「子供がおねしょして、布団が濡れてしまった!どうしよう?」
そんな時、布団の洗い方やニオイ対策に悩んでしまいますよね。
実は、適切な対処法を知っておけば、布団の汚れや嫌なニオイを簡単にケアできるのです。
本記事では、おねしょ後の布団をきれいにする効果的な洗い方や、洗えない場合の応急処置を詳しく紹介します。
おねしょ後の布団の処理にお困り方は、ぜひ参考にしてくださいね。
【部分洗い】おねしょした布団の効果的な洗い方
おねしょした布団を部分的に洗うには、どのように対処するとよいのでしょうか?
効果的な洗い方を以下の流れで詳しく紹介します。
- おねしょの水分をとる
- おねしょした部分をぬるま湯で洗う
- 天日干しでしっかり乾かす
おねしょの水分をとる
子供がおねしょをしたら最初に行うべきなのは、布団に染み込んだ水分をしっかりとり除くことです。
濡れたまま放置すると、布団の奥まで染み込んで汚れが落ちにくくなるだけでなく、嫌なニオイやカビの原因にもなります。
布団カバーをすぐに外し、タオルなどを押し当てて水分を吸いとりましょう。
吸水性の高いマイクロファイバータオルを使うと、効率よく水分をとり除けます。
タオルの後始末が面倒なら、使い捨て可能なペットシートやトイレットペーパーも便利です。
早めの対処が汚れを簡単に落とす鍵となるので、できるだけ速やかに対応しましょう。
おねしょした部分をぬるま湯で洗う
水分を吸いとった後は、汚れた部分をぬるま湯で優しく洗い流します。
熱すぎるお湯は布団の繊維や撥水加工を傷める可能性があるため、ぬるま湯で洗いましょう。
お風呂場でシャワーを使い、おねしょした部分に直接ぬるま湯をかけて汚れを押し流します。
洗剤を使う場合はおしゃれ着用の中性洗剤を少量加えるとよいでしょう。
汚れがひどい時は、洗剤を少しだけ泡立てて優しくもみ洗いするのも効果的です。
ただし、布団の繊維を傷めないよう丁寧に洗うことがポイントです。
洗い終わったら、ぬるま湯で流して乾いたタオルでできる限り水分を拭きとります。
天日干しでしっかり乾かす
洗った後は、天日干しで布団をしっかりと乾燥させることが大切です。
湿気が残るとカビやダニの発生を招き、健康に悪影響を与える恐れがあります。
最もおすすめなのが天日干しです。
太陽光には殺菌や消臭の効果が期待でき、布団をより清潔に乾かせます。
均等に乾燥させるためには、物干し竿を2本使った「M字干し」をとり入れるのが効果的です。
とにかく布団が完全に乾くまで、焦らず時間をかけるのがポイントです。
【丸洗い】おねしょした布団の効果的な洗い方
おねしょした布団を丸洗いするには、どのように洗うとよいのでしょうか?
