「貯金を頑張るのがストレス…無理なくお金を貯めるコツはないのかな?」
貯蓄を頑張ることがストレスというのだと、困りますよね。
本記事では、貯金を頑張るのがストレスにならず、無理なくお金を貯めるコツを解説します。
貯金を頑張るのがストレスと感じている方は、本記事を参考にしてください。
貯金を頑張るとストレスがたまる理由
貯金を頑張るとどうしてストレスがたまるのでしょうか?
- 貯金のために我慢することが多い
- お金の管理をきっちりしようとしすぎてしまう
- 頑張っているのに思うようにお金が貯まらない
それぞれ説明します。
貯金のために我慢することが多い
貯金を頑張るとストレスがたまる理由は、貯金のために我慢することが多いからです。
完璧主義で最初からフルパワーで臨めば、いつか節約疲れを起こしてしまいます。
ひとつだけ何かを我慢して、貯金することの動機づけをしましょう。
何かひとつを我慢することで、貯金への決意を自分自身に表明するのです。
ひとつの我慢と引き換えに、お金を貯められる体質に一歩近づくことができるでしょう。
お金の管理をきっちりしようとしすぎてしまう
貯金を頑張ると、お金の管理をきっちりしようとしすぎてストレスがたまります。
お金の管理、お金を使う行為そのものがストレスになるからです。
「きちんとお金の管理をしなければ……」と極端な人では1円単位の誤差も見逃さないよう、無駄がないように家計簿に没頭してしまいます。
お金の流れを把握して節約することは大切ですが、やりすぎると心のゆとりがなくなってしまいます。
結果、ストレスを貯めて家計管理をやめてしまうことに。
家計と心のバランスを保ちながらやっていきましょう。
頑張っているのに思うようにお金が貯まらない
頑張っているのに思うようにお金が貯まらないことも、ストレスがたまってしまう理由です。
少額の貯金からではなく、いきなり高い目標を立ててしまうと、負担が大きくなってしまう可能性があります。
貯金も無理は禁物で、はじめは小さな金額でも貯めて10万円・20万円を確実に貯める成功体験を積みましょう。
月1万円でも、長い目で見れば年間12万円10年で120万円、100万円レベルの貯金も夢ではなくなります。
いきなり高い目標を立てないことが大事ですよ。
【貯金上手な人に聞いた】ストレスをためずに無理なく貯金するコツ
どんなふうにしたらストレスをためずに無理なく貯金できるのでしょうか?
貯金上手な人に聞いた、ストレスをためずに無理なく貯金するコツを紹介します。
次の体験談は7つです。
- 社会人4年目の女性が約3年で500万円貯金したケース
- 3つのルールで120万円貯金したケース
- 義母のひと言が救いになったケース
- 家計管理開始から4年半で1000万円貯めたケース
- 働き方を変えて節約に成功したケース
- 仕事の負担が減って貯金しやすくなったケース
- 妊娠で目が覚めて貯金を始めたケース
それぞれ紹介します。
社会人4年目の女性が約3年で500万円貯金したケース
実家暮らしから東京への転勤で一人暮らしを始めたことをきっかけに、貯金を始めたAさんの体験談です。
一人暮らしを始めると、実家暮らしではわからなかった不安を覚え、家計簿をつけました。
支出を「見える化」したことで、無駄遣いが多いことがわかり、無駄を減らすこと・節約することを心がけました。
あくまで無理せずに、自分のできる範囲で行い、自分の中で節約するもの・しないものを明らかにしたそうです。
結果としてストレスなく楽しみながら貯金でき、500万円を越えました。
Aさんは、いざとなった時にためらいなく思い切って行動するためにも貯金は大きな助けになると言っています。
参考:リクナビNEXT
3つのルールで120万円貯金したケース
産休で収入が減少したことをきっかけに家計を見直して、年間120万円を貯金できたBさんの体験談です。
Bさんは3つのルールに則って節約を楽しみながら、年間120万円を貯金しているそうです。
無理な目標を立てない・貯金できない月があっても気にしない・楽しめる節約術のみを試すという3つのルールを決めています。
「ストレスを溜めない・無理をしない・節約を楽しむ」ことが大切だからです。
節約は固定費から見直し、やりくりできた金額を確実に貯金に回します。
変動費は削らず抑える工夫をし、医療費は意外と大切な費用なので多めに予算に組み込みました。
使わなければそのまま貯金に回します。
税金は、ふるさと納税を利用して納め、返礼品を受け取り食費の節約に役立てているそうです。
