職場やSNS等、様々な場面において悪口を耳にすることがあります。
本記事では、悪口を言う人の特徴や対処法と、聞こえるように言われた際に取るべき行動をご紹介します。
悪口を言われたり聞いたりしてストレスが溜まっている人は、是非参考にしてくださいね。
悪口を言う人の特徴は?
そもそも人はなぜ悪口を言ってしまうのでしょうか?
一体どんな心理状態なのか気になりますよね。
悪口を言う人には次の6つの特徴があります。
- 自分に自信がない
- 自分が正しいと思っている
- ライバル意識を持っている
- 一人で孤立していたくない
- 嘘をつく
- 悪口を言ってストレスを発散している
詳しく説明します。
自分に自信がない
悪口を言う人は、自分に自信がないという特徴があります。
自己肯定感が低い傾向にあり、自分の自尊心を保つために相手のあら探しをするのです。
他人を批判することで、自分のほうが優れているという安心感を得ます。
自分の心の中にある劣等感を何とか払拭しようとしているのです。
自分が正しいと思っている
悪口を言う人の特徴として、自分が正しいと思っている可能性があります。
自分の考えや思いが全てなので、それに反する人は受け入れられず悪く言うのです。
「自分の考えが絶対!」と思い込み、人の意見に耳を傾けようとしません。
自己中心的で、自己顕示欲を満たすために悪口を言う傾向にあります。
ライバル意識を持っている
悪口を言う人の特徴として、ライバル意識を持っていることが挙げられます。
相手が自分よりも勝っているのが気に食わず、悪口を言って自分の立場を優位にしようという心理の表れです。
例えば、自分よりも評価されていたり、成績が良かったりと様々な角度から勝手にライバルだと意識して闘争心を燃やします。
相手に負けたくないという思いから、足を引っ張ろうとしているのですね。
一人で孤立していたくない
一人で孤立していたくないという思いから、悪口を言う人もいます。
特定の人をターゲットにして悪く言い、自分が孤立しないように自己防衛をしているのです。
周囲と関わりを持ちたいのに方法が分からず、悪口を言って共通の話題を見つけようとしている可能性もあります。
悪口を言って他人に共感してもらうことで、同じ話題を共有した仲間という錯覚に陥っているのですね。
嘘をつく
嘘をつくことも悪口を言う人の特徴です。
嘘をつくのは、自分を良く見せたいという気持ちの表れです。
そのため、自分のポジションを脅かす存在に対し、悪口を言ってしまう場合があります。
悪口を言えば、相手の評価が下がり、自分を良く見せられると思っているのです。
悪口を言ってストレスを発散している
悪口を言う人の特徴として、悪口を言ってストレスを発散している可能性もあります。
心に溜まっている悪い感情を吐き出すことで、自分だけがスッキリしているのです。
他にストレス発散をする方法が分からず、悪口が習慣化しているのですね。
悪口を言ってストレス発散しているつもりが、結果ストレスを増やし、また悪口を言うという無限のループに陥っている傾向にあります。
悪口を聞こえるように言われた時の対処法
では、悪口を聞こえるように言われた時はどのように対処すればよいのでしょうか?
次の4つの対処法を紹介します。
- 誰に言っているのかを確認する
- 悪口の原因を考えてみる
- 気にしない
- 信頼している人に相談する
誰に言っているのかを確認する
悪口を聞こえるように言われた時の対処法として、誰に言っているのかを確認してみましょう。
もしかすると、自分に向けた悪口ではない可能性もあります。
また、面と向かって確認されたら相手も不意をつかれ、悪口を止めるということも。
確認は勇気のいる行動ですが、「しっかり聞こえていますよ」と相手にアピールする良い機会にもなり得ます。
悪口の原因を考えてみる
悪口を聞こえるように言われた時の対処法として、悪口の原因を考えてみることをおすすめします。
自分に自覚がないだけで、相手に失礼な態度を取ったり、反感を買う対応をしている可能性もあります。
今一度、自分自身の日頃の行動や相手への接し方を振り返ってみましょう。
思い当たるふしがあれば、反省して改めると悪口が収まる場合もありますよ。
気にしない
悪口を聞こえるように言われた時の対処法として、気にしないようにしましょう。
悪口を言われて困っている姿を見せると、面白がってますます悪口がエスカレートする可能性があります。
気にせず平静を装っていれば、「この人の悪口を言ってもつまらない」と収まることも。
悪口を気にしすぎて、精神的に追い詰められないためにも「また言ってる」くらいに考えて大らかに構えてみましょう。
信頼している人に相談する
悪口を聞こえるように言われた時の対処法として、信頼している人に相談してみるのも1つの手です。
自分だけで悩まず、相談してみると良い解決策が見つかる可能性が高いです。
職場であれば、同僚や直属の上司などに「悪口を言われて困っている」と伝えてみましょう。
内容によってはモラルハラスメントに該当する場合もありますので、客観的な意見を聞いてみると良いですね。
悪口を言う人と一緒にいるときの対処法
では、悪口を言う人と一緒にいるときはどのような対処をしたらよいのでしょうか?
「聞いてあげた方がいいのかな」と思いつつも、どうしてよいのか悩みますよね。
そんな時の対処法として次の3つを紹介します。
- 距離を置く
- 同調しない
- 話を良い方向に向ける
距離を置く
悪口を言う人と一緒にいるときの対処法として、距離を置くことをおすすめします。
悪口を言う相手の近くにいないようにすれば、悪口を聞かされず心穏やかに過ごせます。
どうしても付き合いが必要な時は、当たり障りのない会話のみに留めておきましょう。
こちらの態度が変われば、相手も諦めて離れていく可能性があります。
同調しない
同調しないことも、悪口を言う人と一緒にいるときの対処法です。
悪口を言う人は、共感を求めているため、同調すると益々ヒートアップしてしまいます。
悪口が始まったら、さり気なくその場を離れたり、話をそらしたりしてみましょう。
「一緒に言っていた」と誤解されて信頼を失わないように、同調しない姿勢を貫き自分を守ることが大切です。
話しを良い方向に向ける
悪口を言う人と一緒にいるときの対処法として、話しを良い方向に向けることをおすすめします。
自分が得意な話題を振られると嬉しそうに話し、悪口を言わない可能性があります。
例えば、相手の趣味を詳しく聞いたり、良いところを褒めてあげたりしてみましょう。
途端に機嫌が良くなり、会話に花が咲き楽しい時間になる場合もありますよ。
まとめ
本記事では、悪口を言う人の特徴や対処法と、聞こえるように言われた際に取るべき行動をご紹介しました。
他の人の悪口を聞かされたり、自分の悪口を聞こえるように言われたりしたら、本当に気分が落ち込みますよね。
悪口を言われた時はまず、自分にも非がないかを考えたうえでもし思い当たらなければ気にしないほうが賢明です。
悪口の対処法を取り入れつつ、他人の言動に振り回されないように自分の軸をしっかりと保っておきましょう。
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