【柴犬の多頭飼い】知っておきたいコツや注意点を体験談とともに紹介

 

「柴犬の多頭飼いをしたい!」

そんな時、先住犬といつもケンカばかりされたら、犬同士と飼い主まで参ってしまいますよね。

柴犬の性格をよく理解していけば、柴犬の多頭飼いは可能とされています。

多頭飼いにすることで、留守番中の愛犬に寂しい思いをさせないで済むのもメリットです。

本記事では、柴犬の知っておきたいコツや注意点と体験談の成功例を紹介します。

柴犬の多頭飼いにチャレンジしたいと思っている方は参考にしてくださいね。

 

多頭飼いできる?柴犬の性格とは

柴犬は忠誠心が強く、飼い主や家族に懐きますが、警戒心と独立心が強いため多頭飼いに向いているとは言えません。

柴犬は、他の犬と比較した場合にベタベタ触られることが嫌いな犬が多く、群れることが好きではない犬種だからです。

多頭飼いを検討する場合は、柴犬の性格や特徴を理解し、しつけやトレーニングを行う必要があります。

実際に柴犬を多頭飼いしている人も多いため、上手に飼えば多頭飼いも十分可能でしょう。

 

参考:MOFFME

 

知っておきたい!柴犬を多頭飼いする時のコツ

柴犬を多頭飼いする時のコツには何があるのでしょう?

主なコツには4つあります。

  • リーダーは飼い主ということを徹底する
  • 先住犬を優先する
  • 自分だけのエリアをそれぞれに与える
  • 犬同士のケンカはむやみに止めない

詳しく説明します。

 

リーダーは飼い主ということを徹底する

柴犬を多頭飼いする時のコツは、リーダーは飼い主ということを徹底することです。

犬は一緒に暮らしている家族の中で、順位が高いものに従う習性があるからです。

犬が勝手に行動しないためには、飼い主がリーダーということを覚えて貰う必要があります。

柴犬を多頭飼いする際は、飼い主がリーダーシップを発揮し、主従関係をしっかりと築くことが重要でしょう。

 

先住犬を優先する

柴犬を多頭飼いする時のコツとしては、先住犬を優先することです。

後から来た犬を可愛がりすぎてしまうと、先住犬が順位を理解できなくなるからです。

飼い主は、後から入って来た犬に気を取られてしまう可能性があるため、先住犬は孤立してストレスを抱えてしまいます。

人間の子どもでも下の弟や妹が急に現れたら、親を独り占めできなくなるので面白くありませんよね。

ご飯や散歩の準備も先住犬を優先して、犬同士が問題行動を起こさないように努めましょう。

 

自分だけのエリアをそれぞれに与える

自分だけのエリアをそれぞれに与えることは、柴犬を多頭飼いする時のコツです。

柴犬は基本的に独立心の強い犬種なので、特に自分の時間を大切にするからです。

誰にも邪魔されることのない、休息の場所・寝る場所は1匹ごとに与えてあげる必要があります。

柴犬は家族と過ごすのも大好きですが、個別のエリアをそれぞれ作りストレスを溜めないようにしてあげてくださいね。

 

犬同士のケンカはむやみに止めない

犬同士のケンカはむやみに止めないことも、柴犬を多頭飼いする時のコツになります。

犬同士の上下関係は犬同士で決めるからです。

犬同士の距離を縮めるためにはケンカになる可能性がありますが、飼い主は間に割って入ってはいけません。

大けがに発展しないように見守りつつ、犬だけで過ごす時間も与えましょう。

 

参考:Qrasippo

参考:わんちゃんホンポ

参考:みんなのブリーダー

参考:うしすけ

 

知っておきたい!柴犬を多頭飼いする時の注意点

柴犬を多頭飼いする時は、何に注意したら良いのでしょう?

