「肌荒れしてるせいか、化粧水がしみる」
化粧水などが肌にしみるのは、不快でとても困りますよね。
本記事では、肌荒れで化粧水がしみるのはなぜか、またその原因と対処法を紹介します。
化粧水をつけるたびに、肌にしみてつらいという方は、本記事を参考にしてくださいね。
肌荒れで化粧水がしみる!原因は生活習慣にも
そもそもなぜ肌が荒れると化粧水がしみてしまうのでしょうか。
原因は5つ考えられます。
- ストレスや寝不足
- 栄養バランスの乱れ
- エアコンによる乾燥
- 肌に合わない化粧品を使っている
- 日焼け止めを塗らずに外出
詳しく解説します。
ストレスや寝不足
肌荒れで化粧水がしみる原因の一つに、ストレスや寝不足があります。
ストレスがかかると血流が滞り、皮膚の温度や肌のバリア機能が低下して、肌荒れに繋がってしまうのです。
また、ストレスで無意識に肌を触ることや睡眠不足・暴飲暴食などを招くため、肌のターンオーバーが乱れる原因にもなります。
ストレスをためず、十分な睡眠をとって肌荒れを予防しましょう。
栄養バランスの乱れ
肌荒れで化粧水がしみる原因には、栄養バランスの乱れもあります。
健やかな肌を目指すためには、肌の材料となるタンパク質やビタミン類を中心に、栄養バランスの良い食生活を心がけることが大切です。
糖質や脂質を多く含む食品や、カフェイン・香辛料などの刺激物を多く含む食品を摂りすぎると、皮脂の過剰な分泌を招いてしまい、肌荒れを起こしてしまいます。
バランスの良い食事を摂ることで、肌荒れの改善が期待できます。
嗜好品を摂り過ぎないように心がけましょう。
エアコンによる乾燥
エアコンによる乾燥も、肌荒れで化粧水がしみる原因の一つです。
エアコンの使用は冷房・暖房にかかわらず空気が非常に乾燥します。
空気の乾燥がさらに肌の乾燥を招き、皮膚のバリア機能を低下させてしまうので、化粧水がしみてしまうのです。
エアコン使用の際は、換気や加湿器を活用し、部屋の湿度を40〜60%くらいに保つことが大切です。
肌に合わない化粧品を使っている
肌荒れで化粧水がしみるのは、肌に合わない化粧品を使っているのも原因です。
肌のバリア機能が低下していると肌が敏感になり、これまでは使えていた成分の化粧水でもヒリヒリ感など刺激を感じたり、炎症を招いたりしてしまうことがあります。
筆者が使用していた保湿効果の高い化粧水でも、肌が荒れている時に使用すると、しみてしまい「肌に合っていないんだな」と感じることがありました。
化粧水がしみると感じる方は、肌に合っているかを、一度見直すこともおすすめします。
日焼け止めを塗らずに外出
日焼け止めを塗らずに外出してしまうのも、肌が荒れて化粧水がしみる原因です。
紫外線が直接肌に刺激を与えてしまうと、肌のバリア機能は低下します。
短時間の外出でも、毎日の積み重ねで肌へのダメージが蓄積されてしまうのです。
また、紫外線は夏だけでなく春先から急激に強くなるので注意が必要になります。
曇りの日でも紫外線対策として、日焼け止めを塗るようにしましょう。
肌荒れで化粧水がしみるときの対処法
肌荒れで化粧水がしみるときにはどうしたら良いのでしょうか。
具体的な対処法を5点ご紹介します。
- 保湿をしっかり行う
- 顔やクレンジングは擦りすぎない
- 紫外線対策をする
- 刺激の少ない化粧品に変える
- 症状が治らなければ皮膚科を受診する
保湿をしっかり行う
肌荒れで化粧水がしみてしまう対処法として、まず保湿をしっかり行いましょう。
皮膚のバリア機能が低下すると肌は乾燥し、より敏感になってしまいます。
皮膚のバリア機能を修復するためには、しっかりと保湿することが一番大切です。
一度だけでなく、肌がしっとりしてきたと感じるまで、ハンドプレスでなじませるのをおすすめします。
基本の保湿を入念に行うことで、肌荒れを改善できますよ。
洗顔やクレンジングは擦りすぎない
肌荒れで化粧水がしみてしまう場合は、洗顔やクレンジングの際に肌を擦りすぎないよう心掛けましょう。
誤った洗顔方法が、肌に負担をかけてしまうからです。
