「赤ちゃんの歯磨きっていつから始めたらいいの?」
そんな時、歯が生える前からなのか1本目が生え始めてからなのか、タイミングがわからなくて困りますよね。
実は、赤ちゃんの歯磨きを始めるのには適したタイミングがあるのです。
本記事では、赤ちゃんの歯磨きを始めるタイミングや成長に合わせた磨き方、気を付けたいことなどを紹介します。
赤ちゃんの歯磨きをいつからどのように始めたらよいかお悩みの方は参考にして下さいね。
赤ちゃんの歯磨きを始めるタイミングは?
赤ちゃんはいつから歯磨きを始めたらいいのでしょうか?
磨くタイミングが遅くて虫歯ができてしまっては困りますよね。
ここでは、磨き始めるタイミングを3つに分けて詳しく説明していきます。
- 歯が生える前からトレーニングをする
- 乳歯が1本でも生えてきたら赤ちゃん用の歯ブラシを使う
- 離乳食を始めたら本格的に歯磨きをする
歯が生える前からトレーニングをする
赤ちゃんの歯磨きは、歯が生える前からトレーニングを始めます。
まずは、口を開けて口の中や、歯茎を触られることに慣れてもらうようにします。
なぜなら、歯が生えてから突然口を開けさせて歯ブラシを入れたら赤ちゃんはびっくりし、嫌がる可能性があるからです。
歯が生えてくる前から口の中を触られることに慣れれば、歯磨きをスムーズに始めやすいですね。
乳歯が1本でも生えてきたら赤ちゃん用の歯ブラシを使う
乳歯が生えてきたタイミングで、赤ちゃん用の歯ブラシで歯磨きを始めます。
理由は、歯ブラシの感触にも慣れてもらうためです。
少しずつ慣らしながら歯を磨くことへの抵抗を失くし、これから先は歯ブラシを使い磨いていきます。
離乳食を始めたら本格的に歯磨きをする
離乳食が始まると、母乳やミルクだけでなく、色々な食材を口にするので本格的に歯磨きを始めます。
虫歯ができないよう口の中を清潔に保つためです。
実際に離乳食を食べ始めると食べ物が歯に残ったりついたりし、虫歯ができやすい環境が整ってしまいますよね。
ですから丁寧に歯磨きをすることが大切になってきます。
赤ちゃんの成長に合わせた歯磨き
歯が生え始める前から生え揃うまでの、成長に合わせた歯磨きの道具や磨き方を説明します。
- ガーゼ磨き
- 赤ちゃん用の歯ブラシを使う
- 赤ちゃんの成長に合わせて歯ブラシを変える
以上の3つです。
ガーゼ磨き
ガーゼ磨きは、赤ちゃんの歯が生える前の歯茎をマッサージするように行います。
歯が生えてきてから突然歯ブラシを口の中に入れては赤ちゃんも驚きますよね。
歯が生える前に、口を開けて歯茎をマッサージすることに慣れていれば、スムーズに歯磨きへ移行できます。
赤ちゃん用の歯ブラシを使う
歯が生え始めたら赤ちゃん用の歯ブラシを使って歯磨きをしましょう。
赤ちゃんの口は大人と比べてかなり小さく、口内も皮膚が柔らかくて傷付きやすいからです。
ブラシも赤ちゃん用に作られているため1本ずつ丁寧に磨きやすくなっています。
赤ちゃんの成長に合わせて歯ブラシを変える
赤ちゃんの成長に合わせて歯ブラシを変えていきます。
赤ちゃんの歯と言っても、生え始めの頃と生え揃うまでとは大きく違います。
また、成長に合わせて歯に合った歯ブラシに買いかえるほうが磨きやすいですよね。
赤ちゃんの歯磨きで気を付けたいこと7つ
赤ちゃんの歯磨きでは、どんなことに気を付けたらいいのでしょうか。
特に気を付けたいことは以下の7つです。
- 口の中がよく見えるような姿勢で行う
- 口に触られることに慣れさせる
- 歯ブラシに慣れさせる
