「最近身体が凝ってしんどいなぁ」
そんなとき、マッサージに行ったりお風呂に長く浸かったりして、身体のケアをしますよね。
実は足の裏を柔らかくすると、全身の凝りや不調の改善が期待できます。
自宅でコストをかけずに、身体の凝りや不調を改善したい方は、ぜひ参考にしてください。
足の裏を柔らかくするとどんないいことがある?
足の裏が柔らかくなると、どのようなメリットがあるのでしょうか?
大きく3つのメリットがあります。
- 姿勢が良くなる
- 代謝が良くなる
- 頭皮の血流が良くなる
詳しく解説します。
姿勢が良くなる
足裏が柔らかくなると、姿勢が良くなるというメリットがあります。
足裏の筋膜を刺激することで、骨格を正しい位置に戻し、姿勢を矯正できるのです。
足先が内側に入ると膝も内側に入り、歩くためにお尻を後ろに引いて胸を張る、という変な姿勢になってしまいます。
猫背や反り腰など、姿勢の悪さに悩んでいる方は、足裏の筋膜を揉みほぐすことで改善できる可能性があります。
代謝が良くなる
足裏を柔らかくすることで、代謝が良くなります。
足裏には沢山のツボがあり、マッサージをしているとツボが刺激されて血行が良くなり、ポカポカとしてきます。
血行が良くなることで冷えが改善され、代謝が上がるのです。
代謝が上がると老廃物を排出しやすくなり、ダイエットやくすみ改善などにも繋がるため、美容にもメリットが沢山あります。
頭皮の血流が良くなる
足裏を柔らかくすると、一番遠く離れている頭皮の血流まで良くなります。
人間の身体の内部は、筋膜によって全てが繋がっているため、足裏の筋膜をケアすれば頭皮にまで伝わるのです。
足の筋膜が固くなると頭の筋膜まで引っ張られて頭皮が固くなり、薄毛の原因になることも。
足裏を柔らかくすれば、頭皮まで柔らかくすることができます。
参考:美st
足の裏を柔らかくする方法7選
足の裏を柔らかくするには、どのような方法があるのでしょうか。
7つの方法を紹介します。
- テニスボールを使って足裏リリース
- 足裏ぞうきん絞り
- 足外科医のジャクリーン・ステラ医師おすすめの足裏マッサージ
- 簡単なのに難しい!足裏伸ばし
- めん棒をつかって足裏コロコロマッサージ
- 痛きもちいい!簡単足指ほぐし
- 幸運を呼び込む!足の塩もみ
詳しく解説していきます。
テニスボールを使って足裏リリース
足の裏を柔らかくするには、テニスボールを使って足裏の筋膜をゆるめましょう。
テレビを見ながらテニスボールをコロコロするだけで、簡単に足裏をほぐせます。
足裏マッサージの前に行うと特に効果的なので、マッサージの最初に取り入れてください。
- 足を揃えて立ち、手を体の後ろで組む
- 片足の指側でテニスボールを踏みながら、かかとは床に付ける
- かかとをつけてテニスボールを踏んだまま足指のグーパーを10回繰り返す
- ボールを踏んでいない足を1歩分後ろに引き、親指の先からかかとまでボールを転がしてを10往復する
- 全ての指で同じように10往復させ、最後は片足ずつ持ち上げて足首をブラブラと振ってほぐす
参考書籍:「テニスボールでほぐす!のばす!やせる!」
足裏ぞうきん絞り
足の裏をぞうきんを絞るように、しっかりと前後させるマッサージで足裏を柔らかくします。
ぎゅっぎゅっとマッサージしていると、ぽかぽかと暖かくなってくるのでおすすめ。
土踏まずを重点的にほぐす方法です。
- 椅子に座って右足首を左ひざの上に乗せる
- 右足土踏まずに両手親指がくるように、上からしっかり右足をつかみ、ぞうきんを絞るように左右の手でぎゅっぎゅっとひねる
- 土踏まず周辺をまんべんなくほぐし、反対側の足も同じようにマッサージする
参考書籍:「座ったままぜんぶできる 1分足裏ほぐし 股関節・ひざ・ふともも・ふくらはぎ・足首・足裏をしぼってほぐす」久野秀隆
足外科医のジャクリーン・ステラ医師おすすめの足裏マッサージ