Bさんはストレスなく節約をし、年間120万円の貯金ができたと言っています。
参考:リノシー
義母のひと言が救いになったケース
2人の子の教育費をしっかり貯めなきゃと、節約を始めたTさんの体験談です。
ケチケチ・ガマンの連続、精神的にもどんどん追い詰められたのだそうです。
付き合いとはいえ外食や飲み会にお金を使う夫に、イライラするし文句も出て夫婦仲は最悪になったとか。
ある日、義母との雑談で「ほどほどに貯めて、ある程度は自分のためにも使ったほうがいいね」と聞きました。
聞いた途端、肩の荷がおりたような気がしたそうです。
「いかに削るか」ではなく「いかに上手に使うか」という考え方に変えると家計も変わりました。
お金を使ってもむしろ出費がダウン。
夫婦げんかも激減し夫も家計に協力的になり、貯蓄は現在右肩上がりだそうです。
参考:ベネッセ
家計管理開始から4年半で1000万円貯めたケース
危機感を感じ一念発起して家計を整え、4年半で1000万円貯められたCさんの体験談です。
夫婦揃って浪費家・貯金ゼロ・お金を貯めるという意識や概念は常になかったそうです。
ところが育休で危機感を感じ、一念発起。
家計の見直しから始め、「浮かせる節約」を取り入れました。
いろんなお得を利用して無理なく楽しく続けているのだそうです。
大きな買い物は、ローンを組まずに準備資金を貯めてから一括購入するそうです。
無駄な手数料を支払うことは排除し必死で家計を見直し整えてきました。
結果、お金が貯まる流れができ行動の習慣がつき、4年半で1000万円貯められました。
働き方を変えて節約に成功したケース
自炊で節約した派遣看護師Dさんの経験談です。
Dさんは、病棟で働いていた頃は残業も多くて、帰宅後に自炊などできる状態ではありませんでした。
総合病院の外来に派遣看護師として勤務するようになって、ほぼ定時で帰宅できるようになったそうです。
帰宅途中にスーパーで買い物をし、ゆっくり料理することができて、外食やコンビニに行く回数が減少しました。
おかげで一人暮らしで月6~7万円かかっていた食費が、今では月4万円ぐらいまでに抑えられるようになりました。
参考:SUPER NARS
妊娠で目が覚めて貯金を始めたケース
派遣看護師Eさんは、勤務先が変わったことで散財癖が治ったという体験談です。
派遣看護師Eさんは、病院勤務時代にたくさんのタスクがあり多忙を極めていました。
仕事に追われているストレスからボーナスで必要以上の散財をしていたのだそうです。
なので、稼いでいるのに貯金ができていませんでした。
現在は、派遣で介護施設でのんびり勤務しています。
勤務時間以外は仕事やストレスから開放され、収入は減額したのにもかかわらず、お金に余裕ができたそうです。
参考:SUPER NARS
妊娠で目が覚めて貯金を始めたケース
もともとは金遣いが荒く貯金もできないタイプのFさんが、節約に目覚めた体験談です。
お金はあればあるほど使い切ってしまうFさんは、妊娠をきっかけに節約に目覚め、あっという間に節約マスターになったそうです。
でも根本的な性格は変わったわけではなく、入ってきたお金は使い切ってしまいたいという欲求にかられるのだそうです。
あえてお金を目の前から消し、意図的に分散させておきます。
総資産も分からず簡単にお金を使えない状況を作れば、自然と節約生活ができるという方法を実践しています。
油断するとお金を遣い過ぎてしまうからだそうです。
まず財布には、特にお金を使う予定が無い限りお金を補充しません。
次にATMで一気に下ろしたお金は封筒に入れて自宅におき、中から家計積立として費目別の積立にまわします。
いざというときのために、普段から少しずつ積み立てておくのです。
そして、指定された引き落としのみに使用している口座があれば、無駄遣いを防ぐためにいくらかの現金を入れておくのです。
お金を分散することで、手元に残るお金(食費や雑費に回すお金)が、収入に対してかなり少なくなります。
強制的に節約生活ができ、うっかりお金を使いすぎて後悔することが減ったそうです。
参考:ノマド的節約術
まとめ
貯蓄を頑張ることがストレスというのだと、困りますよね。
実は、節約疲れをせずに無理なくお金を貯めるコツがあるのです。
本記事では、貯金を頑張るのがストレスにならず、無理なくお金を貯めるコツを解説しました。
貯金を頑張るのがストレスと感じている方は、本記事を参考にぜひ実践してくださいね。
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