「夫がいると全然くつろげない」
自宅にいるのに、くつろげないのは疲れてしまいますよね。
家にいるのにくつろげないと、妻が不調を引き起こしてしまうことも。
実は、少し工夫をすることで自分がくつろげる場所を守ることができるのです。
本記事では、夫がいるとくつろげずストレスを感じる時の、妻の声や対処法を紹介します。
筆者自身の体験も紹介しているので、夫がいるとくつろげないという方は参考にしてみてくださいね。
夫がいるとくつろげない…ストレスを感じている妻の声
夫がいるとくつろげず、ストレスを感じてしまうのはなぜでしょうか?
妻歴20年以上になる私が、夫がいるとくつろげないと感じてストレスになっていたことが5つあります。
- 夫が短気過ぎる
- 夫が寂しがり屋
- 夫の言い方が嫌味に聞こえる
- 夫にペースを乱される
- 夫婦間で不公平感がある
ひとつずつ説明します。
夫が短気で愚痴が多い
私は夫といるとき、彼の短気な性格や愚痴が多いところにストレスを感じることがありました。
一緒にいると夫は急にイライラしだしたり、大声を出したりするのです。
例えばある日、私がテレビを見ていると、夫が急に怒り出して大声を出しました。
一体どうしたのか見てみると、スマホの通信速度が普段より遅いことにイライラしていたようで、大きな声で、愚痴を言っていたのです。
関わりたくなかった私は、夫の話は話半分にして聞き流すようにしました。
夫は「共感してもらえない」と思ったようで、それからは愚痴が少し減ったように感じます。
夫が寂しがり屋
一人の時間が好きな私が、寂しがりやで、いわゆる「かまちょ」な夫の性格に気疲れしていた頃の体験です。
「かまちょ」とは、「かまってちょうだい」の略語です。
夫から耳掻きを頼まれた私が、夫に適当な対応をしていると「そんなに迷惑か」と言って拗ねることがありました。
私は今、耳掻きをしたくない理由と、この時間なら大丈夫という予定を夫に伝えるようにしました。
夫の行動が迷惑なのではなく、私の都合が悪いだけだと理解してもらえたので、拗ねることはなくなりました。
夫の言い方が嫌味に聞こえる
私が、夫の言い方が嫌味に聞こえて不満を感じていた時の話です。
夫がコーヒーを飲みたい時「コーヒーも淹れてくれないんだね」という否定語で、私に頼んできました。
私は、嫌味なだけではなくどことなく責められてるようにも聞こえて、ストレスになっていたのです。
言葉使いについて話し合いをしたところ、夫は嫌味のつもりは一切なく話し方のクセであることが分かりました。
話し方のクセに気づいた夫は、自分で気づいたら言い直すようになり、今では嫌味な言い方がだいぶ改善されました。
夫にペースを乱される
私が家事をしている時などに、夫から用事を頼まれて自分のペースを乱されることに苛々を感じていた時の体験です。
夫が、自分自身でできることでも自分でせず、私を使うことが多かったのでストレスでした。
私は、夫に合わせなければいけないと思っていたのですが、無理な時は断るようにしました。
断っても夫は気にしない様子だったので、私が勝手に気を遣ってストレスを感じていたようです。
自分の思い込みで勝手に疲れていたんだと気づいてからは、自分のペースも守れるようになりました。
夫婦間で不公平感がある
私が正社員として働いていた頃、家事や育児については夫婦対等でいたいと思っていた時のエピソードです。
子供が泣くと「ママが良いみたい。どうしたら良いのか分からない」と言って夫は、私のところに泣いてる子供を連れてきて、自分はスマホを触っていました。
しかしながら、どうしたら良いのか分からないのは私も同じなので、やる前から投げ出す夫の姿勢にストレスを感じていました。
そこで私は、夫より自分の方が子供と関わる時間が長く、子供が「ママが良い」という現実を見るようにしたのです。
不公平なのではなく「子供の意思を尊重する」という考え方に変えたところ、仕方ないと割り切れるようになりました。
夫がいるとくつろげないのはどうして?
