「国際結婚して夫の国に行ったのに現地の言葉がわからない!」
夫の家族と現地の言葉でコミュニケーションを取れないのは辛いですよね。
本記事では、国際結婚で立ちはだかる言語の壁を体験談を踏まえて解説します。
どうやったら早く言葉に慣れるのか早く慣れるコツを知りたい人は参考にしてくださいね。
国際結婚で現地の言語がわからないとどうなる?
国際結婚で現地で言葉がわからないとどうなるのでしょうか?
主に3つのことがあげられます。
- 家族のコミュニケーションが取りにくい
- 現地で友人が作れず孤独を感じやすい
- 言葉が理解できず不安やストレスを感じる
詳しく説明します。
家族のコミュニケーションが取りにくい
国際結婚で現地の言葉がわからないと、配偶者の家族とのコミュニケーションが取りにくくなります。
仮に自分が英語が堪能で配偶者と会話できても、配偶者の家族と英語でコミュニケーションを取れるとは限らないからです。
英語が公用語でない地域やそもそも英語が話されていない地域の場合は、大学を卒業した家族といえども英語でのコミュニケーションが難しいことも。
家族とのコミュニケーションが取れないと、日々の生活を送るだけでもストレスがたまってしまいます。
このように、現地の言語がわからないと、家族とのコミュニケーションが取りにくいという問題があります。
現地で友人が作れず孤独を感じやすい
現地で友人が作れず孤独を感じやすくなるのも、国際結婚で現地の言葉がわからないと起こることです。
現地で気にかけてくれる人はいても、言葉が通じないとなかなかコミュニケーションもうまく行かないものです。
コミュニケーションがうまく取れず、気にかけてくれる人の気持ちはありがたいものの逆にストレスになってしまうことも。
このように、現地の言語がわからないと、現地で友人を作れずに孤独を感じやすくなってしまいます。
言葉が理解できず不安やストレスを感じる
国際結婚で現地の言葉がわからないと、不安やストレスを感じるようになります。
現地の言葉がわからないと、何を周囲の人が話をしているかもわからず、「自分を悪く言われているのでは?」などあらぬ疑いを持つことがあるからです。
言葉がわからないことで不安やストレスを感じてしまって、配偶者と喧嘩をしたり、最悪離婚してしまうことも。
国際結婚では、現地の言葉が理解できないと不安やストレスを感じるという問題が起こりえます。
国際結婚で現地の言語に慣れるまでにかかった期間は?
国際結婚で現地の言葉に慣れるまでにかかった期間はどれくらいでしょうか?
筆者の友人と筆者の外国人夫の体験談を紹介します。
- 数字や挨拶なら半月~1か月
- 定型文であれば約1か月~数か月
- 会話をするだけなら約1年
- 文字を読んだり書いたりには5年以上
数字や挨拶なら半月~1か月
外国人の夫と彼の母国に住むことになった筆者の友人Mさんの体験談です。
Mさんは現地の言葉でコミュニケーションができないことに悩んでいました。
そこで、夫に日常で使いそうな挨拶や数字の数え方を中心に現地の言葉を教えてもらうことに。
その結果、半月が過ぎた頃、雑音に聞こえていたラジオで流れる数字やいつも使う挨拶の一部を聞き取れることに気づきました。
1か月たつ頃には、現地の言葉で挨拶や数字をちゃんと聞き取れ、使えるようになりました。
定型文の会話であれば約1か月~数か月
同じく外国人の夫と彼の母国に住むことになった、筆者の友人Mさんの体験談です。
現地の市場に一人で買い物に行可なければいけないことに悩んでいました。
そのため、夫に一人で現地の市場に行くために、定型文や市場でよく使う言葉・物の名前などを教えてもらいました。
初めMさんはたどたどしく現地の言葉を使い、市場の人たちと会話をするようにしたのです。
数か月過ぎた頃には、市場の人と定型文に添った会話ができるようになりました。
会話をするだけなら約1年
日本に住んでいる筆者の外国人夫の体験談です。
筆者の夫は来日したとき、日本語が話せず、日本で英語が通じないことに困っていました。
筆者の夫はノリと勢いだけは誰よりもあるので、日本語を話してみたり、仕事を通して日本人に教えてもらったりしたのです。
日常的な会話は、1年もすればなんとなく話せるように。
その結果、役所や銀行の手続きは一人ではいけないものの、一人で髪を切りに行けるようになりました。
文字を読んだり書いたりには5年以上
同じく日本に住んでいる筆者の外国人夫の体験談です。
筆者の夫は日本語での会話は得意になりましたが、文字を書いたり読んだりができずに困っていました。
5年以上たっても文字の読み書きはできませんでしたが、勉強することにしたのです。
その結果、自分の名前や住所などのひらがなとカタカナを読んだり書いたりすることができるようになりました。
しかし、漢字は見た目が難しいことや1つの漢字で読み方や意味がたくさんあることにショックを受けてしまい、勉強を断念してしまいました。
国際結婚で現地の言語に早く慣れるコツ
国際結婚で現地の言葉に早く慣れるコツは何があるのでしょうか?
