に受け入れられる
- 他人を変えようとしない
詳しく解説します。
他人との意見の違いを受け入れられる
自分軸を持って生きている人は、他人との意見の違いを受け入れることができます。
自分の意見だけが素晴らしいとか、正しいという視点から物事を見ていないからです。
たとえば自分の価値観に合わない意見を持つ人がいても、自分の価値観寄りに正そうとせず違いを一旦認めることができます。
意見の違いを認めた上で、お互いにとって一番よい意見の着地点を探すなどして、歩み寄る努力ができるのです。
いつも楽しそう
自分軸を持って生きている人は、いつも楽しそうに見えることも。
なぜなら、誰かからの評価や顔色を気にするよりも、「自分自身がどう感じるのか」「どう思うのか」を大切にできるからです。
何事においても自分の内側の基準を大切にできるので、自分なりに気づきや発見を得られることも多く、それを素直に喜ぶことができます。
人の指摘も素直に受け入れられる
自分軸を持って生きている人は、人の指摘を素直に受け入れることができます。
「誰かにどう評価されるか」「どう見られているのか」といったことで自己価値を推し量らないので、他人の意見に一喜一憂しないためです。
たとえば、誰かにミスを指摘されても、ひどく落ち込んだり指摘されたことに嫌悪感を抱いたりするより、事実を素直に受けとり「今後良くするためにはどうしたらいいか」と前向きに捉えることができます。
他人を変えようとしない
自分軸を持って生きている人は、他人を変えようとはしません。
「自分は自分であり、他人は他人である」という境界線をしっかりと持っているからです。
等身大の自分自身や個性を認めることができているので、他者に対しても同じように寛容になれるのです。
自分軸を持っている人は誰かの失敗や間違いを強く批判したり、変えようとしたりして躍起になるよりも、共感し許すことができます。
わがまま・自己中ではなく自分軸になる方法
自分軸を持って生きるためにはどうしたらいいのでしょうか?
主な方法を3つ紹介します。
- 自分は何がしたいのか自問する
- 「なぜ?」を自問する
- 自分の意見は全て否定しない
一つずつ解説します。
自分は何がしたいのか自問する
自分軸を持つために、「自分は何がしたいのか」を自問してみましょう。
見えなくてはっきりしないものに基準を持つことは難しいからです。
「ありたい自分」「なりたい自分」のイメージを明確に持つことは、自分軸を確立するために大切なポイントです。
明確な定義や目的を意識すると、脳は「自分とは何者なのか」ということを認識し始めます。
たとえば、普段から紙などに自分の想いを素直に言語化し、見える形に整理してみることは自分の輪郭を知る良い機会となるでしょう。
「なぜ?」を自問する
自分軸を持つために「なぜ?」と自問して、自分の内面と向き合ってみましょう。
心の声に対して「なぜ?」を突き詰めていくことで、自分自身の本音に気づくことができるからです。
たとえば、やりたいと思ったことが出てきた場合、「なぜそう思うのか?」など理由を箇条書きにし、出てきた理由も一つずつ自問していくと見えなかった部分に気づけるようになっていきます。
自分の意見は全て否定しない
自分軸を持つためにも、自分から出てきた意見を否定せずに、一旦受け止めてあげましょう。
自分の想いを一つずつ丁寧に見ていくことは、じっくりと耳を傾けてもらうことと同じです。
自己傾聴は、自己受容につながるのです。
自分で自分を勇気づけ、心の視野を広げていくことで、しなやかで力強い自分を育むことができます。
たとえば、自分だけの日記をつけるのもよいでしょう。
日々、抱いているさまざまな思いや自分の意見を無視せずに綴ってあげることは、心の声の傾聴になります。
まとめ
自分軸とわがままの違いは、わかりにくいですよね。
自分軸を獲得するには、自分の外側や他人ではなく、内面を意識することが大切です。
本記事では自分軸とわがままの違いや、自分軸を持つ人の特徴を解説しました。
本記事を参考にして、自分らしさをいっそう大切にしてみてくださいね。
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