「舌が白くて気になるけど、どうやったらきれいになるのだろう?」
そんなとき歯ブラシで掃除して良いのか、それとも専用のブラシを使った方が良いのか、正しい方法を知りたいですよね。
実は舌掃除は、専用のブラシを使って正しくケアしなければ、舌を傷つけてしまう恐れがあるのです。
本記事では定期的な舌掃除を10年以上続けている筆者が、おすすめの舌専用ブラシを、選び方も併せて紹介します。
舌をキレイに掃除したい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
舌掃除ブラシは必要?歯ブラシで代用できないの?
そもそも舌掃除は、専用のブラシではなく歯ブラシで代用できないのでしょうか?
結論から言うと、舌掃除は歯ブラシではなく、専用の舌掃除ブラシを使うのがおすすめです。
歯ブラシで舌を掃除すると、毛先が固いため舌を傷つけてしまう恐れがあります。
例えば、舌をケアするために歯ブラシで舌を強く磨いてしまうと、舌の表面にある舌乳頭という突起を傷つけ、細菌が入り込んでしまうことに。
舌に傷が入ってしまうと、細菌や食べかすなどの汚れがたまり、「舌苔」という苔状のかたまりが付いてしまうのです。
舌の表面に舌苔が付着すると唾液がうまく分泌されなくなり、口臭の原因となって悪化する恐れがあります。
舌苔は歯磨きやうがいだけでは取り除けないため、専用の舌掃除ブラシを使って優しく擦り取りましょう。
舌掃除ブラシの選び方
舌掃除ブラシは、何を基準にして選ぶと良いのでしょうか?
選ぶ時に大切なポイントを、3つ紹介します。
- 形状で選ぶ
- 素材で選ぶ
- ヘッドのサイズや持ち手の長さで選ぶ
形状で選ぶ
舌掃除のブラシは、自分がケアしたい部分など、目的に合う形状で選びましょう。
舌ブラシには様々な形状のものがあり、自分が求める目的に合わせて選ぶ必要があります。
舌乳頭の隙間の汚れを落としたいならブラシタイプ、舌を守りながら表面の舌苔を落とすならヘラタイプを選ぶのがおすすめです。
舌の負担を少なくしつつ一気にケアしたいなら、U字型のスクレーパータイプも良いでしょう。
自分の好みや掃除したい場所などに合わせて、舌ブラシを選ぶようにしましょう。
素材で選ぶ
舌掃除のブラシは、素材に注目して選ぶのも大切です。
舌掃除のブラシには、プラスチックやステンレス、シリコン製などの素材があります。
それぞれの特徴をあげると、先端がシリコン製のブラシは、柔らかくて舌を傷つけにくいので初心者にもおすすめです。
ステンレス製のスクレーパーやヘラは煮沸消毒ができて衛生的ですが、少し値段が高いものが多くなります。
プラスチック製やシリコン製はコスパは良いですが、ブラシに細菌が繁殖しやすいため、歯ブラシと同じようにこまめな交換が必要です。
それぞれの素材が持つ特徴を考慮し、好みの素材を選ぶようにしましょう。
ヘッドのサイズや持ち手の長さで選ぶ
舌掃除用のブラシを選ぶなら、ヘッドのサイズや持ち手の長さを基準に選ぶのも1つの方法です。
柄の短いものだと奥まで磨けず、先端が大きすぎると嘔吐反射でえずいてしまうなど、うまく磨けないことも。
舌ブラシは、先端から持つ部分までの長さが8~9cm程度のものだと、奥までスムーズに磨けて使いやすいのでおすすめです。
ただし、舌を前に長く出せない方は、少し長めの柄を選ぶなど、自分の口に合わせて選ぶと良いでしょう。
(参考:マイベスト)
舌掃除ブラシのおすすめ6選
舌掃除におすすめのブラシにはどのようなものがあるのでしょうか?
