自宅で愛犬をお風呂に入れる飼い主さんは多いですよね。
本記事では、お風呂で愛犬が暴れる理由や、暴れないように今日からできる対策を紹介します。
お風呂で愛犬が暴れてしまうとお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
犬がお風呂で暴れる!考えられる理由
犬はなぜ、お風呂で暴れてしまうのでしょうか?
考えられる理由が3つあります。
- お風呂場やシャワーの音が怖い
- シャンプーの匂いが不快
- 自由に動けないのがストレス
詳しく説明します。
お風呂場やシャワーの音が怖い
お風呂で暴れる犬は、お風呂という場所やシャワーの音を怖がっている可能性があります。
室内で飼っている犬でも、いつもと違う場所に緊張して恐怖を感じるのです。
また、犬は人間の4倍の聴覚を持つため、特に音に敏感な犬にとっては、シャワーの音が大きくて怖がっていることも考えられます。
シャンプーの匂いが不快
お風呂で暴れてしまう愛犬は、シャンプーの匂いが嫌で暴れている可能性があります。
犬は匂いに敏感で、自分の匂いがしっかりと付いていると安心できます。
しかしシャンプーされると、自分のにおいが消され、シャンプーの匂いになってしまうのです。
人間がいいにおいだと感じる香りと、犬が好きな香りは違います。
大事な自分の匂いが消され、嫌いなにおいを付けられるのが嫌で暴れているのかもしれません。
自由に動けないのがストレス
犬は浴室で自由に動けないのが嫌で、暴れているのかもしれません。
過去に浴室で押さえられて無理やり洗われたことがあるなど、嫌な体験があるとなおさらです。
犬にとって、慣れない場所で自由にうごけないのは大きなストレスです。
自由に動きたくて暴れている可能性が考えられます。
犬がお風呂で暴れないための対策7選
犬がお風呂で暴れないようにするためには、どのような方法があるのでしょう?
今日からすぐにできる7つの対策を紹介します。
- お風呂場でおやつをあげる
- お尻から濡らして水に慣れさせる
- お湯の温度はぬるめに設定する
- 優しく声をかける
- 短時間でテキパキと洗う
- 愛犬のストレス要因を取り除く
- 犬のお風呂は月1〜2回でOK
詳しく解説します。
お風呂場でおやつをあげる
犬がお風呂で暴れないように、お風呂場でおやつをあげましょう。
お風呂は楽しい場所だと、愛犬に感じてもらうためです。
最初は、お風呂でおやつをあげるだけで、シャンプーはしなくてもいいでしょう。
お風呂場に慣れたら、おやつをあげながら足元から少しずつ濡らして慣れさせましょう。
お風呂は怖い場所ではないと、ゆっくり教えてあげることが大切です。
お尻から濡らして水に慣れさせる
犬がお風呂で暴れないようにするには、顔から遠いお尻や足元から濡らすのも効果的です。
顔や頭に突然シャワーをかけられると、犬は驚いてしまい、ますますお風呂が怖くなってしまいます。
そのため、まずは前足あたりから濡らし、顔から遠いお尻側を少しずつ濡らしていきましょう。
犬がびっくりしないよう、低めの水圧でゆっくりと濡らして慣らすのがポイントです。
お湯の温度はぬるめに設定する
犬がお風呂で暴れないように、お風呂の温度を低めに設定しましょう。
シャワーのお湯が熱くて、シャンプーが嫌いになる犬もいるのです。
犬にとっての適温は、人間のぬるま湯(35℃~40℃)程度です。
ぬるめの湯温に設定してから洗ってあげましょう。
優しく声をかける
犬がお風呂で暴れないように、愛犬に優しく声をかけてあげましょう。
飼い主に優しく声をかけてもらうことで、愛犬の不安な気持ちを落ち着かせることができます。
おしりに少しお湯を掛けさせてくれたら「いいこだね」と声をかけ、身体を洗わせてくれたらまた「いいこだね」と褒めましょう。
優しく褒めながら声をかけてあげると、お風呂嫌いを克服しやすくなります。
短時間でテキパキと洗う
犬がお風呂で暴れないようにするために、なるべく短時間でテキパキと洗いましょう。
慣れない場所で自由に動き回れない状態に、犬は大きなストレスを感じてしまい、さらにお風呂が嫌いになってしまうことも。
お風呂場に行く前にブラッシングで汚れや毛玉を取り、準備をしっかりして、入浴を手早くすませるといいでしょう。
愛犬のストレス要因を取り除く
愛犬がお風呂をストレスに感じる原因を探り、取り除いてあげることも大切です。
お風呂のどこにストレスを感じているのかは、愛犬によって違います。
お風呂から出て、自分のマットに体を擦りつけていたら、シャンプーで匂いを消されるのが嫌なんだなと予想できますよね。
筆者の犬は大きな音が苦手なので、なるべくシャワーの音が出ないように、シャワーヘッドに靴下を被せています。
自分の愛犬は何が嫌なのか、よく観察してストレスの原因を取り除いてあげましょう。
犬のお風呂は月1〜2回でOK
犬をお風呂に入れるのは、月に1~2回程度で問題ありません。
犬の皮膚のターンオーバーは約21日周期のため、月に1~2回程度は古い細胞を取り除く必要があります。
ただし、頻繁に洗うと肌の油を落としすぎて、肌トラブルの原因になることも。
月に1~2回程度のシャンプーに留めましょう。
まとめ
愛犬を自宅でシャンプーしたくても、お風呂で大暴れしてしまう犬もいますよね。
しかし、ほんの少しのケアでおとなしくお風呂に入ってくれる可能性があります。
本記事では、愛犬がお風呂で暴れてしまう原因と、対策を紹介しました。
お風呂で暴れてしまう愛犬に悩んでいる方は、本記事を参考に対策してみてくださいね。
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