筆者の友人と筆者の夫の体験談を紹介します。
- 語学学校に通う
- 屋台や市場で使える言葉を使ってみる
- 配偶者の家族と会話をする
- 現地人の知り合いを作る
- 現地人の中で仕事をする
語学学校に通う
結婚後、夫の国に行った筆者の友人Tさんの体験談です。
Tさんは英語は得意なものの現地の言葉がわからなかったので、日常生活で言葉が通じずに悩んでいました。
そのため、夫と相談して、現地の外国人向けの語学学校に通うことに。
語学学校では先生は現地の人で、現地の言葉を使う授業で、初めは何を言っているかわかりませんでした。
また、同じクラスの人たちとの共通言語もないため、現地の言葉を使わないと会話もできなかったそうです。
Tさんは授業で習った簡単な言葉を使って、同じクラスの人たちと話をしたり、日常的に使ったりしてだんだんと現地の言葉に慣れていきました。
屋台や市場で使える言葉を使ってみる
外国人の夫と彼の母国に住むことになった筆者の友人Mさんの体験談です。
Mさんは、住んでいる近くに外国人向けの語学学校がなく、現地の言葉を学べる場がなくて困っていました。
Mさんは夫に簡単な挨拶や定型文・数字などの言葉を教えてもらい、屋台や市場に通いました。
初めは現地の言葉で単語や数字を使い、やがて定型文を使えるようになり、屋台や市場でコミュニケーションを取れるようになったそうです。
すっかり顔見知りになった屋台や市場の人たちから現地の言葉を教えてもらい、不自由なく使えるようになりました。
配偶者の家族と会話をする
結婚後、夫の国に行った友人Tさんの体験談です。
Tさんは配偶者の家族とのコミュニケーションに悩んでいました。
なぜなら、Tさんと配偶者家族の間には現地の言葉以外の共通語がないからです。
Tさんは語学学校に行くだけでなく、習った言葉や文法を使って配偶者の家族とコミュニケーションを取りました。
配偶者家族とはつたない言葉でも一緒に家事をしたり食事をしたりしながら、会話することで日常によく使われる言葉も身につけました。
現地人の知り合いを作る
国際結婚をして夫の国に引っ越した前述の筆者の友人のMさんとTさんの体験談です。
2人は現地で言葉も友人もできないことに悩んでいました。
しかし、2人とも友人までは行かなくても、現地人の知り合いを作ることにしました。
近所の人や夫の親戚の女性、屋台や市場の人などと会った際、文法や発音を気にせず、挨拶や簡単な会話をすることにしたのです。
現地の知り合いは、日本から来たMさんやTさんを気にかけ、話しかけてくれたおかげで、2人の言葉はどんどん上手になりました。
現地人の中で仕事をする
日本に住んでいる筆者の外国人夫の体験談です。
筆者の夫は日本人の中で仕事をしていましたが、日本人とのコミュニケーションがうまく取れないことに苦労していました。
筆者の夫は、うまく言えなくても日本語で話し、理解できなくても日本語で話をしてもらったり、絵を描いたりしてもらったのです。
初めのうちは失敗することもありましたが、夫は仕事に関することは日本語で不自由なくコミュニケーションを取れるようになりました。
まとめ
本記事では、国際結婚で立ちはだかる言語の壁を体験談を踏まえて解説しました。
夫の家族と現地の言葉でコミュニケーションを取れないのは辛いですよね。
孤独や不安を抱えないようにどうやったら早く言葉に慣れるのか早く慣れるコツを知りたい人は参考にしてくださいね。
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