「胡蝶蘭ってどんな花なんだろう……」
胡蝶蘭と言えば、とても優雅で高級感あふれる花で有名ですよね。
上品なイメージがあるので、贈り物にも大変喜ばれる花でもあります。
本記事では、胡蝶蘭の花言葉をはじめ、シーンに合った色や送り方をご紹介します。
胡蝶蘭を送る際の3つのマナーについても紹介しますので、胡蝶蘭にご興味がある方や贈り物にお考えの方は、ぜひ参考にして下さいね。
【色別】胡蝶蘭にはどんな花言葉があるの?
胡蝶蘭には、どんな花言葉があるのでしょうか。
色別に5つ紹介します。
- 白色
- 紅白
- ピンク色
- 黄色
- 青色・紫色
参考ページ:GREEN ROAD
参考ページ:国華園オンラインショップ
参考ページ:フィルグリーンショップ
白色
白色の胡蝶蘭には「清純」という花言葉があります。
汚れがなく透き通っているので、純粋・無垢・清らかな心などをイメージさせます。
真っ白な胡蝶蘭が、さまざまなシーンで重宝されるのは美しく清楚な印象を持つからでしょう。
紅白
紅白の胡蝶蘭には特定の花言葉はありません。
紅白の色合いから、お祝いごとにはピッタリの花です。
白い花びらの真ん中にちょこっとある赤色が挿し色になり、おめでたい華やかな印象の花になります。
ピンク色
ピンクの胡蝶蘭には「あなたを愛しています」という花言葉があります。
優しい色合いから、愛する人への贈り物や感謝の気持ちを伝える贈り物として最適です。
愛らしいピンクの胡蝶蘭は見ているだけで、優雅な気持ちになります。
黄色
黄色の胡蝶蘭には特定の花言葉はありません。しかし、風水で「金運」「商売繫盛」の意味がある黄色は、縁起が良い色として喜ばれています。
黄色には明るく元気で活発なイメージもあるので、お祝いごとに最適です。
淡い黄色から鮮やかな黄色まで、いろいろな品種があるので、お好みの花を選べます。
黄色の胡蝶蘭が部屋にあるだけで、元気が出そうですよね。
青色・紫色
青色の胡蝶蘭には「愛」「尊敬」という花言葉があります。
青い胡蝶蘭は、技術が必要なので流通も少なくとても希少な花です。
ブルージーンという世界初の品種は「奇跡のめぐり逢い」という花言葉を持っています。
紫色の胡蝶蘭には花言葉はありませんが、紫色の持つ「崇高」「高貴」などの意味があり、高級感のある珍しい色です。
紫の胡蝶蘭も青色と同様、流通が少なく希少価値が高い花になります。
青色も紫色も、とても珍しい特別感のある花です。
参考ページ:prtimes
どんな色の花がふさわしい?シーンに合った胡蝶蘭の贈り方
胡蝶蘭を贈るときには、どんな色の花がふさわしいのでしょうか。
シーン別の胡蝶蘭の色の選び方を4つ紹介します。
- 開業・開店祝い
- 結婚祝い
- 長寿
- お葬式
開業・開店祝い
開業・開店祝いなど人生の門出に胡蝶蘭を贈るときには、白色の大輪胡蝶蘭や黄色の胡蝶蘭がおすすめです。
優雅で華やかな印象を与えてくれ、特に大輪にすればゴージャスさも加わります。
開店祝いには、特に金運の意味を持つ黄色の花にすれば「商売繁盛」として縁起の良い贈り物となるでしょう。
注意点としては、赤一色の胡蝶蘭だけは、火事・赤字・血を連想させるので選ばないように気をつけて下さい。
結婚祝い
結婚祝いには、白色やピンク色の胡蝶蘭がおすすめです。
白色は清楚な花嫁さんを、ピンク色は愛や感謝をイメージさせます。
胡蝶蘭の花言葉が「幸せが飛んでくる」なので、結婚祝いにはピッタリのプレゼントです。
豪華な花なので2人の門出を華やかにお祝いできます。
贈る際は、おしゃれなラッピングとともにメッセージカードを添えて贈るといいでしょう。
長寿祝い
長寿祝いには、おめでたい紅白の胡蝶蘭がおすすめです。
また白寿なら白色、米寿や喜寿などは希少価値の高い紫色などもいいでしょう。
胡蝶蘭は生命力が強く、何度でも花を咲かせてくれる長命な花なので、これからも元気で長生きしてもらえるようお祝いするには最適な花です。
贈るときは、メッセージカードを添えて贈るといいでしょう。
お葬式
お葬式には白色の胡蝶蘭を選ぶようにしましょう。
四十九日までは「白上がり」といわれる白色の花を贈るのがマナーとされています。
ただ、胡蝶蘭はお祝いに贈られることが多い花なので、いくら白色でもお葬式に贈って良いのか不安になる方も多いかもしれませんが全く問題ありません。
お葬式の花として、白一色でありトゲがないという条件を満たしていれば心配いらないのです。
注意点は、供花辞退の式場もあるようなので、事前に贈ってもいいか確認した方がいいでしょう。
参考ページ:らんや
胡蝶蘭を贈る際のマナーとは?
胡蝶蘭を贈る際には、どんなことに気をつけたらいいのでしょうか。
贈る際のマナーを3つ紹介します。
- 贈るタイミングに注意する
- 飾るスペースを考慮する
- お見舞いには贈らない
贈るタイミングに注意する
胡蝶蘭は、贈るタイミングに注意しましょう。
開店・開業祝いの場合は、当日に贈ってしまうと、お届け先の方は忙しくしている可能性が考えられます。
配送する場合は、遅くても前日までには届くように手配しましょう。
その際、相手の方の予定を聞いて、受け取って頂ける日や時間などは確認しておいて下さいね。
飾るスペースを考慮する
胡蝶蘭を贈るときは、送り先に飾るスペースがあるか考慮しましょう。
目立つからと大きな胡蝶蘭を贈っても、置くスペースがなければ贈られた相手も困ってしまいます。
胡蝶蘭を贈る際には、大きさに関係なく贈る相手に配慮をして、贈り先の置き場所や大きさなどを確認した上で贈りましょう。
お見舞いには贈らない
胡蝶蘭をお見舞いに贈るのは避けましょう。
なぜなら胡蝶蘭は鉢植えであり、鉢植えは「根づく」から「寝づく」を連想してしまうからです。
ついうっかりお見舞いに贈ってしまうとマナー違反になってしまうので気をつけてください。
どうしても胡蝶蘭を贈りたいときは、花束にして贈るといいでしょう。
まとめ
胡蝶蘭は高級感にあふれており、とてもエレガントな花です。
品の良さから贈り物にも大変喜ばれています。
本記事では、胡蝶蘭の花言葉や、シーンに合った色や送り方をご紹介しました。
胡蝶蘭を送る際のマナーについても紹介しましたので、贈り物に胡蝶蘭をお考えの方は、ぜひ参考にして下さいね。
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