【要チェック】夫婦喧嘩とモラハラの違いは?モラハラの判断基準を紹介

夫婦喧嘩とモラハラの違いが分からない人は非常に多いです。

たとえ夫婦であっても、相手の言動に恐怖を感じたらモラハラなのです

本記事では、夫婦喧嘩とモラハラの違いやモラハラの判断基準をご紹介します。

夫婦喧嘩するたびに相手のことが「怖い」と感じた方は、ぜひ参考にしてください。

 

モラハラとは?

モラハラとは肉体的な暴力ではなく、言葉や態度などで精神的に追い詰める行為です。

精神的DVと呼ばれることもあります。

私たちの生きている社会には職場や学校はもちろん、恋人や夫婦から親子関係まであらゆる人間関係があります。

人間関係の中で一方的に罵倒されたり馬鹿にされたりして受けた精神的苦痛は、モラハラとして認識されることが多いでしょう。

 

モラハラをする人の特徴

モラハラをする人には共通して以下のような特徴があります。

  • 外面が良い
  • プライドが高い
  • 自分が正しいと信じて疑わない
  • 加害している自覚がない

夫がモラハラする場合を例に、詳しく説明します。

 

h3外面が良い

モラハラ夫は非常に外面が良いです。

体裁や人の目を特に気にするため、妻に対し外では完璧な夫を演じられます。

人当たりも良く優しいため、周りからは「素敵な旦那さんで奥さんは幸せね」とさえ言われるでしょう。

外での顔はとても紳士的なので、妻に対するモラハラの姿など誰も想像できません。

他人には優しく妻には異常に厳しいのも、モラハラ夫の特徴といえるでしょう。

 

プライドが高い

人一倍プライドが高いのも、モラハラ夫の特徴です。

自分より優れた人がいても素直に認めず、人を見下すことで自身のプライドを保っているのです。

モラハラ夫は、自分がどのように見られているかを常に意識しています。

自慢話が多かったり、こだわりが強すぎたりする傾向も多いようです。

プライドが高く自分自身の考えを押し付ける行為も、モラハラにあたる可能性があります。

 

自分が正しいと信じて疑わない

モラハラ夫は、自分が正しいと信じて疑わない特徴があります。

身勝手で自分中心の言動が多く、自分に非があっても絶対に認めません。

常に間違っているのは相手であると思っているため、相手が非を認めて謝るまでは徹底的に追い詰めるのです。

心の奥底から自分が正しいと疑わず、正当化する行為もモラハラに違いありません。

 

加害している自覚がない

モラハラ夫は、自分が加害者である自覚など全くありません。

なぜなら妻を自分の所有物だと考えているからです。

妻を傷つけ踏みにじる行為をしても罪悪感などなく、しかも許されるとさえ思っています。

モラハラ夫に、あなたのしている行為は最低だと伝えても相手になどされません。

加害している自覚がないのは、モラハラ夫の大きな特徴といえるでしょう。

 

夫婦喧嘩とモラハラの違い

では夫婦喧嘩とモラハラの違いは、どこで見分けるのでしょうか?

  • 夫婦間に上下関係があるかどうか
  • 相手に恐怖を感じるかどうか
  • 反省や謝罪があるかどうか
  • 解決に向けた話し合いができるかどうか

 

夫婦喧嘩とモラハラは全く違うため、しっかりと見極めましょう。

 

夫婦間に上下関係があるかどうか

モラハラ夫は常に夫婦間に上下関係を求めます。

妻より自分が上だと思っているため、妻が自分を敬わなければ許せないのです。

全て自分が正しく、間違った言い分などひとつもないと本気で思っています。

妻が怒鳴られている最中に言い訳などすると、「俺に盾突くとは偉くなったもんだな」とさらに怒られます。

上下関係がないフラットな夫婦なら、喧嘩になったとしても夫は妻の話を聞き入れてくれるでしょう。

しかしモラハラ夫は、妻を自分よりも下の存在だと考えているので、妻の立場や気持ちに配慮することなど全くないのです。

 

相手に恐怖を感じるかどうか

夫から受けるモラハラはただの夫婦喧嘩とは違います。

一方的な説教のため、恐怖でしかありません。

自分が怒りをぶつけて納得がいくまでは、妻が泣いて謝っても何時間でも怒鳴り続けます。

ただ時間が過ぎ、怒鳴り散らすのに疲れてくれるのを待つしかないのです。

怒られている間は次の日になっても、仕事に行くことさえ許されません。

恐怖のため耐え続けるしかないと感じるのは、ただの夫婦喧嘩ではなくモラハラです。

 

反省や謝罪があるかどうか

モラハラ夫に反省や謝罪などは一切ありません。

とにかく自分が正しく、間違った言い分などはないと本気で思っているからです。

反省や謝罪どころか、怒っている意味が分からないのはお前が馬鹿だからだと罵られます。

夫婦喧嘩は反省し謝れば仲直りが出来ますが、モラハラには仲直りなど存在しません。

自分が言いたいだけ言い尽くしたら、後は「何度も読んで理解しろ」と反省文を書かされるだけです。

モラハラ夫に反省や謝罪などを求めてもムダでしょう。

 

解決に向けた話し合いができるかどうか

モラハラ夫は妻の話には聞く耳をもたないので、夫婦喧嘩と違い話し合いなど一切できません。

怒鳴ったり無視をしたりするのは、モラハラ夫の中では生活の一部です。

当たり前の日常なので、解決する事案など何もないと思っているからです。

建前上は「言いたいことがあるなら言え」と言いますが、最初から本気で思っていません。

結局は何を伝えても俺を怒らせるお前が悪いと言われるので、話し合いは全く成立しないのです。

 

まとめ

夫婦喧嘩とモラハラの違いは明確です。

モラハラを受けている人は、自分が悪いから喧嘩になると勘違いしてしまいます。

一方的に怒鳴られ恐怖を感じたら、モラハラを受けていると自覚しましょう。

本記事で紹介したモラハラの判断基準を参考に、モラハラする相手との関係を一度考え直してみてください。

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