- 歯ブラシを強くあてて磨かない
- 歯磨きを嫌がったら一旦やめる
- 歯茎をママの指で守りながら磨く
- 早めに終わらせる
詳しく説明します。
口の中がよく見えるような姿勢で行う
歯を磨いてあげる時は、赤ちゃんの口の中がよく見える姿勢で行いましょう。
自分が歯を磨く時は鏡で見なくても磨けますが、赤ちゃんの歯を磨く時は、しっかり中が見えないと歯や歯茎を傷つけてしまう可能性があるからです。
口の中がよく見えるよう赤ちゃんの頭を、磨く人の膝の上に乗せるようにして仰向けで寝かせると、歯磨きがしやすいです。
口に触れられることに慣れさせる
口に触れても赤ちゃんが嫌がらないように慣れさせます。
口に触れることに慣れないと歯磨きもしにくいですし、嫌がったらしっかり歯を磨けないからです。
また歯磨きが赤ちゃんにとって苦痛な時間になってしまう可能性があります。
歯磨きを始める前からスキンシップを多くとり、口だけでなく顔にも触れるようにしましょう。
歯ブラシに慣れさせる
赤ちゃんの歯磨きで気を付けたいポイントは、歯磨きが始まる前に歯ブラシに慣れさせることです。
乳歯が生え始めて急に歯ブラシを赤ちゃんの口の中に入れたら感触の違いにびっくりしたり、違和感から歯磨きを嫌がったりする可能性もあります。
あらかじめ、歯ブラシを少し口の中にいれてみたり、触らせてみたりして赤ちゃんに慣れさせ、安心感を与えるようにします。
歯ブラシを強くあてて磨かない
歯磨きをしてあげる時には、歯に強く歯ブラシをあてて磨かないように気を付けて下さい。
なぜなら、赤ちゃんの歯は小さく、歯にあてているつもりが歯茎に歯ブラシがあたってしまうかもしれないからです。
例えば、歯ブラシで桃の表面を擦っても皮を剥けないくらいの力加減で、十分汚れは落ちます。
そのくらいやさしく磨いてあげましょう。
歯磨きを嫌がったら一旦やめる
赤ちゃんが歯磨きをする時に泣いたり暴れたりして、嫌がったら一旦やめて下さい。
もし、嫌がっているのにそのまま磨くことに必死になり無理やり口を開けさせて磨くと、歯磨きが赤ちゃんにとって嫌な時間になってしまいます。
一旦やめて、少ししてから歯磨きを開始すると気分も変わるかもしれません。
再開してもまた嫌がったら、その日は歯磨きを中止し水を飲ませて口の中をすっきりさせて下さい。
歯ぐきをママの指で守りながら磨く
歯磨きをする時に、歯に直接歯ブラシが当たらないように気を付け、指で歯茎を押さえながら磨いて下さい。
歯を磨いている時に歯ブラシが歯茎に当たったり、擦れて傷がついたりすることを防ぐためです。
特に前歯と上唇の間に触れると、神経が脳と繋がっているのでとても痛みを感じます。
よく歯磨きをする時に嫌がるのは、痛かった経験があることも原因の1つだと言われています。
早めに終わらせる
赤ちゃんの歯磨きは、早めに終わらせるよう気を付けて下さい。
いつまでも口を開けているのは大変ですし、赤ちゃんも行動を制限されるので歯磨きが嫌なことになってしまいます。
まとめ
赤ちゃんの歯磨きをいつから始めたら良いか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、筆者の経験を元に歯磨きの時期や気を付けたいことをまとめました。
歯は赤ちゃんが健康に成長していくためにはとても大切な役割をもっています。
離乳食が始まる頃には本格的に歯磨きができるよう、本記事を参考に、ぜひ歯が生える前からトレーニングを始めてみて下さいね。
コメントを残す