【南天の育て方】適した栽培環境や栽培方法を初心者向けに解説

 

「南天の育て方は難しいかな?」

南天は縁起が良い植物として人気があり、シンボルツリーや観賞用の鉢植えにしたいと思っても、育て方が分からないと困ってしまいますよね。

本記事では、南天に適した栽培環境や栽培方法を初心者向けに解説します。

南天を上手に育てたい方や長く楽しみたい方は、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。

 

南天の基本情報

南天とは夏に白い花を咲かせ、冬は赤い実を付ける常緑低木です。

園芸用に品質改良された結果、30種類以上の品種が楽しめるのだとか。

基本的な、南天の情報を紹介します。

    • 適した栽培環境
    • 栽培時期
  • 風水的な意味

 

適した栽培環境

南天は、半日だけ日なたになったり、日なたと日陰が入り混じって木漏れ日が差したりするような「半日陰」の環境が適しています。

また、日光に当たりすぎて乾燥するのを嫌うため、西日が強い場所は向いていません。

酸素や養分をしっかり蓄えている肥えた土と適度な湿度、通気性や水はけの良さが必要です。

 

栽培時期

南天を種から育てる場合の栽培時期は、春と秋が向いています。

ポットやプランターに土を入れて、種をまいたら水をやり、日陰に置いておきましょう。

湿度を保つためにビニールをかぶせると、発芽しやすくなりますよ。

苗木を植え付ける場合は、春が適期です。

 

風水的な意味

南天は「難を転じる」という意味があり、縁起が良く、地植えでも鉢植えでも楽しめます。

花言葉は、実の色によって違うようです。

  • 赤い南天:幸せ・私の愛は増すばかり・よき家庭
  • 白い南天:深すぎる愛・機知に富む・募る愛

風水では、南天のとがった葉先や、真っ赤な実には邪気を払うパワーがあると信じられています。

運気を呼び込む玄関や、邪気を寄せ付けないよう鬼門に、植えたり鉢を置いたりすると風水効果が高められるでしょう。

 

参考:南天の風水効果と運気アップさせる置き場所・方角!【観葉植物】|間取織工所

 

南天の育て方

南天はどのように栽培すると、うまく育つのでしょうか?

次の状況に応じた、南天の育て方を紹介します。

  • 土づくり
  • 植え付け・植え替え
  • 水やり
  • 肥料
  • ふやし方

 

土づくり

南天を育てるには、まず初めに土づくりをします。

赤玉土・黒土・腐葉土を4:3:3の割合で混ぜて土を作りましょう。

あたたかい山林で自生する樹木なので、比較的どのような土質でも育ちやすいですよ。

 

植え付け・植え替え

南天を地植えする場合、春先の3~4月頃が適しています。

植える前に腐葉土などを混ぜておくと、土の通気性や水はけの良さが改善されて良いですね。

鉢植えの場合は、苗より一回り大きな鉢を用意して植え替えます。

まず植木鉢の底に鉢底石などを敷いてから、土、苗と順番に入れましょう。

植え替えたあとは、たっぷり水をあげてくださいね。

 

水やり

南天を庭に植えた場合、水やりは基本的にしません。

鉢植えの場合、表面が乾いたら水やりをします。

とくに、夏季は土が乾きやすいので水切れには注意が必要です。

 

肥料

南天は育てやすく、肥料もあまり必要ないとされています。

花や実をたくさん付けるためには、牡蠣殻や米ぬかなどの有機質肥料や、即効性と持続性をあわせ持つ緩効性の化成肥料を与えます。

鉢植えは、植え替えのタイミングでリン酸やカリウムが豊富な化成肥料を与えるようにしましょう。

 

ふやし方

南天を増やしたいときは、種をまいたり挿し木をしたりする方法があります。

種は乾燥すると発芽率が下がるため冷暗所で保存し、3〜4月頃になったらなるべく早く植えるようにしましょう。

挿し木の場合は、3月か9月の中頃〜下旬に枝を切り取り、肥料が入っていないキレイな土に植えて、根が伸びるのを待ちます。

 

病害虫対策

南天を育てる場合、病害虫対策はどうすれば良いのでしょうか?

主な対策を病気と害虫に分けて、それぞれ紹介します。

 

病気対策

南天は丈夫な樹木なので、病気対策は、ほとんどありません。

病気になる可能性があるものとしては、モザイク病・すす病・葉枯病が考えられます。

葉にモザイク状の模様ができる「モザイク病」は、アブラムシなどによって運ばれるウイルスが原因です。

「すす病」は、害虫の排せつ物に菌が繁殖して、黒いすす状の汚れがついたようになります。

南天に付きやすい害虫のカイガラムシによって、病気がもたらされることも。

モザイク病とすす病は、変色している部分を切り取って対処しましょう。

「葉枯病」は、菌類が原因で葉などに赤褐色の斑点ができます。菌類に有効な殺菌剤を使って対処できます。

 

害虫対策

南天によく見られる害虫は、カイガラムシやハマキムシなどがいます。

ハマキムシは発生しても被害は少ないと考えられているので、特別な対処は必要ありません。

カイガラムシは南天の生育に悪影響を及ぼす可能性があるため、駆除をします。

初夏から秋にかけて発生するので、幼虫にも成虫にも効果的な駆除剤を散布すると良いでしょう。

 

まとめ

南天は、お正月の縁起物の定番としても人気があります。

庭づくりや運気アップなどのために購入したいと思っても、育て方が分からないと困ってしまいますよね。

本記事では、南天に適した栽培環境や栽培方法を初心者向けに解説しました。

南天を上手に育てたい方や長く楽しみたい方は、ぜひ本記事を参考にしてお手入れしてみてくださいね。

 

参考:ナンテンの育て方・栽培方法|みんなの趣味の園芸

参考:ナンテン(南天)の育て方は? 花言葉や特徴・代表的な品種をご紹介!|GARDEN STORY

 

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