「柴犬の子犬のやんちゃはどのくらいで落ち着くものなのかな?」
柴犬の子犬のやんちゃ行動は、毎日が全開モードでパワフルですよね。
実は、一般的には生後6ヶ月から1歳ごろに最もやんちゃな行動をするといわれています。
本記事では、柴犬の子犬はいつ落ち着くのか解説し、困ったやんちゃ行動への対処法もご紹介します。
柴犬を飼う予定の方は、本記事を参考にしてください。
柴犬の子犬の成長の様子
柴犬の子犬はどのような成長をするのでしょうか?
次の3つの時期の様子をみてみましょう
- 生後3ヶ月ごろの様子
- 生後6ヶ月ごろの様子
- 生後1年ごろの様子
それぞれ解説します。
生後3ヶ月ごろの様子
生後3ヶ月ごろの様子は社会化期(社会化適期)といい、社会化トレーニングに最適です。
飼い主に保護されながらさまざまな環境や刺激に慣れる時期だからです。
一般的に犬の社会化期は生後3ヶ月ごろまで続くといわれていますが、柴犬は早い時期に終わります。
柴犬の場合、生後3ヶ月前くらいから警戒心が強まり見慣れないものを怖がることもあります。
(参考:シッポ)
生後6ヶ月ごろの様子
生後6ヶ月ごろの様子は自立期(反抗期、思春期)といい、本格的なトレーニングを開始するべき時期です。
子犬用のしつけも終わる6ヶ月頃は、大人の一歩手前の大切な時期だからです。
自我が芽生え、反抗期のような行動を取ったりわざと怒られるようなことをして試したりする子犬が多く見られます。
(参考:mofmo)
生後1年ごろの様子
生後1年ごろの様子は、自信と落ち着き精神的に著しい成長を遂げますが、社会化期に未経験の物事には警戒しだします。
社会化は「社会性を身につけさせるトレーニング」で、社会化トレーニングは一生続きます。
柴犬には個体差があり、3歳ごろまで子どもっぽいところが残るタイプもいます。
(参考:シッポ)
柴犬の子犬はいつ落ち着く?飼い主の体験談
柴犬の子犬はいつ落ち着くのでしょうか。
飼い主の体験談5つを紹介します。
- シャンプーしたことない柴犬 Aさんの体験談
- 新米飼い主 大奮闘! Bさんの体験
- 根気よくトイレトレーニングをして成功した Cさんの体験談
- しつけは間に合う?生後7ヶ月の子犬を迎えた Dさんの体験談
- 室内トイレを諦めた筆者の体験
それぞれ紹介します。
シャンプーしたことない柴犬 Aさんの体験談
シャンプーにパニックを起こす柴犬を育てるAさんの体験談を紹介します。
Aさんは愛情をもって柴犬を大切に育ててきましたが、一度もシャンプーをしたことがないのだそうです。
なぜかというと、愛犬が強いストレスを感じてしまうからです。
初めてのシャンプーで激しく拒否されました。
拒否された後も何度か試みましたが、環境の変化に弱いためシャンプーを怖がってしまいます。
おやつ・おもちゃなどいろいろな方法を試してもパニックを起こすのです。
結局シャンプーはあきらめ、犬用のドライシャンプーを見つけて使用しています。
(参考:いぬさいと)
新米飼い主 大奮闘! Bさんの体験談
黒柴パピーを迎え入れて大奮闘したBさんの体験談を紹介します。
Bさんは犬を飼ったことがないのに家族の「飼いたい」思いが強く、黒柴パピーを迎え入れてしまったのだそうです。
甘がみがとてもひどく、遊びなのか攻撃性のかみなのかわからず、本当に泣きたくなる出来事がたくさんあったそうです。
特に、排泄トレーニングは根比べでした。
食糞は犬と便を取り合い、要求吠えもあったそうです。1不安になったBさんは、2日目に専門のトレーナーさんを頼ることにしました。
トレーニングの甲斐あって食糞はなくなり、排泄は外でも家でもできるようになったのです。
甘がみも今ではほとんどしません。
犬とのコミュニケーションが取れ始めると、愛おしく思えるようになったと話しています。
(参考:peace and hope)
根気よくトイレトレーニングをして成功した Cさんの体験談
トイレトレーニング、根くらべで成功したCさんの体験談を紹介します。
Cさんの柴犬は外飼いで、ツンデレ性格の女の子だそうです。
家に迎えられたときは生後5ヶ月近くで、トイレトレーニングの開始は生後6ヶ月でした。
かかりつけの獣医さんに「排泄は決まったところでさせた方がいい」といわれたからだそうです。
獣医さんの指導のもとにトイレを手作りしましたが、別なところにばかりしてしまいました。
「教え方が悪い」のかと諦めかけていたときに排泄に成功。
家族総出で喜び、愛犬を撫で回し強めにハグしたのだそうです。
