本記事では、自分軸と他人軸で生きる人の違いやバランスの取り方についてご紹介します。
生き辛さを感じている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
自分軸で生きる人・他人軸で生きる人の違い
自分軸で生きる人と、他人軸で生きる人との違いはどのようなものがあるのでしょうか。
3つご紹介します。
- 自分の気持ちに、正直に動くか、他人の意見や世間体に合わせて動くか
- 1人でも行動できるか、皆と同じだと安心するか
- ストレスフリーで楽しいか、本当の自分がわからず辛いか
自分の気持ちに正直に動くか、他人の意見や世間体に合わせて動くか
自分軸で生きる人と他人軸で生きる人の違いとして、自分の気持ちに正直に動くか、他人の意見や世間体に合わせて動くかがあります。
自分軸とは「自分がどうしたいか、どうありたいのか」を基準に行動することです。
自分の気持ちに正直に動くと、自分の考えで行動を決められるため自信を持てます。
もしトラブルが起きたときにも自らの責任と考えて対処できるのです。
反対に他人の意見や世間体に合わせて動くと、やりたくないことを我慢してやらざるを得ないこともあり、ストレスが溜まります。
自分軸に沿って行動する方が、自分を抑制するマイナスの感情を抱きにくくストレスが溜まりにくいと言えるでしょう。
一人でも行動できるか、皆と同じだと安心するか
自分軸で生きる人と他人軸で生きる人では、一人でも行動できるか、皆と同じだと安心するかの違いがあります。
1人でも行動できる人は、自分の行動を自分で決められるので決断力があります。
皆と同じだと安心する人は、自分の決断や行動に自信がなく他人の意見に従って行動する傾向があるのです。
他人の意見に従っていると他人に依存することに慣れてしまい、重要な決断を迫られたときに自分だけで決断できません。
自分で決断できないと「自分は何もできない」と感じ自己肯定感も下がります。
決断力がないと自覚がある方は、自分軸を持って決断するトレーニングをするのがいいでしょう。
ストレスフリーで楽しいか、本当の自分が分からず辛いか
自分軸で生きる人はストレスフリーで楽しく、他人軸で生きる人は本当の自分がわからず、辛くなる傾向があります。
自分軸で生きていると、何事も自分の意思で決定するため、ストレスがありません。
他人軸で生きると周りの目が気になり他人の考えに基づいて行動するため、本当は自分が何をしたいのかがわからず辛くなります。
自分が何をしたいのかがわからないと、夢や目標を持ちにくくもなるでしょう。
目標を持てたとしても、目標に向けた最短経路を進めなくなったり、失敗した時に人のせいにしたりして成長できないこともあります。
本当の自分を知り、ストレスフリーで生きるためにも、自分軸を持つことは大切なのです。
自分軸と他人軸のバランスの取り方
自分軸と他人軸は、どのようにバランスを取ったら良いのでしょうか。
8つのバランスの取り方をご紹介します。
- 自分軸がある人がわがままな人とは限らないと理解する
- 迷ったら自分の本音を確認する
- 全員から好かれなくてもいいと割り切る
- 自分で意思決定する機会を少しでも増やす
- 自分の直感を大切にしつつ他人の話しもしっかり聞く
- 自分で責任が取れることは反対されても貫いてみる
- 他人の意見が正しいと思ったら素直に従う
- 自分らしさで迷惑をかけたら穴埋めをする
自分軸がある人がわがままな人とは限らないと理解する
自分軸と他人軸のバランスを取るために、自分軸がある人がわがままな人とは限らないと理解することが大切です。
自分軸がある人は自分の主張をするため、わがままな人に見えがちですが、自分の主張を押し通そうとしているわけではありません。
あくまでも自分の考えを主張し、相手の意見も聞き入れた上で最善の方法を採用しようとする姿勢を持っています。
一方でわがままな人は、自分の意見を押し付けて他人の行動も変えようとします。
わがままな人という先入観を捨てると、違う視点で自分軸がある人を見ることができるでしょう。
迷ったら自分の本音を確認する
