「玄関掃除の手順が知りたい!」
玄関はキレイにしておきたいけど、掃除の手順が分からないと困ってしまいますよね。
実は、「掃く・拭く」が主な作業で手順さえ分かれば簡単です。
本記事では、玄関掃除の手順と、汚れの原因や玄関をキレイに保つためのポイントを3つ紹介します。
玄関掃除の手順で悩んでいる方は、参考にしてくださいね。
玄関が汚れる原因とは?
玄関が汚れる主な原因は、砂や泥汚れです。
靴底には溝があり小石や砂、土などがくっつきやすく、気づかないうちに自宅まで運び込み玄関で落ちるからです。
たとえば、雨の日などで靴底が水に濡れた状態で土がくっつくと泥になり、玄関はひどく汚れます。
また、埃や髪の毛などによる汚れや湿気によるカビや手垢による皮脂汚れなども、玄関が汚れる原因になります。
さらには、ドアの開閉にともなって花粉や排気ガスが入ってくることも。
玄関は人の出入りが多いため、汚れやすい場所なのです。
玄関掃除の手順【たたき編】
玄関のたたきを掃除する場合、どのような手順で進めると良いのでしょうか?
玄関掃除の効果的な進め方を紹介します。
- 手順①たたきを掃く
- 手順②たたきを拭く
- 手順③たたきを乾拭きする
手順①たたきを掃く
まずは玄関のたたきを掃いて、ゴミや小石などを取り除きます。
新聞紙を水に浸して、小さくちぎって玄関に撒いてから掃き掃除を始めると、埃が舞うのを防ぎます。
タイルの溝や隅に溜まっている汚れは、しっかり掃き出すためほうきを小刻みに動かすと取りやすいです。
たたきに靴やゴルフバッグなどがあると掃除をしにくいため、ものがある場合はできるだけ移動させてから掃きましょう。
とくに、傘立ての下は水や埃が混じっているため、汚れやすい場所です。
先にたたきを掃いてゴミや小石を丁寧に取り除くと、拭き掃除がスムーズです。
手順②たたきを拭く
掃き掃除が終わったら、次に水拭きをします。
日常の軽い汚れなら、雑巾を絞って拭くだけでキレイになります。
玄関タイルにも使えるウェットシートや、使い古したタオル類を使えば、後片付けが簡単で使い勝手が良いです。
汚れが気になるときは、少し水を含ませてから玄関用のブラシやスポンジでこすって汚れを落とします。
わざわざ水を流さなくても、たたきを拭けばタイルはピカピカになりますよ。
玄関掃除で水拭きをすると、運気アップにつながるともいわれています。
手順③たたきを乾拭きする
最後に、たたきに水分が残っていれば乾拭きをします。
水気が残っていると、たたきに水の跡が残ったり、靴底の汚れがつきやすくなったりします。
また、湿気からタイルの目地や棚の木材などにカビが生えてしまうことも。
キレイな玄関を保つためにも水気を残さず、しっかり乾燥させるようにしましょう。
しばらく玄関のドアを開けて、乾燥させるのがおすすめです。
たたきが乾いたら、移動させたものを元の場所に戻します。
玄関掃除の手順【靴箱編】
玄関の靴箱を掃除する場合、どのような手順で進めると良いのでしょうか?