「失敗しても怒らず見守る」「できたら褒める」「手間暇惜しまない」「プロに相談すること」が、成功のもとだと感じたそうです。
(参考:犬のしつけ方教室.com)
しつけは間に合う?生後7ヶ月の子犬を迎えた Dさんの体験談
生後7ヶ月の黒柴犬の子犬を迎えたDさんの体験談を紹介します。
Dさんは、7ヶ月までペットショップで育った黒柴犬を迎えました。
人が好きで、逃げる・おびえる・唸る・本気がみはなかったものの、わがままで思い通りにならないと甘がみするそうです。
甘がみといっても体が大きくかむ力が強いので、ドッグトレーナーに頼ることにしました。
1回の訓練で人へ甘がみはほとんどなくなり、まて・おすわりもできるようになったそうです。
社会化に最適な時期が早く終わるといわれる柴犬ですが、7ヵ月でもしつけはまだ間に合ったと話していました
(参考:ライムグリーン)
室内トイレを諦めた筆者の体験
室内トイレを諦めた筆者の体験を紹介します。
実は、筆者は何十年ぶりかに子犬を飼いました。
生後58日目の柴犬オスの子犬です。
生後7ヶ月くらいの頃に、室内トイレをおもちゃと認識し破壊してしまったのです。
「トイレがないと大変だ」と、急いで購入しました。
ところがトイレを中に入れると、子犬はすぐにトイレの破壊に取りかかるのです。
筆者はかかりつけ動物病院の看護師さんに相談したところ、外での排泄を勧められました。
トイレを破壊するようになってからは、天候に関わらず排泄と運動をかねて1日2回散歩にでかけています。
7歳の現在も変わりません。
やんちゃな柴犬の子犬の困った行動と対処法
やんちゃな柴犬の子犬の困った行動にはどんな行動があるのでしょうか。
そして、どのように対処すればいいのでしょうか。
主な困った行動4つと対処法を紹介します。
- 甘がみ・じゃれがみ
- トイレの失敗
- いたずら・破壊
- サークルから脱走
それぞれ解説します。
甘がみ・じゃれがみ
柴犬の子犬がやりがちな困った行動に、甘がみがあります。
生後3ヶ月~8ヶ月くらいの時期にどの犬種でもやりがちな困った行動です。
甘がみ・じゃれがみは、特に番犬や狩猟犬としての性質を受け継いでいる日本犬に多くみられます。
甘がみは、物をかんで覚えることの練習で、生きていくのに大切なことだからです。
単に禁じるのでなく、欲求を発散させながら早いうちからNG行為を教えましょう。
(参考:犬びよりプラス)
トイレの失敗
トイレの失敗も、柴犬の子犬がやりがちな困った行動の1つです。
柴犬は、居住スペースや居住スペース付近で排泄する習性がないからです。
トイレの設置場所は居住スペースから離し、なるべく部屋の隅の方や壁際にトイレトレーを置きます。
可能であればトイレトレーの周囲を囲うと、トイレと認識しやすく落ち着ける場所となります。
柴犬がトイレを失敗した時は淡々と無言で片づけ、あきらめないで根気よく取り組みましょう。
(参考:わんちゃんホンポ)
いたずら・破壊
いたずら・破壊は、柴犬に限らず好奇心旺盛で活発な子犬であればやりがちな困った行動です。
人間の赤ちゃんと同じで、いろいろなものを口に入れて調べているからです。
いたずら対策は、サークルとフェンスと家具1〜2個や壁1〜2面を使う方法があります。
子犬が家具をかじった瞬間、家具や壁をたたきます。
するとびっくりしてかじるのをやめるのです。
子犬には、家具や壁をかじってはいけないことを教えましょう。
(参考:シッポ)
サークルから脱走
サークルから脱走も、飼い主を悩ませる柴犬の子犬がやりがちな困った行動です。
好奇心が旺盛なため、ゲーム感覚で脱走に挑戦します。
サークルがいやなわけではなく飼い主さんの反応をうかがいながら、行動しているのです。
1度成功すれば、次へのチャレンジを試みるでしょう。
しかし、放置はNGです。
脱走をして屋外に出ると、事故に遭ったりケガをしたりする恐れがあります。
サークルの隙間や天井・ドアのロックの確認を怠らず、脱走を阻止しましょう。
(参考:シッポ)
まとめ
柴犬の子犬のやんちゃ行動は、毎日が全開モードでパワフルですよね。
実は、一般的には生後6ヶ月から1歳ごろに最もやんちゃな行動をするといわれています。
本記事では、柴犬の子犬はいつ落ち着くのか解説し、困ったやんちゃ行動への対処法も解説しました。
柴犬を飼う予定の方は、本記事を参考にしてください。
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