「きっと色々と心配をしてくれているのだとは思うけれど、子育てに対しての口出しが多くて疲れる……」
結婚したあとから「子供は?」「そろそろだね」などと子供を望んでいた義両親。
そんなんだと疲れるし困りますよね。
実は義両親からのうるさい口出しへの対処法があるのです。
本記事では、義両親からの育児への口出しに対しての筆者の経験談と対処法を紹介します。
育児への口出しに悩まれている方は参考にしてみて下さいね。
【あるある】義両親の育児への口出しをありがた迷惑に感じた体験談
義両親は孫が出来てとても嬉しい気持ちがあるのは理解できます。
そして両親も子育てをしてきた先輩ですから、子育て初心者の私たちに知識を伝えたい気持ちも分かります。
しかし、「流石に口出しが多すぎて疲れる……」と感じた経験が筆者にもありました。
以下、筆者の体験談を5つご紹介致します。
- 「母乳育児が大切!」
- 「離乳食や子供が食べるものは全て手作りでなければならない」
- 「早寝早起きが大切」
- 「危ないことをやらせてはいけない」
- 「TV・YouTubeなどの映像を観せてはいけない」
「母乳育児が大切!」
義両親世代の子育てでは、現代のように様々なミルクが販売されていた訳ではなかったですよね。
ミルクへの偏見があるのか「ミルク育児は乳児の体に良くない」「発達に遅れが出る」「大きな子に育たない」などと言われることも。
根拠のない思い込みからくる固定概念とミルク育児が重要だという押し付けがあり、筆者は相当なストレスが掛かっていました。
筆者はディーマーという症状や、母乳分泌不足から授乳を続けることができませんでした。
その他にも様々な理由があり、母乳育児が続けられない方もいらっしゃいますよね。
それなのに色々と口出しされるのは辛いものです。
参考:たまひよ
「離乳食や子供が食べるものは全て手作りでなければならない」
共働きであったり、旦那の帰宅が遅かったりとワンオペ育児では離乳食を作るのも大変ですよね。
なので筆者もよくインスタントの離乳食などに頼ることがありました。
しかし「手作りでないと栄養が無い」「病気になるリスクが上がる」などと、上記でもあったような、またしても根拠の無い固定概念の押し付けがありました。
こちらの状況など知る由もなく言われるのは堪ったものではありません。
「早寝早起きが大切」
確かに規則正しい生活は大切です。
しかし、子供の体や心の成長や変化によって、毎日早寝早起きができるという訳ではありませんよね。
筆者が義両親に言われたのは「夜は19時に寝て朝は5時に起きるのが当たり前だった。そうでないと大きくなれない」です。
「昔の基準で物事を言われても、現代は家庭それぞれで生活リズムが違うのに……」と悩みました。
「危ないからやらせてはいけない」
段差から飛び降りたり、高いところへ登ったり。
好奇心旺盛な子供はやって当たり前な行動ですよね。
しかし「怪我をしたらどうするんだ」「危ないからやらない方が良い」などと、子供の好奇心や成長の機会を奪うような発言をされたこともありました。
「親は私達夫婦なのに、なぜ義両親にそこまで言われなければならないんだ」とストレスでした。
「TV・YouTubeなどの映像を観せてはいけない」
現代はデジタル社会であり、昔と比べて映像が多い時代となっています。
スマホやタブレット、ゲーム機などどこの家庭にもあるのが当たり前で、生活とは切っても切り離せない存在ですよね。
しかし、筆者は「TVやYouTubeは脳の発達に悪い」「小学校までは絵本で充分」と言われました。
保育園でもタブレットでの授業が始まっている現代。
また、ずっとマンツーマンでの育児ができるかと言ったらそうではなく、動画に頼りたい時だってあります。
育児に口出ししてくる義両親がうざいときの対処法
では、上記でご紹介したような、とにかくうざい口出しにはどのように対処していけば良いのでしょう。
筆者の体験を踏まえた上で6点説明していきます。
- 適当に聞き流す
- 見をはっきり伝える
- 「医師からこう言われた」と伝える
- 昔とは常識が違うとやんわり伝える
- 義両親と距離をおく
- 話を逸らす
適当に聞き流す
筆者は「確かにそうですよね!気をつけます!」が口癖でもありました。
とにかく聞いているようで聞かない!“右から左へ受け流す“
「これからやってみます!」も、適当な聞き流し方です。
意見をはっきり伝える
「私たちはこのような考え方で育児をしています」と意見をはっきり伝えるのも手です。
義両親達も、必ずしも「嫌な思いをさせてやろう」と考えて言ってくる訳では無いと思います。
そして、まだ育児初心者の立場だと「分からないことが多いだろう」と思われている可能性もあります。
その為、「育児のことをしっかり考えている」ということが義両親にも伝われば理解してもらえることもあるかもしれません。
「医師からこう言われた」と伝える
筆者が「ミルク育児が一番良い」と言われた時にはまず、正直に母乳育児ができない理由を伝えました。
また、現代のミルクの作られ方や内容、医学的根拠と医者から「現代はミルクも母乳も発達に影響が無いと言われた」という内容を伝えました。
そうすることでその後は母乳育児に関しては口出しされなくなりました。
昔とは常識が違うとやんわり伝える
育児本に書いてあったこと、現代の育児は昔とは違っているということをやんわりと伝えてみるのも手です。
“やんわりと“といっても難しいと思います。
しかし「育児本のこの部分にこのようなことが書かれている」「今は保育園でもこのような教育が主流」などと、根拠と共に伝えることで理解してもらえる可能性があります。
義両親と距離をおく
義両親も孫には会いたいと思いますが、ある程度の距離を置いた方がこちらもストレスはありませんよね。
とは言っても、共働きではなく家にいつも子供と居る環境であったり、義両親との家が近かったりすると簡単には距離も置けないとは思います。
筆者は定期的に子供の写真を郵送したり、ラインで動画を送ったりしています。
動画の場合は、安全な場所で楽しそうにしている様子を送り、口出しをされなさそうな動画を送っていました。
また、テレビ電話で子供と義両親で少し話をしてもらう、夫に協力して義両親にも理解をしてもらうなど工夫をしています。
話を逸らす
一応、義両親の話を「そうですよね」と肯定しつつも「そう言えば夫の昔の頃はどうだったんですか?」「お義母さん、お義父さんも大変だったでしょう」などと共感しつつ、自分の子供への話から逸らしてみるという方法もあります。
話を聞いていないと思われないように、義両親からの言葉におうむ返しをしながら、自分の子供の話にならないよう話題を出してお話をするというのも一つの手です!
まとめ
結婚した後から、子供を望んでいた義両親。
やっと子供が出来て産まれたら、次は子育てに関しての口出し。
「色々と心配をしてくれているのだとは思うけれど口出しが多くて疲れる……」という経験がある方も多いでしょう。
本記事では義両親からの育児への口出しに対しての筆者の経験談と、対処法をご紹介したので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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