靴箱掃除の効果的な進め方を紹介します。
- 手順①靴箱の中の靴を出す
- 手順②靴箱の中を掃いて拭く
- 手順③靴箱を乾燥させる
- 手順④靴を元に戻す
手順①靴箱の中の靴を出す
玄関の靴箱を掃除する前に、中にある靴を取り出して掃除をしやすいようにします。
靴箱は湿気がこもりがちなため、取り出した靴を日陰で干して風通しをよくすると良いでしょう。
陰干しをするスペースがない場合は、新聞紙などを広げて靴を並べます。
長期間履いていない靴や、サイズアウトした子どもの靴などは、思い切って捨てるとスッキリします。
靴箱の中の靴を出すついでに断捨離も行えば、普段の掃除がしやすくなるはずです。
手順②靴箱の中を掃いて拭く
靴箱の中が空っぽになったら、一段ずつ掃き掃除と拭き掃除をします。
靴底についていた小石などが落ちている場合があるので、靴箱の中を小さなほうきや乾いた雑巾で掃いて取り除くのです。
埃や砂などが溜まりがちなため、隅まで丁寧に掃きましょう。
次に、洗って固く絞った雑巾で、掃くだけでは取れない泥汚れなどを拭いて掃除をします。
雨の日の泥が乾いて、細かい砂の汚れになっていることも。
もし汚れがひどい場合は、少量の中性洗剤を溶かした水を使って、雑巾で拭き取ります。
靴箱にも使えるウェットシートなら、拭いてサッと捨てられるため便利です。
靴箱の底面だけではなく、左右や奥の面も忘れずに拭きましょう。
手順③靴箱を乾燥させる
掃き掃除と拭き掃除が終わったら、靴箱の中を乾拭きして乾燥させます。
水気が残っていると、靴や靴箱にカビが生える原因になりかねません。
カビが見つかったり、靴箱の臭いが気になったりするときは、アルコールスプレーをして乾いた雑巾で拭き取ります。
靴箱の中をしっかり乾燥させると、雑菌の繁殖を抑えられます。
完全に乾くまで、靴箱のドアを開け放しておくと良いですね。
手順④靴を元に戻す
靴箱の中が乾いたら、靴底についている汚れを取り除いて、靴箱に靴を戻します。
筆者が靴箱の掃除をしたとき、子どもの靴底に溶けた飴がくっついていることに気づかず、棚に戻して後悔した経験があります。
新聞紙を靴箱の棚の幅に折り、底面に敷いてから靴を戻すとあらたな汚れを防いでくれるのでおすすめです。
玄関をキレイに保つポイントとは?
玄関をキレイに保つため、どのようなことに気をつけたら良いのでしょうか?
キレイな状態を保つポイントは、主に3つあります。
- 玄関に置くものを最小限にする
- 汚れを持ち込まないようにする
- 泥除けマットを使用する
順に詳しく説明します。
玄関に置くものを最小限にする
玄関をキレイに保つためには、玄関に置くものを最小限にするのがポイントです。
ものが多ければ収納が足りなくなる可能性があり、ものが散らかりやすくなります。
たとえば、玄関のディスプレイが多すぎると、雑然とした印象を与えがちです。
また、置きものが多いと、こまめな掃除がしにくくなります。
玄関に置くものは、ハンコや鍵、開運アイテムなどの必要なものだけに厳選して最小限にとどめておきましょう。
整理整頓された玄関は、掃除も行き届きやすくキレイに保ちやすいものです。
汚れを持ち込まないようにする
玄関をキレイに保つポイントとして、汚れを持ち込まないようにすることも大切です。
そもそも汚れが少なければ、掃除も簡単に済ませられます。
たとえば、子どもが砂場で遊んだときは、帰る前に服や靴についた砂を払っておきましょう。
雨天時の外出などで、靴底が汚れている時は玄関に入る前に水分や泥を落とします。
傘やカッパは、濡れた状態では玄関内に持ち込まないのが望ましいです。
ペットを飼っている場合は、ペットの体や足の裏も汚れなどがついていないか、確認をします。
玄関内に汚れを持ち込まないよう注意するだけで、玄関はキレイに保ちやすいですよ。
泥除けマットを使用する
玄関をキレイに保つには、泥除けマットの使用も効果的です。
泥除けマットには、靴底についた水分や泥、砂などを落とす働きがあります。
玄関に入る前に泥除けマットを踏んで靴底をこすれば、玄関内に汚れが広がるのを防ぎます。
泥除けマットの効果を維持するため、マットは定期的に掃除をして、汚れを取り除いておきましょう。
おしゃれなマットを使えば、実用的なだけではなく、洗練された印象の玄関にすることも。
泥除けマットを活用すれば、玄関はキレイに保ちやすいのです。
まとめ
玄関はキレイにしておきたいけど、掃除の手順が分からないと困ってしまいますよね。
実は、「掃く・拭く」が主な作業で手順さえ分かれば簡単です。
本記事では、玄関掃除の手順と、汚れの原因や玄関をキレイに保つためのポイントを紹介しました。
玄関掃除の手順で悩んでいる方は、参考にしてくださいね。
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