「就活したいけど、転勤が多い仕事って何だろう?」
そんなとき、どんな仕事に転勤が多いのか知りたいですよね。
実は、転勤が多い仕事はいろいろあります。
本記事では、転勤族が多い職種についてご紹介します。
転勤が多い仕事について詳しく知りたい方は、参考にしてくださいね。
転勤族が多い職種
転勤族が多い職種には、どんなものがあるのでしょうか。
ここでは、9つの職種について解説します。
- 全国に支店がある会社の営業職
- マネジメント職
- 国家公務員
- 金融・保険業界
- 建設・不動産業界
- 商社・流通業界
- 旅行業界
- 製造業界
- 飲食業界
全国に支店がある会社の営業職
全国に支店がある会社の営業職は、転勤族が多い職種の1つです。
営業は、現場第一で現地に密着しています。
大手では、全国に支店や営業所がある会社が多いため、全国転勤の可能性が高いのです。
営業職に転勤が多い理由として、次のことが挙げられます。
- 新規開拓や人員の補充のため
- さまざまな経験を積んで成長させるため
- 不正やマンネリ化を防止させるため
いろいろな所で勤務し経験を積むことが、会社の業績アップに繋がっているのでしょう。
マネジメント職
マネジメント職も転勤族が多い職種です。
会社組織の全体像を把握しマネジメントする管理職は、数年おきの人事異動はつきものといえます。
マネジメント職は、異動先で新たな価値観を取り入れ、さまざまな職種を経験する必要があるからです。
仕事の内容は、目標の管理・業務の進捗管理・人材の育成・メンタルヘルス・チームの5つといわれます。
いろいろな場所で培った経験をもとに、部下に気持ちよく働いてもらう環境を提供できるでしょう。
マネジメント職になると、転勤が多くなるのです。
国家公務員
国家公務員も転勤族が多い職種です。
一般的に、国家公務員は3年ほどで転勤する場合が多く、日本全国が異動の対象です。
入社時に総合職として採用された場合、1〜2年での全国異動もあり得えます。
公務員の中でも、特に国税局職員・労働基準監督官・刑務官は性質上、とても転勤が多い職種です。
国家公務員は、ほとんどの場合転勤の可能性が大きい職種です。
金融・保険業界
転勤族が多い職種として金融・保険業界があります。
金融業界は、支店がある所ならばどこへでも転勤の可能性があるでしょう。
大手の銀行などは、グループ企業への出向というケースも。
「一般職」「総合職」があり、「総合職」は転勤が多く、頻度として約2〜3年程度です。
金融・保険業界で転勤が多い理由として次のことが挙げられます。
- 長年同じ職場にいることで、顧客との癒着が生じやすくなるため
- お金を着服する抜け穴を見つけやすくなるため
- 取引の際、親しくなった顧客への情から判断が狂うため
- 経験を積んで金融のプロとしてのスキルを磨くため
正に、金融・保険業界ならではの転勤が多い理由です。
建設・不動産業界
転勤族が多い職種に建設・不動産業界もあります。
建設業といえば、大手ゼネコンを例に挙げてみましょう。
「現場の管理・監督」の仕事は、異動の周期がとても早く、1年未満で異動というケースも。
1つの工事現場が終われば、また次の現場へと異動するからです。
ただし、地域に限定して採用している場合もあるため、エリア以外への異動がない人もいます。
不動産業界も、特別小さな保険会社でないかぎり、日常的に転勤があります。
全国展開する不動産会社の店舗社員や、優秀な総合職の社員であればあるほど、全国転勤の可能性が高いでしょう。
商社・流通業界
商社・流通業界も転勤族が多い職種の1つです。
商社は「総合商社」「専門商社」があり、仕事の特徴として海外赴任の可能性が高い職種になります。
派遣期間としては5年程度が多く、一旦帰国しても、また別国に異動というケースもあるのです。
海外で仕事をしたい人には適職となるでしょう。
流通業界では、規模によっては転勤が多い場合があります。
新たに事業を設立したときや事業が軌道にのるまでの間、長期出張や異動を命じられる場合も。
ただし、一か所で事業展開している場合は、該当しません。
商社や流通業界は、国内だけでなく海外転勤の可能性も高い職種です。
旅行業界
転勤族が多い職種として旅行業界もあります。
旅行会社の大手、JTBの例では、転勤は「総合職」「基幹職」という採用されたコースによって異なります。
「総合職」は事務や営業・企画など、あらゆる業務に携わる可能性があるため、他の地域への異動を求められる場合が多いでしょう。
一方で「基幹職」は、特定の地域や業務に精通した専門となることが求められるため、基本的に転勤の可能性は低いといえます。
旅行業界は転勤が多い職種ですが、業務によってはあまりないケースもあるのです。
製造業界
製造業界も転勤族が多い職種といえます。
ベテランの技術者は特に転勤の可能性が高くなるのです。
製造に携わる工場勤務の場合、現場作業として地元の人を採用するケースが多いため、転勤の可能性は低いでしょう。
しかし、長年勤めて技術や経験値が上がって昇格した場合、他の工場への異動は十分にあります。
景気変動に伴い、工場の閉鎖や規模縮小を理由に違う地域の工場勤務を求められる場合もあります。
製造業界は、経験のほかに不景気などの理由で、転勤の可能性がある職種です。
飲食業界
転勤族が多い職種に飲食業界もあります。
店舗によって頻度はさまざまですが、数年に1回から1年の間に複数回の転勤をしなければならないケースもあります。
特に全国展開している大手のチェーン店などの場合、異動は避けて通れないでしょう。
まとめ
就活のときなど、「転勤が多い仕事って何だろう?」と気になりますよね。
実は、転勤族が多い仕事は色々あります。
本記事では、転勤が多い職種についてご紹介しました。
転勤が多い仕事について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。


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