「寒い季節に活躍したダウンジャケットを洗いたい。」
しかし、家族分のダウンジャケットをクリーニングに出すと費用がかかりそうです。
だからといってダウンジャケットは家で洗濯しても大丈夫なのか、悩みますよね。
本記事では、ダウンジャケットを自分で洗濯できるお手入れ方法を紹介します。
家でダウンジャケットを洗濯したいと考えている方は、参考にしてください。
ダウンジャケットは家で洗濯できる?
ダウンジャケットには、家で洗濯できるものとできないものがあります。
ダウンジャケットを洗濯するときは、まず洗濯表示のタグを確認しましょう。
手洗い可・洗濯機使用可のマークが表示されていれば、ダウンジャケットは家で洗濯できます。
「水洗い禁止」マークが付いていなければ、マークに従って手洗いまたは洗濯機のコースを選んでくださいね。
《手洗い》ダウンジャケットを家で洗濯する方法
手洗いでダウンジャケットを家で洗濯する方法を説明します。
- 手順1:襟周りと袖口周りの予洗いをする
- 手順2:洗濯液を作る
- 手順3:押し洗い後、浸け置きする
- 手順4:すすぎと脱水をする
手順1:襟周りと袖口周りの予洗いをする
家で手洗いでダウンジャケットを洗濯するときは、まず襟周りと袖口周りの予洗いをします。
アウターとして着るダウンジャケットですが、皮脂・ファンデーションなどの汚れが付いていることが多いからです。
このひと手間で綺麗に仕上がります。
やり方は、以下の通りです。
- 洗濯する前に、襟周りと袖口周りの汚れをチェックする
- 汚れが気になるところに、食器用洗剤などの中性洗剤をつけて軽くもみ洗いする
手順2:洗濯液を作る
次に、手洗いでダウンジャケットを洗濯するための洗濯液を作ります。
やり方は、以下の通りです。
- プラスチック製の衣装ケースまたは浴槽にダウンジャケットが浸るくらいの量の水をためる
- 1に中性洗剤をムラにならないように溶かす
手順3:押し洗い後、浸け置きする
手洗いでダウンジャケットを洗濯するときは、押し洗い後に浸け置きします。
やり方は、以下の通りです。
- ファスナーやボタンをとめて、軽く畳んだダウンジャケットを静かに洗濯液の中に沈める
- ダウンジャケットが浮いてきたら沈めるという動作を2〜3回ほど繰り返し、洗濯液が全体に染み込むようにする
- その後、10〜15分浸け置きして汚れを浮かせる
手順4:すすぎと脱水をする
最後に、手洗いしたダウンジャケットのすすぎと脱水をします。
脱水するとき、雑巾絞りはダウンが傷む原因になるので、絶対にやらないでください。
やり方は、以下の通りです。
- 浸け置きで汚れた洗濯液を捨てる
- ダウンジャケットがしっかり浸かる水量を、衣装ケースまたは浴槽にためる
- 浮いたら沈める作業を2~3回繰り返し、水を替える
- ダウンジャケットの中に洗剤が残らないよう、泡立ちがなくなるまで3を繰り返す
- 脱水は、大きめのバスタオルの上にダウンジャケットを広げタオルで挟み、タオルに水分を吸い取らせる
- バスタオルがたくさん水分を含んだら、違うタオルを使い脱水を繰り返す
《洗濯機》ダウンジャケットを家で洗濯する方法
家の洗濯機でダウンジャケットを洗濯する方法を説明します。
- 手順1:気になる汚れの予洗いをする
- 手順2:洗濯ネットに入れる
- 手順3:洗濯機のコース設定をする
手順1:気になる汚れの予洗いをする
家の洗濯機でダウンジャケットを洗濯するときは、気になる汚れの予洗いをします。
アウターとして着るダウンジャケットは、袖周り・襟回りの皮脂汚れが気になるものです。
食器用洗剤などの中性洗剤を直接つけて、軽くもみ洗いでOK。
筆者が予洗いをするときは、襟・袖口に中性洗剤をつけて、食器洗い用のスポンジで軽くたたくように汚れを浮かせます。
予洗いの後は洗濯機に入れるので、すすぎをしなくてOKです。
手順2:洗濯ネットに入れる
家の洗濯機で洗濯するときは、ダウンジャケットを裏返しに畳んで洗濯ネットに入れます。
裏返す理由は、人の体から出る汗や汚れが衣類を通してダウンジャケットに染み込み、内側の方が汚れている可能性が高いためです。
さらに、ダウンジャケットの装飾が外側に付いていることもあるので、装飾や洗濯機の保護の意味もあります。
手順3:洗濯機のコース設定をする
最後に洗濯機のコース設定をして、ダウンジャケットを洗濯します。
ダウンジャケットの洗濯表示に従い、「手洗い」「デリケートコース」など弱いコースを選びます。
全自動で行うのは「すすぎ」までです。
脱水は、「30秒の脱水→ダウンジャケットを取り出しほぐす」という作業を3回繰り返します。
洗濯したダウンジャケットの干し方
洗濯したダウンジャケットは、風通しの良い場所で陰干しします。
ダウンジャケットは防水加工になっているため、表面は乾きやすいですが、内部までしっかり乾かすには時間がかかるものです。
水分が残っているとカビの原因になるので、2〜3日かけてじっくり乾かしましょう。
ジャケットなどをかける肩先に厚みのあるハンガーに、ファスナーやボタンを開けて通気性を良くして干してください。
まとめ
寒い季節に活躍したダウンジャケットは、しまう前に洗いたいですよね。
でも、自宅でダウンジャケットを洗濯するのは大変というイメージがありませんか。
本記事では、ダウンジャケットを自宅で洗濯できるお手入れ方法を紹介しました。
家でダウンジャケットを洗濯したいと考えている方は、参考にし実践してください。
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