主な注意点は3つあります。

  • 問題行動が連鎖する場合がある
  • 同じ血統の犬は同じ病気にかかる可能性がある
  • 感染症はしっかり予防しないと同時に感染する可能性がある

詳しく説明します。

 

問題行動が連鎖する場合がある

柴犬を多頭飼いする時の注意点は、問題行動が連鎖する場合があることです。

1匹の行動が他の犬にも影響する可能性があるからです。

噛みクセ・吠えクセなどは多頭飼いでは連鎖すると言われています。

最初の1頭のしつけが上手く行った場合は、他の犬に良い影響を及ぼすため、

しつけに関しては根気よく行うようにしましょう。

 

同じ血統の犬は同じ病気にかかる可能性がある

柴犬を多頭飼いする時の注意点のひとつとしては、同じ血統の犬は同じ病気にかかる可能性があります。

血統が同じであれば、病気を起こす遺伝子を引き継いでいると考えられるからです。

多頭飼いで同血統の場合、同じような病気になる確率も高くなるとされています。

同血統での多頭飼いをしたい場合は、遺伝的なリスクも含めて確認しておくようにしましょう。

 

感染症はしっかり予防しないと同時に感染する可能性がある

感染症はしっかり予防しないと同時に感染する可能性があることも、柴犬を多頭飼いする時の注意点です。

多頭飼いでは、1匹が感染症を持ち込んでしまえば、犬同士で集団感染のリスクがあるからです。

病気の犬は他の犬と隔離して、直ちに治療を行うようにしましょう。

発症していない犬がワクチン未接種なら接種を行って、お互いに離れて生活させて感染拡大を防いでいく必要があります。

多頭飼いでは特に日頃から犬の体調には注意を払い、体調不良に気がついたらすぐに対処できるように心がけましょう。

 

参考:PetNewsStorage

参考:PetNewsStorage

参考:いぬのきもち

 

【体験談】成功した?柴犬の多頭飼い

柴犬の多頭飼いに成功した体験談を3つ紹介します。

  • 多頭飼いに慣れているAさんの体験談(メス・メス)
  • 犬を飼ったことのなかったBさんの体験談(オス・オス)
  • 老犬がいるところに赤ちゃん犬を迎えたCさんの体験談(メス・メス)

 

多頭飼いに慣れているAさんの体験談(メス・メス)

多頭飼いに慣れているAさんは、犬同士が仲良くなれるか不安で、2匹目を躊躇していました。

初対面では静かなものでしたが、次の日から後から迎えた子犬が先住犬に飛びついて吠えたり噛みついたりするようになったのです。

犬同士でケガでもしたら大変なので、隔離生活をすることにしました。

そこで色々な方からアドバイスももらい、飼い主が神経質になりすぎていたと気づき、思いきって2匹を同じ部屋に放してみたのです。

先住犬は後輩犬に甘噛みをして教育をしているようでした。

最近ではお互いに信頼しているようで、朝夕の散歩も2匹揃って仲良く歩けるようになったそうです。

 

犬を飼ったことのなかったBさんの体験談(オス・オス)

Bさん宅の先住犬がオスだったので、オスの後輩犬を迎えたのですが、初日から取っ組み合いの大喧嘩が始まって大変でした。

先住犬は持病があり、後輩犬が来てからストレスから食欲もなくなり、よく吐くようになって行ったのです。

知人のトレーナーから助言をもらい、先住犬を優先し犬同士のケンカは任せるようにして様子を見ることにしました。

3ヶ月経った頃には序列ができ上がったからか、後輩犬が先住犬にすっかり懐いて問題なく過ごしています。

先住犬との関係が落ち着くまではとても心配でしたが、今では2匹との幸せな毎日を送っているそうです。

 

老犬がいるところに赤ちゃん犬を迎えたCさんの体験談

老犬がいるCさんの宅に後輩犬を迎えてからは、今までの静かな生活を乱されて先住犬が戸惑っているのがよく分かりました。

とりあえず、玄関と勝手口にそれぞれ分けて飼うようにしていますが、朝夕の散歩だけは一緒にさせています。

散歩の際は後輩犬は先住犬に体当たりしながら、進路妨害・噛みつきも日常茶飯事ですが、子どもがじゃれているように見えます。

今は先住犬の穏やかな生活を守りながら、2匹一緒に散歩をさせているそうです。

 

参考:柴犬子犬専門直販店

 

まとめ

柴犬の多頭飼いをしたくても、犬同士の性格と相性もあることなので、なかなか踏み切れませんよね。

柴犬の特徴をよく把握してコツや注意点を調べて、柴犬に限らず先住犬を優先してお世話することをおすすめします。

ぜひ本記事を体験談の成功例を交えて参考にして、愛犬たちに囲まれて癒された生活を送ってくださいね。

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