自宅にいるのに夫がいるとくつろげないのは、なぜでしょうか。
考えられる主な理由は3つあります。
- 夫が小言を言ってくるから
- 夫がいると家事の量が増えるから
- 夫と会話が成り立たないから
詳しく説明します。
夫が小言を言ってくるから
夫が小言を言ってくる場合、いつも監視されているようで、家にいるのにくつろぎにくくなってしまいます。
まるで姑のように小言を言われると、何をしていても夫の視線や評価が気になり、気を緩めることができません。
たとえば、「いつもゴロゴロしてお菓子ばかり食べている」なんて言われたら、家事の合間のティータイムでも息が詰まりそうですよね。
小言ばかり言う夫が側にいると、夫の顔色をうかがうようになり、家にいてもくつろげなくなるのは当然のことです。
夫がいると家事の量が増えるから
夫がいると家事の量が増え、妻の負担が多くなります。
まだまだ日本では、「家事は妻がするものだ」という考えを持っている夫が多いからです。
たとえば、お昼ご飯の準備。
自分1人なら、残りものなどでサッと済ませることも可能ですが、夫がいるとそうはいきません。
当然、後片付けも増えます。
自分のことなのに妻任せにする夫がいると、家にいてもくつろげなくなってしまいます。
夫と会話が成り立たないから
夫婦の会話が成り立たないと、家にいてもくつろぎにくくなります。
なぜなら話が一方通行だったり否定されたりすると、部屋の空気が重く感じられて会話に楽しみを見だせず、大きなストレスを感じてしまうからです。
たとえば女子会や井戸端会議など、会話が楽しければ時間はあっという間に過ぎ、ストレス発散にもなりますよね。
夫との会話では必要最低限の事務的な会話が多く、話していても成り立たないこともあり、気持ち的にくつろげないと感じてしまうのです。
夫がいるとくつろげないときの対処法
夫がいるとくつろげない時は、どのように対処すれば良いのでしょうか?
すぐに実行できて、効果的な4つの方法を紹介します。
- 夫のための家事はしない
- 言いたいことはきちんと言う
- 一人で出かける
- 違う部屋で過ごす
夫のための家事はしない
夫がいるとくつろげない時の対処法の1つとして、夫のための家事をしないことです。
ちょっとしたことでも、何度も重なると妻にとっては大きな負担になってしまうからです。
たとえば、夫が休みで家にいる時に「出かけるからお昼は適当に食べて」と伝えれば、一時的でも夫のための家事から開放されます。
たまには、夫のための家事をしない日を作ることをおすすめします。
言いたいことはきちんと言う
自分が言いたいことは、夫に対してきちんと言うことが大切です。
遠慮したり気を遣ったりして、自分の言いたいことを言わないままでいると、いつまでも夫と分かり合えません。
分かり合えないだけではなく、ストレスで体調を崩してしまうことも。
たとえば、夫に対して何か伝えたいことがあるとして「どうせ言っても無駄だろう」と思って伝えなければ、夫婦間ですれ違う原因になる可能性があります。
夫と気持ちがすれ違っていると、一緒にいてもくつろげない状況は改善しないので、言いたいことをきちんと言うことが対処につながります。
一人で出かける
夫がいるからといって遠慮せず一人で出かけることも、自宅でくつろげない時の対処法です。
一人で出かけることで、誰にも気兼ねせず気持ちが解放されますよ。
散歩をしたり買い物をしたり、たとえ近所でも自分の気の向くままに出かけることで、気分転換になることがあります。
短い時間でも、一人で自由に出かける時間を作ってみてください。
違う部屋で過ごす
夫がいても、違う部屋で過ごすだけで、気分は大きく違います。
なぜなら、お互いの視界に入らないのであまり気にかけなくなるからです。
たとえば、自分はお香を焚きたいのに夫が嫌がる時も、違う部屋ならお互いほとんど気になりません。
襖を1つ隔てるだけでも気持ちは変わるので、くつろげない時におすすめの方法です。
まとめ
夫がいることで、自宅なのにくつろげないと不調の原因になることもあり、困ってしまいますよね。
本記事では、夫がいるとくつろげない時の理由と対処法を紹介しました。
少し工夫をすることで、夫がいても家でくつろげる可能性が高まります。
夫がいるとくつろげないと感じている方は、本記事を参考にしてみてくださいね。
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