「自分でやると決めたことが、なかなか続けられない……習慣化したら何かメリットがあるのかな?」
物事が続かない時、得られるメリットを知れば習慣化にチャレンジしやすくなりますよね。
実は、コツさえ掴めば習慣化しやすくなり、ラクに習慣化のメリットを得られるのです。
本記事では、習慣化のメリットと、成功させるコツや挫折しそうな時の対処法も併せて解説します。
習慣化してメリットを得たい方や、物事が続かずお困りの方は、ぜひ参考にしてくださいね。
習慣化の3つのメリット
習慣化すると得られるメリットとは、どんなものなのでしょうか?
ここでは、主なメリットを3つ紹介します。
- 自信がつく
- 目標達成の成果があがる
- やりたいことをラクに実行できる
詳しくみていきましょう。
自信がつく
習慣化すると、自分に自信がつくようになります。
物事をくり返し長期的に続けて習慣化することは、一つの大きな成功体験につながります。
成功体験をして、「自分はできる」という気持ちを持てれば、自分に自信がつくのです。
自分に自信がもてると、より高い目標にチャレンジできるようになる好循環のサイクルが生まれます。
習慣化できると、自分に自信がつくというメリットが得られ、目標にもチャレンジしやすくなるでしょう。
(参考:Chatwork)
目標達成の成果があがる
目標達成の成果があがることも、習慣化すると手に入れられるメリットです。
習慣化すると、やる気やモチベーションを必要とせずに行動を続けられるため、成果があがりやすくなります。
仕事のステップアップに向けた勉強や、ダイエットのための運動などは、習慣化することで目標を達成しやすくなるのです。
習慣にして行動をくり返し行えば、目標達成の成果があげられます。
やりたいことをラクに実行できる
習慣化するメリットは、やりたいことをラクに実行できるようになることです。
習慣にすると、やる気やモチベーションに関わらず、やること自体が当然のことになるからです。
「やらなければならないこと」や「面倒なこと」でも、習慣化できると、続けることが辛くなくなってきます。
習慣化さえできれば、やる気やモチベーションを必要としないため、ラクにやりたいことをくり返せるようになりますよ。
習慣化を成功させるコツ
習慣化を成功させるためのコツは、どんなものがあるのでしょうか?
ここでは、主なコツを7つ紹介します。
- 具体的な目標にする
- 高すぎる目標設定にしない
- 即効性を求めない
- 自分の特性を知る
- 生活動作に取り組む
- 記録をつける
- ごほうびをつくる
1つずつ、詳しくみていきましょう。
具体的な目標にする
習慣にすることを成功させるコツとして、具体的な目標を立てることが挙げられます。
「昇進する」「痩せる」などアバウトな目標にしてしまうと、実際に何をしたら良いのか分からなくなってしまいます。
「昇進条件の資格を取得するために、1日30分勉強をする」「3キロ痩せるため毎日最低15分は運動をする」など、具体的な行動としてできることを目標に立てましょう。
具体的に数字にして表しておくと、評価がしやすく、習慣化の成功につながりやすくなりますよ。
高すぎる目標設定にしない
習慣化を成功に導くには、目標設定を高くしすぎないようにしましょう。
目標を高く設定しすぎると、なかなか達成できないことで、モチベーションが下がってしまいます。
行動をすること自体がストレスになったり、目標を諦めてしまったりして、習慣化しにくくなるのです。
「高すぎる目標を設定して挫折する」といった行動をくり返すと、自己肯定感が下がり、物事に挑戦しなくなってしまう可能性も。
習慣にするためには、「続けられる」という条件を加えて目標を設定しましょう。
即効性を求めない
習慣化を成功させるコツは、即効性を求めないようにすることです。
短期間で結果を出そうとすると、目標を達成できない可能性があり、挫折しやすくなります。
習慣化する際は、目標に向かって進んでいることを意識できるように、長期的な視点で結果を求めるようにしましょう。
小さな成功体験を積み重ねられるように、目標設定の期間を短くするのも、習慣化を成功に導くコツですよ。
