「柴犬を飼うことになった!」
そんな時、柴犬に嫌われてしまうと困りますよね。
実は、柴犬に好かれる方法があるのです。
本記事は、柴犬に好かれるための方法を7つ紹介し、好かれない人の嫌われる行動を解説します。
これから柴犬を飼う予定の方や柴犬と仲良しになりたい方は、本記事を参考にしてください。
柴犬に好かれる方法は?
どうしたら警戒心の強い柴犬に好かれるのでしょうか?
- 手を差し出して近づいてくるのを待つ
- 柴犬の脇に並んでしゃがむ
- 柴犬が見えるところから触る
- 優しい声で話しかける
- 犬のペースに合わせる
- 積極的に世話をする
- 上手に出来たら褒める
主な方法を7つ紹介します。
手を差し出して近づいてくるのを待つ
少し距離をとって手を差し出し、近づいて来るのを待つということが大切です。
せっかちに近づき触ろうとすると、柴犬は唸ったり吠えたりするほど警戒心がとても強い犬種です。
相手に興味を持ち始め、近づいてくると警戒心が緩んだ合図。
興味を持ち始めると、クンクンとにおいを嗅いで分析をするのでゆっくりしゃがみます。
じっとして気が済むまでクンクンさせておきます。
柴犬の脇に並んでしゃがむ
においの確認がある程度済んだ頃に、柴犬の正面ではなく脇に並んでしゃがみなおします。
同じ方向を見るようにして、目の高さが同じくらいになると「敵意を持つ者ではない」ことがわかるからです。
柴犬は、安心するまでじっと待ってくれる人が好きなのです。
柴犬が見えるところから触る
柴犬が見えるところから触るようにしましょう。
柴犬は警戒心の強い犬種ですが、見方を変えると臆病でもあるのです。
立ったまま頭を撫でようとすると、せっかく与えた安心感が一瞬で消え去り、怯えて逃げようとします。
敵意のないことを示したら、柴犬から見えるところから手の甲で軽く触る程度にしましょう。
たとえば、あごの下から頬の辺りぐらいです。
優しい声で話しかける
落ち着いた雰囲気で優しく話しかけるようにしてみます。
柴犬は、臆病だからこそ、安心できる平和な環境を好むからです。
体を撫でることもコミュニケーションには違いはありません。
しかし、たとえ言葉は通じなくても、優しく言葉をかけてあげることも大事です。
初めて会う人に、騒がしくされたら警戒心が膨らんでしまいます。
犬のペースに合わせる
警戒心を解くためには、犬のペースに合わせることも大切です。
警戒心の強い柴犬は、初対面の人に触られたり撫でられたりすることは好みません。
柴犬も、日々の体調や気分の調子はありますから、犬のペースに合わせてあげましょう。
嫌がる素振りがみえたらすぐ止めます。
無理に続けていると、「この人は嫌な人だ」というイメージをインプットさせてしまうからです。
嫌なことをしない人と記憶させましょう。
積極的に世話をする
柴犬の世話を積極的に行うのも、警戒心を解くためには必要です。
散歩・食事・ブラッシング・歯磨き・トイレなど、日々のお世話を積極的にしてくれる人は好かれます。
自分のことを理解してくれるし、自分も理解できるからです。
気まぐれでお世話する人だと犬のこともわからないでしょうし、犬の方もわかりません。
散歩の時のリードの扱い方ひとつでも、いつも連れて行ってくれる人とたまにしか行かない人に違いがあるはずです。
犬は、ちゃんとわかっています。
上手に出来たら褒める
上手に出来たら、ちゃんとほめてあげることが大事です。
柴犬も、怒られているか褒められているかはちゃんとわかります。
トイレトレーニングなどのしつけのときはもちろん、遊んでいても上手く出来たら褒めてあげます。
人間と同じで、褒められたり共感されたりすると気持ちよくなるのです。
柴犬に好かれない人の行動
では、柴犬に好かれない人の行動にはどんな行動があるのでしょうか?
- しつこく触る
- 恐怖心を与える
- 大きい声を出す
- 驚かすようなことをする
- 目をじっ見つめる
- きつい香水やタバコの臭い
主なものを6つ紹介します。
しつこく触る
柴犬に好かれない人の行動は、しつこく触ることです。
しつこく触られるのは、恐怖を感じても嬉しくはないからです。
触ろうとしたとき、後ずさりしたり少しでも嫌がるような素振りを見せたりしたらやめましょう。
意思表示したにもかかわらず、しつこく触ると嫌な人との印象で記憶されてしまうからです。
恐怖心を与える
恐怖心を与えるのも、柴犬に好かれない行動です。
何気ない行動やよかれと思ってやったことが、実は犬にとってとても恐怖に感じることもあるようです。
他の犬と仲良くできない柴犬をドッグランに連れて行くのは、恐怖心を与える恐れがあります。
「高い、高い」と高く抱き上げることも、愛犬に恐怖心を与えるでしょう。
また、しつけのためにと体罰を行えば恐怖心を与え、信頼関係は一瞬で消え去ります。
柴犬には恐怖心は与えず、安心感を与えましょう。
大きい声を出す
大きい声を出すのも、柴犬に好かれない人の行動です。
犬の聴覚は人間よりはるかに優れていて、大きな音や甲高い音に対しては敏感に反応します。
人間の子どもや大声を出す人は苦手で、嫌がられる傾向があります。
大きなくしゃみの音や怒鳴り声、酔っ払ってテンション高くなった状態での声がけなどは、強く怒られているように聞こえるようです。
花火大会や爆竹・雷の音も苦手で、部屋の隅に隠れたり嘔吐したりする犬もいます。
そばに近づくときは、安心感をあたえるような落ち着いた雰囲気で静かに話しかけましょう。
驚かすようなことをする
驚かすようなことをする人も、柴犬に好かれません。
たとえ飼い主さんであっても、寝ていたり餌を食べていたりしているときにいきなり触って驚かすようなことは止めましょう。
一生懸命食事をしているところにおどろかされたら、犬はびっくりします。
犬は驚かされるような行動が嫌いです。
寝ていたり餌を食べていたりしたら、そっとしておきます。
目をじっと見つめる
柴犬の目をじっと見つめる行動も、柴犬に好かれません。
そもそも犬は、飼い主以外に正面から目を合わせて見つめられるのを嫌います。
見つめそうになったら目をそらしましょう。
動物界では、正面から目を合わせて見つめあうことは敵対することが多いからです。
きつい香水やタバコのにおい
犬の嗅覚は聴覚同様優れていて、いろいろなにおいをかぎ分けます。
タバコのにおいや、いい香りのつもりでつけているきつい香水なども苦手な犬が多いです。
自分でタバコをすわない・香水つけない場合でも、外出先でにおいが移る場合があるので注意しましょう。
まとめ
柴犬を飼うことになったのに、知らないうちに嫌われる行動をしていると困りますよね。
実は、柴犬に好かれる方法があるのです。
本記事は、柴犬に好かれるための方法を7つ紹介し、好かれない人の嫌われる行動を解説しました。
これから柴犬を飼う予定や柴犬と仲良しになりたい方は、本記事を参考にしてくださいね。
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