ワンオペ育児だと離婚率が高い?離婚につながる理由やメリット・デメリット

 

「ワンオペ育児だと離婚率が高いの?」

「ワンオペ」というと、一人に負担がかかって身動きがとれないようなイメージがありますよね。

実は、ワンオペ育児は、離婚原因になる可能性が大きいのです。

本記事では、ワンオペ育児だと離婚率が高くなる理由を解説し、離婚のメリット・デメリットを紹介します。

「もしかして自分はワンオペかな?」と思い当たる方は、本記事を参考にしてください。

 

ワンオペ育児とは

ワンオペ育児とはどういう意味でしょうか?

夫婦のうちどちらかにだけ(多くは妻)、家事・育児のほとんどを一人で行うことを「ワンオペ育児」といいます。

女性の社会進出が進み共働き家庭が増えた今でも、女性が一人で育児や家事を担っています。

近年新しく生まれた造語です。

(参考:子育て

 

ワンオペ育児が原因の離婚率

ワンオペ育児が離婚の原因になっているケースは多いようです。

離婚の原因に関するアンケート結果によると、ワンオペ育児に関係する離婚原因は、全体の約60%を占めています。

7位・8位は「育児に参加しない・非協力的」であることが示されており、5位は義母の育児に関するモラハラ、4位は夫の育児に関するモラハラ発言などが含まれます。

ワンオペ育児で育児や家事に追われ負担が大きいために、不満が膨らみ離婚原因になることが多いと予想されます。

(参考:https://childcare-life123.com/category1/2176/#st-toc-h-10)。

 

ワンオペ育児が離婚につながる理由

どうしてワンオペ育児が離婚につながるのでしょうか?

主な理由には次の4つがあります。

  • 自分のことしか考えない夫に愛想が尽きるから
  • つらいときに助けてくれなかった恨みが残るから
  • 子育てで精一杯なのに夫の世話までできないから
  • 結婚していても孤独ならシングルのほうが気が楽だから

それぞれ解説します。

 

自分のことしか考えない夫に愛想が尽きるから

ワンオペ育児が離婚につながる理由に、自分のことしか考えない夫に愛想が尽きてしまうということがあります。

夫が身勝手だと、妻はたとえ家族がいても独身のように1人で行動しなければなりません。

自分の要求ばかり・自分の時間ばかり・育児は都合のいい時だけという夫のマイペースな行動は、妻をイラ立たせます。

こうして、夫婦関係にだんだんとズレが生じてしまうのです。

(参考:離婚弁護士相談Cafe

 

つらいときに助けてくれなかった恨みが残るから

ワンオペ育児が離婚につながる理由に、つらいときに助けてくれなかった恨みが残るということがあります。

夫の無理解や協力体制のなさによって、妻が体力的・精神的に追い詰められてしまうのです。

たとえば子どもの体調不良のときの心細さ・子どもの心身の成長に伴う戸惑いなどは、夫婦で協力して乗り越えるのが一般的です。

ワンオペの妻は、自分一人で家事や育児をこなさなくてはいけない責任の重さ・不安・ストレスを抱え孤独に陥り、やがて恨みとなって残るのでしょう。

(参考:行政書士 函館/小川たけひろ行政書士事務所

 

子育てで精一杯なのに夫の世話までできないから

「子育てで精一杯なのに夫の世話までできない!」という不満も、ワンオペ育児が離婚につながる原因の一つです。

食事の用意や洗濯・アイロンがけなど、夫の分の家事は妻の大きな負担です。

育児に非協力的ならば、「できることは自分でやって」という気持ちにもなるでしょう。

心身ともに疲労が積もり積もると、夫の世話までできなくなるのは当然です。

(参考:LIFE INSIDER

 

結婚していても孤独ならシングルのほうが気が楽だから

ワンオペ育児が離婚につながるのは、結婚していても孤独ならシングルのほうが気が楽だからという理由もあります。

ワンオペ育児が、当たり前になるほど追い込まれてしまうのです。

助けてほしい時にも手を差し伸べてもらえず、夫としての存在がすでになくなって「なんで結婚したんだろう?」という気持ちが湧いてしまいます。

結婚していても孤独なら気楽な方がいいと思ってしまいますよね。

(参考:ベンナビ

 

ワンオペ育児が原因で離婚するメリット・デメリット

ワンオペ育児が原因で離婚するメリット・デメリットにはどのようなことがあるのでしょうか?

主なメリット2つ・デメリット2つは次の通りです。

  • メリット①夫によるストレスから解放される
  • メリット②子どもに夫婦喧嘩を見せなくて済む
  • デメリット①経済的に不安定になる
  • デメリット②子どもに寂しい思いをさせてしまうことがある

それぞれ解説します。

 

メリット①夫によるストレスから解放される

ワンオペ育児が原因で離婚するメリットに、夫によるストレスから開放されるということがあります。

離婚すれば、夫の分の家事負担を軽減できます。

夫の食事の準備や後片付け、洗濯物を干したり取り込んで畳んだりする必要がなくなるからです。

ワンオペで手一杯な上に、夫のために行動するのは、精神的にも肉体的にもかなりのストレスなのです。

(参考:離婚弁護士ALG

 

メリット②子どもに夫婦喧嘩を見せなくて済む

子どもに夫婦喧嘩を見せなくて済むことも、ワンオペ育児が原因で離婚するメリットです。

イライラすると言わなくていいことを口に出し、口論から喧嘩に発展します。

見ていないようで見ているのが子どもで、じっと喧嘩の様子を見て悲しい思いをしているのです。

喧嘩の場にいなくても雰囲気で感じ取り、ひどいときにはトラウマとなってしまいます。

喧嘩が絶えない場合は、子どものことを考えての選択が必要かもしれませんね。

(参考:こじらせ夫と。

 

デメリット①経済的に不安定になる

ワンオペ育児が原因で離婚するデメリットには、経済的に不安定になるリスクがあげられます。

専業主婦の方の場合、離婚条件として相手から受け取れるお金だけでは十分ではないからです。

共働きの場合でも、世帯収入は減少します。

養育費をもらいひとり親家庭の支援を受けても、働きに出なければならないでしょう。

離婚することで経済的に苦しくなってしまうおそれは、かなり大きいデメリットです。

(参考:離婚弁護士ALG

 

デメリット②子どもに寂しい思いをさせてしまうことがある

子どもに寂しい思いをさせてしまうことも、ワンオペ育児が原因で離婚するデメリットです。

特に父親が好きな子どもは現状に戸惑い、不安をいだき、情緒が不安定になることもあります。

子どもの気持ちを理解し、愛情を注いで寄り添うことを大切にしなければなりません。

(参考:こじらせ夫と。

 

まとめ

「ワンオペ」というと、一人に負担がかかって身動きがとれないようなイメージがありますよね。

実は、ワンオペ育児が離婚原因になる可能性は大きいのです。

本記事では、ワンオペ育児だと離婚率が高くなる理由を解説し、離婚のメリット・デメリットを紹介しました。

「もしかして自分はワンオペかな?」と思う方は、一人で頑張り過ぎないよう本記事を参考にしてくださいね。

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