汚れを取ろうと肌を擦ってしまうと、摩擦による刺激で、肌が過敏になる原因を引き起こします。
例えば、洗顔の際は洗顔料をしっかり泡立てて擦らずに洗うことや、タオルで顔を拭くときも同様に、顔をやさしく押さえて水気を取るようにしましょう。
肌のバリア機能を守って肌荒れを改善するために、洗顔の方法を見直すのも良いですね。
紫外線対策をする
肌荒れで化粧水がしみてしまう場合の対処法としては、紫外線対策も必要です。
紫外線を長時間浴びると、肌の乾燥ばかりか炎症を引き起こしてしまう可能性もあるからです。
紫外線が強い日に外出する場合は、短時間でも日焼け止めを塗るようにしましょう。
夏場は汗ばんで日焼け止めが落ちてしまう事もありますが、今はスプレータイプなどの塗り直しがしやすいものもあり、手軽に塗り直せます。
日傘や帽子などを活用して、顔に日光が当たらないようにするのも効果的です。
紫外線対策をすることで肌荒れを軽減できるので、日頃から紫外線対策を取り入れましょう。
刺激の少ない化粧品に変える
肌荒れで化粧水がしみる場合は、刺激の少ない化粧品に変えてみるのも良いでしょう。
肌にひりつきや赤み・火照り感があるときは炎症が起こっており、刺激の強い成分により、症状が悪化してしまう可能性があるからです。
特に炎症が気になる部位には、ヘパリン類似物質が含まれるスキンケア商品を活用してみるのも。
ヘパリン類似物質は、炎症を鎮静させる働きもあるので、肌荒れの治療にも用いられています。
刺激が強い成分を含む化粧品を控えて、肌の炎症を軽減してみましょう。
症状が治らなければ皮膚科を受診する
化粧水がしみたり肌のひりつきなどの症状が続く場合は、早めに皮膚科の受診をお勧めします。
長期間様子を見ているうちに症状が悪化する可能性があり、またアレルギー反応や内臓疾患により皮膚症状が出ている可能性もあるからです。
改善策を試しても肌荒れや化粧品がしみて困る場合は、我慢せず早めに皮膚科を受診してみましょう。
肌荒れは体の内側からでも改善できる
最後に、肌荒れを体の内側から改善できる方法とはどのようなことでしょうか?
以下の2点を紹介します。
- 栄養バランスの良い食事を心がける
- 良質な睡眠をとる
栄養バランスの良い食事を心がける
肌荒れを体の内側から改善するためには、栄養バランスの良い食事を心掛けることが大切です。
肌を健やかに保つためには、複数の栄養素が必要となります。
例えばこのような栄養素です。
- タンパク質
- ビタミン類
- 鉄分
- 十分な水分補給
肌の材料となるタンパク質や、肌を健やかに保つ働きをもつビタミン類を中心に、3食でバランス良く食事をとることが基本です。
肌のターンオーバーを活発にしてくれるタンパク質は、肉や魚などの動物性のもの、大豆製品などの植物性のものがあり、それぞれ摂取できると良いでしょう。
栄養バランスの良い食事を心掛け、肌荒れを克服してくださいね。
良質な睡眠をとる
肌荒れは体の内側からでも改善できますが、良質な睡眠をとることもとても大切です。
睡眠不足や睡眠の質が低下している状態では、自律神経にも影響が出て、肌のターンオーバーが乱れてしまう原因となるからです。
例えば下記のような対策をして、睡眠の質を高めてみましょう。
- 寝る前はテレビやスマホを避け、ブルーライトを浴びないようにする
- 睡眠2時間前までに入浴を済ませる
- 睡眠前にストレッチをする
睡眠の質を下げるブルーライトを避けたり、入浴やストレッチでリラックス効果を高めたりすることで、ぐっすり眠りやすくなります。
肌荒れ改善のためにもぜひ試してみてくださいね。
まとめ
肌が荒れて、化粧水がしみるのは困りますよね。
今回は肌荒れの原因と、紫外線対策や保湿などで肌荒れを改善する方法を紹介しました。
化粧水がしみてお困りの方は、本記事を参考にして健康な肌を取り戻し、すこやかな肌をキープしましょう。
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