「キャリアなしの主婦でも、仕事はできるのかな?」
働きたいと思ったときに、キャリアがなかったりブランクが長かったりすると、不安になってしまいますよね。
本記事では、キャリアなしの主婦が採用率を上げるためのポイントや、雇ってもらいやすい仕事について紹介します。
働きたいけどキャリアがなくて勇気がない人や、採用されやすいコツや職種を知りたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
キャリアなしの主婦が採用率を上げるためにできること
キャリアのない主婦が採用率を上げるには、どうすれば良いのでしょうか?
採用率を上げるためにできることは、主に5つあります。
- 主婦が多く働いている職場を選ぶ
- 働く環境を整える
- 適性を考える
- スキルを身につける
- ポジティブな面をアピールする
それぞれ、順に詳しく説明します。
主婦が多く働いている職場を選ぶ
キャリアなしの主婦が採用率を上げたいなら、主婦が多く働いている職場を選ぶと良いです。
すでに主婦が働いている実績がある職場は、主婦を受け入れる体制が整っているところが多いからです。
たとえば、子供の急な体調不良や学校行事などに対して、理解を得られやすい傾向があります。
また、扶養内での勤務や働く曜日・時間帯について、ある程度相談にのってもらえることも。
コンビニやスーパー、飲食店などの主婦が多く働いている職場を選ぶと、採用される可能性は高まります。
働く環境を整える
キャリアなしの主婦が採用されやすくなるポイントは、働く環境を整えておくことです。
子供がいると、急に熱を出してしまうこともあります。
雇用する立場からすれば、そんなときに柔軟に対応してくれる人を採用したいと考えるものです。
反対に、急に欠勤する可能性が高い人は採用に消極的になります。
子供が小さい場合はとくに「親が近くにいるから子供は預かってもらえる」などの環境があると、強みになります。
適性を考える
キャリアなしの主婦が採用されやすくなるポイントは、適性を考えて仕事を選ぶことです。
適性のある仕事につくと、ストレスが少なく、長く働ける傾向があります。
たとえば、体力に自信がないのに重労働が多い職場だと、体調を崩したり日常生活に支障が出たりすることも。
自分に合った仕事なら業務に慣れるのも早く、必要な資格を取るなどのスキルアップも前向きに考えられます。
自分の適性を考えて得意な仕事を選ぶと、強みとして活かせるでしょう。
スキルを身につける
キャリアなしの主婦が採用されやすくなるポイントは、スキルを身につけることです。
資格の取得などスキルを身につければ、一定の知識があるという証明になります。
たとえば、事務職やWebデザイナーなどは、働くために必須となる資格はありません。
しかし、関連する資格や認定試験があるため、学んでおくと有利です。
キャリアはなくても即戦力になることを示せます。
スキルを身につけることで自己肯定感や自己効力感を高められ、活躍の場を広げられるため採用率も高まります。
ポジティブな面をアピールする
ポジティブな姿勢で面接に臨むと、キャリアがない主婦の採用率アップにつながりやすいです。
一般的にポジティブな姿勢は好意的に受け入れられるからです。
たしかに、「仕事を覚えられるかな?人間関係がうまくいくかな?」といった、不安や心配を感じることもあります。
しかし、働く前からネガティブな気持ちを伝え過ぎると、会社にとっても不安要素になりかねません。
「不安もあるけど頑張る」など、ポジティブな面をアピールする方が建設的です。
今の不安な自分ではなく、どんな自分になりたいのかをイメージしてみると、ポジティブな面をアピールしやすいですよ。
キャリアなしの主婦が採用されやすい仕事
キャリアなしの主婦が働くには、どのような仕事を選ぶと良いのでしょうか?
キャリアがなくても採用されやすい仕事は、主に5つあります。
- 保育補助
- 介護補助
- 家事代行
- 保険外交員
- 事務員
それぞれ、順に詳しく説明します。
保育補助
キャリアなしの主婦が採用されやすい仕事に、保育補助があります。
保育の現場は、人手が足りていないことも多いからです。
専門的な業務は資格が必要ですが、おやつの準備や片付け、子供と遊ぶことなどに資格は必要ありません。
働きながら、資格の取得を目指すことも可能です。
子育て経験のある主婦なら、資格がなくても経験があるので採用されやすいと考えられます。
介護補助
介護業界も、キャリアなしの主婦が採用されやすい仕事のひとつです。
保育の現場と同じように介護の現場も、慢性的な人手不足の場合が多いからです。
洗濯やベッドメイキング、食事の配膳などの生活を援助する業務は、資格がなくてもできます。
介護は24時間体制でケアが必要なケースもあり、たくさんのスタッフで情報を共有しながら仕事をします。
介護補助の仕事をしながら、経験を積んだり勉強をしたりしてスキルを磨くことも可能です。
実際に、筆者の友人はキャリアも資格もないところから介護業界で経験を積み、現在はケアマネージャーになっています。
人手不足の場合も多く、未経験からでもキャリアを積みやすいので、採用率は高いのです。
家事代行
キャリアなしの主婦が採用されやすい仕事には、家事代行業があります。
日常的に家事を行っている主婦にとって、働きやすい環境です。
子供やペット、植物のお世話や洗濯に掃除など、日常の家事が収入につながります。
独自の節約ワザや時短スキルが役立つことも。
特別な資格がなくても働けるうえ、自分の好きな家事や特技を活かして収入を得られるのです。
面接時のマナーや身だしなみに注意すれば、採用されやすいといえます。
保険外交員
キャリアなしの主婦が採用されやすい仕事のひとつに、保険外交員があります。
仕事を始める前に、必ず生命保険募集人資格の試験に合格して金融庁に登録しなければなりません。
しかし、主婦の保険外交員としてのスタートラインは、一般的にキャリアなしでも珍しくないのです。
保険や介護にまつわる国の制度やお金の流れ、ライフプランの考え方など、生きるうえで役立つ知識が詳しく学べるメリットもあります。
実際に、筆者はキャリアなしの専業主婦から保険外交員になり、FP2級を取得しました。
保険外交員は、子育て中も働きやすい環境が整っているケースが多く、主婦の採用に積極的だと考えられます。
事務員
事務員も、キャリアなしの主婦が採用されやすい仕事のひとつです。
WordやExcelなどの簡単なパソコン操作ができれば、特別な資格がなくても働けます。
事務とはいえ、電話や来客の応対、備品の整理などがメイン業務になることも。
事務員には、一般的な事務のほか医療事務や、介護事務など多様な種類があります。
必要に応じて、働きながらスキルアップを目指しても良いでしょう。
キャリアがなくても主婦が即戦力になりやすい事務員は、採用されやすい仕事です。
まとめ
育児が落ち着くなど、働きたいと思ったときにキャリアがない場合やブランクが長いと、不安になりますよね。
しかし、キャリアではなく即戦力になるかどうかを採用基準にしているケースも多いのです。
本記事では、キャリアなしの主婦が採用率を上げるためのポイントや、雇われやすい仕事について紹介しました。
働きたいけどキャリアがなくて勇気がない人や、採用されやすいコツや職種を知りたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
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