自分の特性を知る
習慣化を成功させるコツとして、自分自身の特性を知ることも大切になります。
自分の性格や特性が分かれば、自分に合った習慣化の仕組みが作れます。
「どんな時にさぼりたくなるのか」「飽きずに続けられたのはどんなことか」など、自分の特性を分析してみましょう。
さぼりたくなるシチュエーションを避けたり、続けられていることと組み合わせたりして、習慣化の仕組みづくりに活かせます。
過去の経験を元に、自分にどのような特性があるかを知った上で取り組めば、習慣化を成功させやすくなりますよ。
(参考:GLOBIS CAREER NOTE)
生活動作に取り組む
生活動作に組み込むことで、習慣化が成功しやすくなります。
朝起きた時やお風呂の後など、毎日している生活動作の前後に組み込むと、行動が継続しやすくなります。
タイミングは人それぞれなので、自分のライフスタイルに合わせて取り入れて、試してみることが大切です。
生活動作に組み込めば、自然に行動できるようになり、いつの間にかルーティンになっているはずです。
記録をつける
記録をつけることも、習慣化を成功させるコツです。
記録として視覚化することで、目で見て小さな達成感を味わえ、モチベーションアップにつながります。
また、記録がない日が生まれることに違和感が生まれるようになると、継続へのほど良い強制力になります。
まずは、日付にチェックを入れるなどの簡単な記録から始めるのがおすすめです。
ごほうびをつくる
ごほうびを用意して楽しみをもつことも、習慣化を成功に導くためのコツです。
ごほうびをつくると、人は目標が定まりモチベーションがあがるものです。
「1週間続いたら週末にはスイーツを食べる」など、小さなごほうびをいくつもつくれば、行動を続けやすくなりますよ。
自分が喜ぶごほうびを用意して、習慣化のモチベーションを保ちましょう。
習慣化に挫折しそうになった時の対処法
習慣化に挫折しそうになった時は、どう対処すれば良いのでしょうか?
ここでは、主な対処法を2つ紹介します。
- 能力の問題ではない!やり方や目標を見直す
- モチベーションの減退があることを知る
詳しくみてみましょう。
能力の問題ではない!やり方や目標を見直す
習慣化に挫折しそうになった時は、能力の問題ではないと捉えて、やり方や目標を見直しましょう。
習慣化できるかどうかは能力の問題ではなく、「脳」の問題だといわれています。
脳は、生命維持のため「いつも通り」をキープするようプログラムされています。
気合いを入れて高い目標を掲げてスタートすると、大きな変化に脳は抵抗するのです。
脳に拒否されないポイントは、「ゆるく始めて最初の目標設定を低くすること」です。
生活動作などルーティンに取り入れると、脳を騙しやすくなりますよ。
挫折しそうになった時は、脳の抵抗を受けていないか、やり方や目標設定を見直してみましょう。
(参考:NEWS PICKS)
モチベーションの減退があることを知る
習慣化に挫折しそうになった時は、モチベーションの減退があることを知りましょう。
習慣にすることをモチベーションに頼りすぎてしまうと、挫折につながりやすくなります。
いくら気合いを入れても、モチベーションは永久に続くものではありません。
忙しい毎日の中には、急な予定や体調不調でやる気を保てない日もあるでしょう。
例外ルールとして、「せめて◯◯だけはする」といった代替え行動を決めておくのがおすすめです。
代替え行動をクリアできればOKとして、モチベーションの減退に備えておくのです。
まずは「続けること」を目標に設定して、モチベーションに頼りすぎないようにしましょう。
まとめ
習慣化すると、どんなメリットを得られるのか気になりますよね。
本記事では習慣化のメリットと、成功させるコツや挫折しそうな時の対処法も併せて解説しました。
コツさえ掴めば習慣化しやすくなり、自分に自信がついたり成果を出せたり、さまざまなメリットが得られます。
本記事を参考に、コツを掴んで物事を習慣化させて、目標達成を叶えてくださいね。
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