おすすめの舌掃除ブラシを6つ紹介します。
- ソフト舌クリーナー『舌も!』(ののじ)
- 舌クリン(ブレスケア)
- コケとっと舌クリーナー(TE to TE 岡部洋食器製作所)
- 高性能舌ブラシ W-1(SHIKIEN株式会社)
- 舌クリーナー(NONIO)
- ゼクリンMORE(Ciメディカル)
ソフト舌クリーナー『舌も!』(ののじ)
舌掃除ブラシを選ぶなら、ののじの「ソフト舌クリーナー『舌も!』」がおすすめです。
歯科医もおすすめの舌ブラシで、力をかけずに舌にフィットし、きれいに掃除ができるのが特徴です。
ヘッドには適度な弾力を持ったエラストマー素材の3枚ブレードがあり、1枚目で舌のヒダの方向を整え、2枚目と3枚目で舌苔を掻き取ります。
さらにスリムで適度な柔らかさがあるので、舌の奥を掃除しても不要な力がかかりにくく、嘔吐反射が起こりにくいのも嬉しいポイントです。
携帯に便利なケースもあり、外出時でも持ち歩けるのが良いですね。
コンパクトで柔らかく、えずきにくいブラシを使いたい方におすすめです。
(参考:Amazon)
舌クリン(ブレスケア)
ブレスケアの「舌クリン」もおすすめの舌掃除ブラシです。
舌クリンのヘッドは汚れを掻き出すブラシと、汚れを取り除くヘラのW機能で、舌乳頭の間に入り込んだ汚れまでしっかりと取り除きます。
コンパクトなゴム製ヘッドでえずきにくく、しっかりと舌の奥まで届く使いやすいサイズ感です。
使い心地に合わせて「ふつう」と「かため」と、ブラシの固さを選べるのも嬉しいポイント。
ヘラタイプとブラシタイプの良い部分を合わせた舌掃除用ブラシで、自宅で手軽に舌をケアできます。
(参考:Amazon)
コケとっと舌クリーナー(TE to TE 岡部洋食器製作所)
TE to TE 岡部洋食器製作所の「コケとっと舌クリーナー」も、舌掃除におすすめのヘラタイプのクリーナーです。
チタン製の舌クリーナーで、衛生的に長く使えるのが大きな特徴です。
つなぎ目などもないツルンとしたデザインで、煮沸消毒をしながら清潔に使えます。
スプーンのような形状で、舌に乗せて数回すっと優しく引くだけで簡単に舌苔が取れます。
持ち手の先端には穴があり、フックなどにかけてコンパクトに収納できるのも便利ですね。
チタン製で金属アレルギーの心配もなく、錆びることもないので安心して使えます。
(参考:Amazon)
高性能舌ブラシ W-1(SHIKIEN株式会社)
SHIKIEN株式会社の「高性能舌ブラシW-1」も、舌掃除におすすめのブラシです。
少しへこみのある凹面と山型の凸面の両面ブラシで、舌にフィットしてしっかりと汚れを落とします。
ブラシはU字型の極細繊維で、奥から手前に数回引くだけで舌の汚れをやさしく絡め取ってくれるのです。
さらに200度までの耐熱強度があるので、煮沸消毒して清潔に保てます。
凹面は舌の側面用で凸面は表面用と舌の形にに添うので、舌の隅々までケアしたい方におすすめの舌用ブラシです。
(参考:Amazon)
舌クリーナー(NONIO)
舌掃除には、NONIOの「舌クリーナー」もおすすめです。
ヘッドには歯ブラシよりも柔らかい毛束でできた高密度のブラシがあり、舌を傷つけずに舌掃除ができます。
ヘッドの先端にはゴム製のラバースクレーパーがあり、ブラシ部分で浮かせた汚れをサッと掻き出せるのです。
同シリーズの舌専用クリーニングジェルもあるので、一緒に使うと掃除効果もアップ!
コスパもよく、こまめに交換して清潔に使えるのも嬉しいポイントです。
ハブラシのような形状の舌ブラシで、隙間までしっかりと汚れを落としたい方におすすめです。
(参考:Amazon)
ゼクリンMORE(Ciメディカル)
舌掃除におすすめしたいのが、Ciメディカルの「ゼクリンMORE」です。
円状になったヘッドにある24個の突起が汚れを掻き出し、3枚ブレードで舌の汚れをしっかりと取り除きます。
少し長めのボディで舌の奥まで磨きやすいのもゼクリンMOREの特徴です。
ポップでかわいい4つのカラー展開で、舌掃除のたびに気分が上がります。
シリコン製で柔らかく、数回擦るだけで簡単にケアできるので、初めて舌ブラシを使う人にもおすすめです。
(参考:Amazon)
まとめ
舌掃除をしたくても、どのようにケアすれば良いのかわからないと困りますよね。
自分の掃除したい部分や好みのお手入れ方法に合う舌掃除ブラシを使うと、口臭予防などの口腔ケアに役立ちます。
本記事では舌掃除ブラシの選び方や、使いやすいおすすめアイテムを紹介しました。
舌をしっかりケアしたい方は、本記事を参考にして自分に合うブラシを見つけてくださいね。
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