自分軸と他人軸のバランスの取り方として、迷ったら自分の本音を確認することも有効です。
複数の選択肢がある場合、自分が本当はどうしたいのかをじっくり考えると自ずと答えが出ることがあります。
自分の本音がわからない人ほど、他人軸で生きてしまう傾向があります。
ずっと他人軸で生きてきた人の中には、自分の本音がわからない人もいるでしょう。
自分が感じたことを少しずつでも書き出してみると、自分の本音がわかるようになってきます。
自分の本音を知るトレーニングとして、日記などで毎日自分の本音を確認する習慣をつけるといいでしょう。
全員から好かれなくてもいいと割り切る
自分軸と他人軸のバランスを取るには、全員から好かれなくてもいいと割り切ることも大切です。
全員から好かれようとすると異なる意見を受け入れる必要があり、矛盾が生まれます。
また相反する意見を聞くことに対して、ストレスも生まれます。
1人でも多くの人に好かれたいと思うのが人間の心理ですが、全員に好かれなくてもいいと割り切ると気持ちが楽になるのです。
行動や判断基準も明確になるので、自分の意思で行動しやすくなります。
本当に好かれたいと思う人にだけ好かれれば良いと割り切ると、ストレスからも解放されるでしょう。
自分で意思決定する機会を少しでも増やす
自分軸と他人軸のバランスを取る方法の1つとして、自分で意思決定する機会を少しでも増やすことが挙げられます。
最初はレストランで注文するメニューなど、小さなことの意思決定から始めるといいでしょう。
一日のうち、小さなことでも自分で意思決定した回数を数えるとモチベーションも上がります。
自分で意思決定する行動を繰り返すうちに、大きな決断も自分の意思でできるようになるでしょう。
自分の直感を大切にしつつ他人の話しもしっかり聞く
自分軸と他人軸のバランスを取るために、自分の直感を大切にしつつ他人の話もしっかり聞くことが大事です。
他人の話もしっかり聞くことで一方的にならず、自分では思いつかなかったいいアイデアを取り入れるきっかけにもなります。
また自分の意見を押し付けることにもならないため、わがままな印象を与えません。
自分の意思と他人の意見の両方を尊重することが大切です。
自分で責任が取れることは反対されても貫いてみる
自分軸と他人軸のバランスの取り方の1つに、自分で責任が取れることは反対されても貫いてみることが挙げられます。
反対されても自分の意志を貫きやり通すことで、自信がつき自己肯定感が上がるのです。
また、うまくいかなかったとしても他人の責任にせず、自分の責任として素直に受け入れられます。
自分の意志を貫くことを繰り返すと、他人の顔色を伺わずに自分のやりたいことをできるようになるでしょう。
他人の意見が正しいと思ったら素直に従う
自分軸と他人軸のバランスの取り方として、他人の意見が正しいと思ったら素直に従うことが挙げられます。
自分の物差しだけで考えていると、視野が狭くなりがちです。
他人の意見を素直に聞き入れることで、独りよがりではなく、視野の広い選択ができます。
先入観を持たずに他人の意見を聞くと、アイデアをブラッシュアップしやすくなるでしょう。
自分らしさで迷惑をかけたら穴埋めをする
自分軸と他人軸のバランスを取るために、自分らしさで人に迷惑をかけたら、しっかりと穴埋めをすることも大事です。
自分の意志を貫いた結果失敗することもありますが、周りに迷惑をかけた分、その人の役に立つことをしましょう。
「困ったときはお互い様」の意識で助け合うことで、良好な人間関係を築きやすくなります。
まとめ
「自分と他人の価値観の違いに疲れる……」
自分軸と他人軸のバランスがうまく取れず、生き辛さを感じている人は多いのではないでしょうか。
本記事では、自分軸と他人軸で生きる人の違いやバランスの取り方をご紹介しました。
他人の目が気になり生き辛さを感じている方は本記事を参考に、自分軸と他人軸の上手なバランスの取り方を身につけてくださいね。
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