「老後はお金がかからない生活がしたい」
そんな時、お金をかけない生活の方法がわからないと困りますよね。
本記事では、老後にお金をかけない生活をするための方法を紹介します。
老後にお金のかからない生活をしたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
老後の生活費はいくらくらい必要なのか?
老後の平均的な生活費は月額約28万円といわれています。
ゆとりのある生活を送るためには、月額36万円となりプラス8万円が必要となります。
28万円から36万円が、老後に必要な生活費といえるでしょう。
老後にお金のかからない生活をするためには?
老後に生活をするためには、どのような工夫やお金の使い方があるのでしょうか?
次の7つの使い方があります。
- 日常生活そのものを楽しむ
- 「食」について工夫する
- 「光熱費について工夫する
- 「健康」について工夫する
- 公営施設を利用する
- 明確な目標を持って貯金する
- 生きたお金の使い方をする
詳しく説明します。
日常生活そのものを楽しむ
退職後などは時間ができるので、ストレスなく健康的に日常生活を楽しみたいですね。
1人でも毎日の生活を楽しむことが大切です。
ウォーキング、ガーデニングや家庭菜園、読書、スポーツ観戦、映画を見るなどして楽しみます。
また、昔好きだったものを思い出して再開するのもおすすめです。
「食」について工夫する
毎日の食生活を考えます。
体に良い食材で節約レシピを調べ考えます。
どの食材も比較的安価で日常的に使える食材でもあります。
例えば昔から伝えられている「ま」「ご」「わ」「や」「さ」「し」「い」など基本的食材を改めて見直してみましょう。
- 「ま」豆類
- 「ご」ごま(ナッツ)
- 「わ」わかめ
- 「や」野菜
- 「さ」魚(小魚)
- 「し」しいたけ(キノコ類)
- 「い」芋類
季節を問わず手に入りやすい食品です。
比較的安く、しかも健康的な食材なので積極的に取り入れましょう。
「光熱費」について工夫する
定年後は家の中にいる時間が長くなるので、光熱費についての工夫が重要です。
まずは、契約しているアンペア数を確認します。
電気代は基本料金と電力量料金で構成されているためです。
目安は、単身世帯なら20から30A 、2人世帯なら30から40Aです。
電気代の支払いはクレジットを利用すると「口座振替割引」を受けられます。
家の中で消費量の大きいエアコンや冷蔵庫などは、適切な設定温度にするなども心がけたいですね。
エアコンは、フィルター掃除をこまめに行って窓に遮光カーテンをするなども大切です。
普段使わない家電製品のコンセントは、抜いておきます。
「健康」について工夫する
健康についても工夫することが、お金のかからない生活につながります。
ラジオ体操やヨガをして毎日体を動かしたり、近くを散歩したりして体を動かすことが大切です。
自治体が実施する健康教室で学ぶと、お金をかけずに健康に役立つ知識が増やせるのでおすすめです。
例えば、介護予防教室では看護師による介護の講座や免疫力アップ法が学べます。
地域の健康診断を受けると、体組成測定や体操も教えてもらえますよ。
さらに、定期的に人間ドックを受けることも大切です。
健康的な生活をするにはお酒、タバコ、暴飲暴食はやめましょう。
お酒代やタバコ代、食費の節約にも繋がります。
公営施設を利用する
退職すると、家の中にいる時間が長くなるので外出する工夫をします。
公営施設を利用すれば、講座費も安いためお金をかけずにさまざまなことが楽しめますよ。
例えば、図書館で本を読むのもいいですね。
地域の学習センターや公民館などでは、格安でスポーツや文化系の講習が受けられるので参加してみましょう。
筆者が住む自治体の総合体育館では、次のようなプログラムがあります。
- バドミントン
- 縄跳び
- ヨガ
- 車椅子バスケットボール
- フラダンス
- 合気道
コミュニティセンターでは、次のようなクラスがあり人気です。
- パソコンのワード教室
- 初めてのスマホ
- 麻雀体験
- 陶芸
- 英会話
- 和太鼓
- 茶道
公営施設を利用することで心身共にも健康的に過ごせる上、自宅の光熱費節約にもなります。
自分なりのルールを作る
お金を使うにあたっては、自分なりのルールを作ることも重要です。
例えばコンビニで買い物しない、飲み物はマイボトルを持ち歩くなど決めておくといいでしょう。
買物は「週に2回」などとすれば、使い過ぎが防げます。
明確な目標を持って貯金する
老後も明確な目標を持って、貯金をすることも重要です。
漫然と貯金をしていても、なかなか溜まりません。
「高齢者専用マンションに移り住みたい」「海外旅行に行きたい」など、明確な目標があれば貯金もスムーズです。
趣味や日常生活の中で5年後、10年後など期間や詳細の目標を立てましょう。
生きたお金の使い方をする
個人の暮らしの仕方をよく考え楽しみながら生活できるように、生きたお金の使い方を考えましょう。
いつも節約ばかりでは、ストレスがかかってしまいます。
月、または年間で使う金額を決めておけば、使い過ぎる心配はありません。
例えば、自身の心を豊かにする習い事や読書などは自己投資であり、生きたお金の使い方です。
さらに、お世話になった人へのお礼なども生きたお金の使い方といえるでしょう。
まとめ
「老後はお金のかからない生活がしたい」と考える方が多いですよね。
実際生活費はいくら必要なのか、どのような工夫やお金の使い方があるのかを紹介しました。
老後にお金をかけなくても健康的で、バランスの良い暮らし方を考える方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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