「人と関わりたくないな」
そんなとき、自分がどんなときに人と関わりたくないと感じるのか気になりますよね。
本記事では、HSPが人と関わりたくないと感じるのはどんなときか、および対処法を解説します。
人付き合いで悩んでいる方は参考にしてくださいね。
HSPが人と関わりたくないと感じるのはどんなとき?
HSPが人と関わりたくないと感じるのはどんなときでしょうか?
主なパターンは6つあります。
- 話している相手が人の悪口を言ってるのを聞いてるとき
- 自分の意思を伝えるとき
- 人が怒られてるのを見たとき
- 大人数が集まって会話をしているとき
- 行きたくない誘いを受けたとき
- 職場で上司からのプレッシャーを感じたとき
詳しく説明します。
話している相手が人の悪口を言ってるのを聞いてるとき
HSPは話している相手が人の悪口を言ってるのを聞いてるとき、人と関わりたくないと感じます。
HSPの方は共感力が高く、人の悪口を聞いてるだけで自分まで嫌な気持ちになりやすいからです。
たとえば、人の悪口を聞くと「自分は大丈夫かな」「気づかないうちに気分を害してないかな」と不安になります。
したがって、悪口を聞いてるだけなのに自分にも言われてるような気になって落ち込んでしまいます。
自分の意思を伝えるとき
HSPが人と関わりたくないと感じるのは、自分の意思を伝えるときです。
HSPの方は自分の意思を伝えるとき、「自分の意思は人から嫌われないか」と気にしすぎるからです。
自分の意思を伝えるとき、「周りの人がどう思うか」が気になって、なかなか伝えられないことが多いです。
したがって、自分の意思を伝えるときに周りの目が気になるため、HSPが人と関わりたくないと感じます。
人が怒られてるのを見たとき
HSPは人が怒られてるのを見たときに人と関わりたくないと感じます。
HSPは感受性豊かな方が多く、怒られてるのを見ただけでも心拍数が上がり、自分が怒られたような気になってしまうからです。
職場などで人が怒られてるのを見ると、萎縮してしまい「自分も怒られないようにしよう」と心に負荷がかかります。
そのため、自分が怒られていなくても、すごくストレスを感じます。
大人数が集まって会話をしているとき
HSPが人と関わりたくないと感じるのは、大人数が集まって会話をしているときです。
HSPは大人数でいるのが苦手な方が多く、気にする対象がたくさんいると疲れてしまうからです。
大人数が集まると、リアクションを周りのタイミングに合わせるなど、常に周りに気を配るところがあります。
周りからどう見られているかを常に気にしてしまうため、人と関わりたくないと感じます。
行きたくない誘いを受けたとき
HSPは行きたくない誘いを受けたときにも、人と関わりたくないと感じます。
人の顔色を伺い、人が不快な思いをしないか考えるため、行きたくない誘いを受けても断れないからです。
行きたくない誘いを受けたとしても、「断ったら相手がどう思うか」に意識がいくので誘いを断れません。
そのため、人が不快な思いをしないように常に顔色を伺うHSPは、誘いを断るのが苦手で人と関わりたくないと感じます。
職場で上司からのプレッシャーを感じたとき
HSPが人と関わりたくないと感じるのは、職場で上司からのプレッシャーを感じたときです。
HSPはプレッシャーに弱く、「自分にはできない」「失敗したらどうしよう」と自分を責めてしまう気持ちが強いからです。
たとえば、上司から「なるべく早めにね」と急がされると、深く思考が得意なHSPは余計にプレッシャーに感じます。
逆に「期待してるね」のような良いことであっても、「期待に応えなきゃ」と思うので、プレッシャーに感じます。
このように、職場でプレッシャーを感じると、HSPの人は人と関わりたくないと思いやすいです。
HSPが人と関わりたくないと感じたときの対処法
HSPが人と関わりたくないと感じたときにどうすれば良いのでしょうか?
主な対処法は6つあります。
- 苦手な人とは距離を置く
- 自分の時間を持つ
- 一人でゆっくりする日を作る
- 自分のペースで人と接する
- 自分の好きなことでリフレッシュする
- 睡眠をきちんととる
詳しく説明します。
苦手な人とは距離を置く
HSPが人と関わりたくないと感じたときは、苦手な人とは距離を置くようにしましょう。
苦手な人と一緒にいると気を遣って、エネルギーが奪われて疲れてしまうからです。
「この人苦手だな」と感じる人がいたら、無理して合わせようとせず、距離を置くようにしてみます。
距離を置くようにすると、無駄なエネルギーを使わなくて済むので、気疲れしにくくなります。
自分の時間を持つ
HSPが人と関わりたくないと感じたときは、自分の時間を持つようにしましょう。
自分の時間を持つとリフレッシュでき、心がリセットされます。
自分が思考の切り替えをできるような、リフレッシュできる場所を見つけておきましょう。
一つリフレッシュできる場所があると、いつでも気持ちを切り替えられておすすめです。
一人でゆっくりする日を作る
HSPが人と関わりたくないと感じたら、一人でゆっくりする日を作りましょう。
HSPは人といると、まずは人のことを考えて行動してしまうので、自分のことが後回しになりがちです。
予定を立てるときに、自分のことを優先してスケジューリングしてみましょう。
人といる時間優先ではなく、自分が一人でゆっくりする日を優先的に作れるので、「自分を大事にできているな」と実感できますよ。
自分のペースで人と接する
HSPが人と関わりたくないと感じたときは、自分のペースで人と接しましょう。
普段は、人に合わせて接することが多く、人の顔色も伺いやすいです。
人に合わせてばかりだと疲れてしまうので、ときには自分のペースで人と接するようにしましょう。
そのためには、ゆっくり考える方が良いか、決断が早い方が良いのか自分のペースを知っておくことも大切です。
自分のペースが分かっていると、人に合わせて疲れてる感覚が分かるようになります。
自分の好きなことでリフレッシュする
HSPが人と関わりたくないと感じたら、自分の好きなことでリフレッシュしましょう。
リフレッシュすると、人に対して感じた嫌なことや自分に対して落ち込む気持ちが切り替えられます。
自分の気持ちに寄り添ってくれるような音楽を聴く、景色が良いところに出かける、自分に合ったリフレッシュ法を見つけておきましょう。
リフレッシュ法が分かっていると、嫌なことがあったときに切り替えやすくなりますよ。
睡眠をきちんととる
HSPが人と関わりたくないと感じたら、睡眠をきちんととりましょう。
知らないうちに人間関係で疲弊していることが多く、気だるさや疲労感が溜まっているため睡眠を十分にとるのが大事です。
もしかしたら「休日に寝すぎてダメだな」と落ち込むかもしれませんが、「睡眠をきちんととることでエネルギーを溜めている」と思うようにしましょう。
寝すぎても「よく寝れて良かったな」と自分を責めなくてよくなりますよ。
まとめ
人と関わりたくないなとHSPの方が思ったとき、どんなときに人と関わりたくないか自分で分からないと困りますよね。
実は、人と関わりたくないと感じるときにはパターンがあります。
本記事では、HSPが人と関わりたくないと感じるのはどんなときかを知り、その上で対処法を解説しました。
人付き合いで悩んでいる方はぜひ試してみてくださいね。
コメントを残す