アメリカの足外科医、ステラ医師がおすすめしている足裏のマッサージ方法を紹介します。
入浴後など、足裏が温まっている時にするのがおすすめです。
オイルや保湿液を使ってマッサージすることで、足裏の乾燥も一緒にケアし、つるつるの健康な足裏をつくりましょう。
- 少量の保湿液かオイルを手にとる
- 足裏を碁盤やオセロの盤のように見立て、かかとからつま先に向かって縦に1マスずつマッサージする
- 足のアーチを横切るように1マスずつマッサージする
- 左右の足裏を約2分ずつマッサージする
参考:Yahoo!ニュース
簡単なのに難しい!足裏伸ばし
足裏伸ばしで足の裏を柔らかくする方法もあります。
足裏にある全身の土台になる筋肉を鍛え、足の指をなめらかに動かせるようにします。
手順はとても簡単ですが、やろうと思っても最初はうまく足が動かない可能性も。
続けていくと、足の指が自由自在に動くようになり、足裏が柔らかくなっていくのを実感できます。
- 椅子に浅めに座って、足は肩幅にひらいてすべての足の指を床につけておく
- 足裏のアーチを強く引き上げることを意識しながら、全ての足の指を大きく反らす
- 全ての指を反らしている状態から、親指だけを下ろす
- すべての指をひとつずつ下ろしていく
- 床をつかむように足裏のアーチに力を入れ、かかとは床につけたままギュっとつま先を持ち上げる
参考書籍:「足をもむと免疫力アップ!やせる!」
めん棒をつかって足裏コロコロマッサージ
めん棒を踏んで、自分の気持ちのいい場所をマッサージし、足の裏を柔らかくしましょう。
ツボの位置など難しいことは考えず、床に置いためん棒の上に片足を乗せて、しっかり体重をかけてコロコロと転がします。
めん棒がなければ、ゴルフボールやテニスボールでも大丈夫です。
固いなと自分で感じるところは、回数を多めにコロコロと転がし、自分で調整しながら足裏をマッサージします。
細かいことは考えずに、テレビを見ながらコロコロしたり、料理をしながらコロコロしたりしても良いですよね。
簡単にコロコロするだけで、足がすっきりします。
参考:FYTTE
痛きもちいい!簡単足指ほぐし
足の指をしっかりとほぐすと、足裏まで温まって柔らかくなります。
足指は身体の末端で血流が悪いため、冬場は特に冷たく、固くなりがちです。
足指を広げて刺激を与えてあげましょう。
- 手をグーの状態で、足の甲側の指の骨に沿って指先から足首に向かって10回程度スライドさせる
- 足裏を自分のほうに向け、指の付け根を小指から親指へと順番に5秒づつもみほぐし、片足5回ずつ繰り返す
- パーの状態の手の指を、足の指の間に入れてぎゅっと握手をし、握ったり緩めたりする動作を片足10回程度行う
幸運を呼び込む!足の塩もみ
お風呂上がりに塩で足をマッサージすると、足がほぐれて柔らかくなります。
塩の浸透圧で体内の老廃物や邪気が出て、足先の血流が良くなり、全身の血流も良くなるのです。
湯船に浸かったあと、「足裏→足指と足指の股→ふくらはぎ→太もも」の順でしっかりと揉みほぐしましょう。
週に1~2回、たっぷりの天然塩で揉みほぐして、老廃物を流すとデトックスになります。
塩は天然塩を使うのがおすすめです。
参考書籍:「あしをももむと免疫力アップ!やせる!」
まとめ
本記事では、足の裏を柔らかくするメリットと、足の裏を柔らかくする方法を厳選して7選紹介しました。
毎日家事や仕事で忙しいと、なかなか自分の身体の不調をケアするのは難しいですよね。
しかし足裏を柔らかくすることで、全身の凝りや不調の改善を期待できます。
身体の凝りや不調を自宅で手軽に改善したい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
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