「40代から長く続けられるパートはあるかな?」
年齢とともに働ける職種が限られがちなため、採用が決まれば長く働きたいと考える女性は多いようです。
とはいえ、どのようにパート先を選ぶと長く続けやすいのか分からなければ困ってしまいますよね。
筆者は仕事を長く続けたいと思っていたにも関わらず、通勤時間や職場での人間関係を理由に続かなかった経験があります。
本記事では、40代の女性が長く続けられるパートの職種や選び方について紹介します。
40代から長期的に働きたいと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
40代の女性が長く続けられるパートの選び方
40代の女性が仕事を長く続けるためには、どのような基準でパート選びをすれば良いのでしょうか?
長期的に働くための選び方は、主に4つあります。
- 通勤しやすさで選ぶ
- 子育てとの両立しやすさで選ぶ
- 職場の人間関係で選ぶ
- 体力が落ちても働きやすいかどうかで選ぶ
それぞれ順に、詳しく紹介します。
通勤しやすさで選ぶ
40代の女性がパートを長く続けるには、通勤のしやすさで選ぶことが大切です。
交通手段や通勤時間など、忙しい女性にとって通勤の利便性は重要な要素です。
筆者は以前、子供を保育園に預けてから通勤ラッシュの電車に乗って、片道1時間かけて通勤していました。
通勤にかかる2時間がもったいなくて読書や勉強の時間にしていましたが、続けられず異動願いを提出しました。
職場が遠いと通勤だけで疲れてしまう可能性もあり、家事や育児をしなければいけない状況では負担が大きいでしょう。
通勤がストレスにならないように、自宅から近い場所や交通の便が良い場所を選ぶと良いですね。
子育てとの両立しやすさで選ぶ
40代の女性が長くパートを続けるには、子育てとの両立しやすさで選ぶことがおすすめです。
というのも、子育てをしながらのパート勤務であれば、子供の学校行事や体調不良などに柔軟に対応してくれる職場の方が働きやすいからです。
インフルエンザなどが流行している時は学級閉鎖になったり、天候によって臨時休校になったりする場合も少なくありません。
筆者の友人の職場では、当日休む場合は自分で代わりに勤務してくれる人を探さなければ休めない、といったルールがあるそうです。
女性は子育てが落ち着いても、親の介護など自分以外の人のために時間を使うケースが多くあります。
子育て中に融通が利くのであれば、将来的にも自分の希望に合う働き方がしやすいと考えられます。
長く働きたいのであれば、子育てとの両立を考えて柔軟に対応してくれる職場にすると良いですね。
職場の人間関係で選ぶ
職場の人間関係も、40代の女性が長く続けられるパート選びには重要な要素です。
サポートし合える仲間がいるなど、職場の人間関係が円滑であれば前向きに業務に取り組める可能性が高くなります。
ポジティブな気持ちで頑張れば結果につながりやすく、長期的にも働きやすいでしょう。
筆者は「新人はいじめられて当然」と公言する人がいる会社や、パワハラ気質な上司がいる勤務先を経験しましたが、馴染めず短期間で退職しました。
職場の人間関係がこじれると精神的な負担も大きいため、長く働きづらいです。
面接時に職場の雰囲気を観察するなど、人間関係を仕事選びの判断基準のひとつにすると良いですね。
体力が落ちても働きやすいかどうかで選ぶ
40代の女性が長く続けられるパートを選ぶ場合、体力が落ちても働きやすい業務内容にするのがおすすめです。
年齢を重ねると体力や筋力は低下するため、重労働が続くと体が参ってしまいます。
疲れが溜まって、集中力が切れたり家事や育児に支障が出たりしてしまうことも。
そもそも体力がもたないと働けないし、女性は家事を担っている場合が多いため家庭に支障が出ても働けません。
体力を温存しながら取り組める仕事なら、家庭との両立がしやすいため、長期的に働ける可能性が高まります。
40代の女性が長く続けられるパート5選
40代の女性がパートを始める場合、どのような仕事を選ぶと長く続けられるのでしょうか?
長く続けやすいパートの職種は、主に5つあります。
- 事務職
- 介護職
- 接客業
- 専門職
- 飲食業
それぞれ、順に紹介します。
事務職
40代の女性が長く続けられるパートのひとつには、事務職があります。
というのも、主な業務が室内でのデスクワークなので座って仕事ができるため、体への負担が少ないからです。
冷暖房完備の室内で、気温の変化を気にせず快適に働けるでしょう。
事務職は従業員が気持ちよく働けるようサポートする性質もあるため、電話や来客時の対応なども業務に含まれる可能性が高いです。
立ち仕事を避けたい方や気配り上手な方、簡単なパソコン作業ができる方におすすめの職種です。
介護職
40代の女性が長く続けられるパートのひとつは、介護職です。
高齢化社会が進み介護を担う人材をたくさん求められているため、求人が多い傾向があります。
ほかの仕事と比べて、時給が高めに設定されている点も魅力です。
無資格でも働きながら資格を取って正社員を目指したり、キャリアアップをして転職をしたりといったケースにも柔軟に対応できます。
また、施設勤務だけではなく在宅利用者への家事支援やデイサービスでのレクリエーション支援など、様々な場所や時間での働き方が可能です。
やりがいを感じやすい仕事として定評があり、人と接することが好きな方は、長く続けられる可能性が高いですよ。
接客業
40代の女性にとって長く続けられるパートのひとつは、接客業です。
コンビニやスーパーのレジ、飲食店のフロア業務など、家の近くで働けるケースが多いからです。
チェーン店の業務内容は、多くの場合マニュアル化されていて覚えやすく、他店でも応用できます。
さらに、40代までに培った人生経験もあるため、苦情などにも柔軟に対応できる可能性が高いです。
柔軟なシフト制度が整っている場合があり、子供の体調不良など、急な休みにも理解が得られやすいでしょう。
接客業は女性が活躍しやすい職場であり、長く続けられる傾向があります。
専門職
専門的な知識を身につけることで働ける専門職も、40代の女性が長く続けられるパートのひとつです。
なぜなら、専門性の高い仕事は働ける人が限られるため、求人募集は途切れない可能性があるからです。
たとえば、保育士や行政書士、プログラマーなどがあります。
WEB関連の専門職なら、在宅ワークで自分の都合の良い時間に仕事を進められることも。
働くまでのハードルは高くなりますが、一度就職すれば安定した収入につながりやすいでしょう。
飲食業
40代の女性にとって、飲食業も長く続けられるパートです。
調理や清掃、接客などといった普段の主婦スキルや対人能力を活かせるため、即戦力になりやすいのです。
比較的体力を使わずに行えますが、笑顔や清潔感が求められます。
自分が知らないレシピを覚える機会に恵まれて、家庭の食卓が豊かになることも。
新しく覚えることが少ないと考えられるため、新しい挑戦が不安な方でも応募しやすいでしょう。
まとめ
40代の女性が活躍できる仕事は様々あり、職種によっては40代からでもキャリア形成を目指すことが可能です。
体への負担の大きさや職場の雰囲気、休みやすさなどを考えてパート先を選ぶと、長く続けられる可能性が高まります。
本記事では、40代の女性が長く続けられるパートの職種や選び方について紹介しました。
40代から長期的に働きたいと考えている方は、ぜひ参考にして、パート探しをしてみてくださいね。
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