効率のよい方法を以下の流れで詳しく紹介します。
- 洗濯機or浴槽にぬるま湯をため洗う
- しっかり水切りをしてから天日干し
参考サイト:IKEHIKO
洗濯機or浴槽にぬるま湯をため洗う
おねしょの範囲が広い場合や汚れがひどい時には、布団を丸洗いするのが効果的です。
家庭で丸洗いする際には、まず洗濯表示をチェックして「水洗い可」であるか確認しましょう。
洗濯機で洗う場合は、布団を折りたたんで空気を抜き大きな洗濯ネットに入れます。
洗濯機の設定では「毛布コース」や「手洗いモード」など、布団に適した優しい洗い方を選択します。
適切な洗剤を使用し、洗濯中に布団が偏らないよう、洗濯槽に均等に入れることがポイントです。
洗濯機に入らない大きな布団は、浴槽を活用するのがおすすめ。
浴槽に布団が浸かる程度のぬるま湯をため、洗剤を溶かして足踏み洗いをしましょう。
全体を均等に踏むよう心がけると、汚れを効率よく落とせます。
洗い終えたら浴槽の水を抜いて、洗剤が落ちるようにシャワーで十分にすすぎます。
すすぎが不十分だと、洗剤が残って布団を傷める原因になるので注意してくださいね。
しっかり水切りをしてから天日干し
丸洗いを終えた後は、布団の水分をしっかり切ることが重要です。
完全に乾いたことを確認せずに使用すると、布団内部に湿気が残り、カビやダニの発生につながる恐れがあります。
浴槽の縁に布団をかけて自然に水を抜いたり、布団用の脱水機を使用したりするとよいでしょう。
あとは天日干しで完全に乾燥させます。
乾燥には時間がかかるため、天気予報を確認し、晴天が続く日を選ぶのがポイントです。
また、風通しのよい場所で干すことで湿気を効率よく飛ばせます。
「M字干し」で布団を均等に乾燥させると、乾きムラが防げるのでおすすめです。
布団の厚さが均一になるよう形を整えて干せば、仕上がりがふっくらします。
布団が乾くまでに2日以上かかる場合もあるので、途中で裏返すなどして乾燥を促しましょう。
【おねしょ布団どうする?】洗えない場合の対処法
おねしょした布団が洗えない場合は、どのように対処するとよいのでしょうか?
おすすめの対処法を以下の流れで詳しく紹介します。
- おねしょの水分をとる
- 【ニオイ対策】クエン酸スプレーを吹きかける
- 外に干せない時はコインランドリーで乾燥
参考サイト:Domani
おねしょの水分をとる
おねしょ後の布団が洗えない場合は、まず水分をしっかりとり除きましょう。
おねしょの水分が残ったままだと、布団の中で雑菌が繁殖しやすくなります。
すばやく対応することで、被害を最小限に抑えられるのです。
清潔なタオルやペーパータオルを使って押さえるように、おねしょの水分を吸いとります。
汚れをこすると繊維の奥に入り込む可能性があるため、押さえる動作を心がけましょう。
また、汚れを広げないよう、おねしょした部分の外側から中心に向かってタオルを動かすのが効果的です。
普段からタオルやペーパータオルを準備しておくと、いざという時にすぐ対応できますよ。
【ニオイ対策】クエン酸スプレーを吹きかける
クエン酸スプレーを活用して、気になるおねしょのニオイ対策をしましょう。
クエン酸にはアンモニア臭を中和する効果があるため、おねしょ特有の嫌なニオイを抑えられます。
手作りする場合は、水200mlに対してクエン酸小さじ1~2杯を混ぜるだけで簡単に作れます。
ただし、スプレーボトルを清潔に保ち早めに使い切るよう心がけましょう。
布団の水分をとり除いた後、汚れた部分にクエン酸スプレーを軽く吹きかけ、乾いたタオルで押さえて余分な水気を吸いとります。
水気を吸いとったら、ケアした部分をしっかりと乾燥させてください。
クエン酸スプレーはおねしょ対策だけでなく、掃除など多用途に使える便利なアイテムとして家庭に常備しておくとよいでしょう。
外に干せない時はコインランドリーで乾燥
外干しが難しい場合は、コインランドリーの乾燥機を利用してしっかり乾かすのがおすすめです。
布団を中まで乾燥させるには、適切な温度と時間が必要です。
外干しができない天気の日には、家庭では十分に乾燥できないことが多く、雑菌やカビ発生の原因になりかねません。
コインランドリーの大型乾燥機を利用すれば、布団を丸ごとしっかり乾かせます。
また、乾燥機の熱風によって布団がふっくらと仕上がり、肌触りがよくなるメリットも。
前もって近所のコインランドリーを調べておくと、いざという時に便利です。
雨の日や忙しい日でも、コインランドリーなら短時間で確実に布団を乾燥できます。
まとめ
おねしょで布団が濡れると、困ってしまいますよね。
本記事では、布団の部分洗いや丸洗いの方法、洗えない場合の対処法を詳しく紹介しました。
手順を守って適切に対処すれば、おねしょ後の布団の汚れや嫌なニオイをしっかりケアできます。
今回ご紹介した内容を参考に、お子さんのおねしょにも慌てず対処してみてくださいね。
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