更年期のイライラの原因が分からずに時には八つ当たりする日もあるもの。
本記事では、更年期のイライラの原因や対処法を紹介します。
更年期のイライラするつらい症状の乗り越え方が分からない方は参考にしてください。
更年期のイライラの原因
更年期のイライラの主な原因は、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌の急激な低下です。
体内のセロトニン(幸せホルモン)の減少に老化などの要因が加わることで、感情がコントロールできずにイライラするようになります。
家庭や仕事のストレスなども、さらにイライラを悪化させる原因の一つです。
原因や対処法を知り、上手に更年期と付き合いながら生活していきましょう。
更年期のイライラへの対処法
つらい症状を改善するにはどのような対処法があるのでしょうか?
- 太陽光を浴びる
- 適度に運動する
- バランスの良い食事を心がける
- 7時間以上睡眠をとる
- 早寝早起きをする
- アロマでリラックスする
- 漢方薬を試す
- 病院へ行く
詳しく説明します。
太陽光を浴びる
朝目が覚めたらまず太陽の光を浴びましょう。
軽くストレッチをして交感神経の働きにスイッチを入れ、だらだらと一日を始めるのではなくメリハリをつけ自律神経をスッキリ調えましょう。
長時間にわたり太陽の光を浴びるのは、紫外線などの影響から逆効果になってしまうため、午前中の1〜2時間を目安に太陽光を浴びてみましょう。
適度に運動する
適度な運動は更年期だけでなく、私達のような年齢の女性には必要不可欠です。
適度な運動とは、歩きながらおしゃべり出来るちょっと早めのウォーキングを一日30分程度が理想的であると言われています。
ウォーキングは週に2日程度でも十分効果は得られます。
好きな音楽を聞いたり、週末の旅行の予定などを想像したりしながら歩いてみるのはいかがでしょうか。
バランスの良い食事を心がける
バランスの良い食事を心がけるのもイライラを抑えるには十分効果的な方法です。
食べた物や量などがすぐに体調に響く更年期では、暴飲暴食やファストフードなどはできるだけ控えるようにして、たんぱく質や野菜・果物を中心としたシンプルな食事を取りましょう。
今はSNSや料理本などでも更年期に合った簡単な料理の作り方が載っているので、上手に活用しながら美味しくバランスの良い食事を心がけましょう。
7時間以上睡眠をとる
一日7時間以上は睡眠をとりましょう。
人生を80歳としたら、睡眠時間は平均27年間分に相当すると言われています。
睡眠は非常に大切な行為ですので侮ってはいけません。
しかし更年期の症状のせいで眠れない人が多いのも事実です。
寝なくてはいけないと自分にプレッシャーを与えるのではなく、眠くなったら寝るというスタンスに切り替えると、意外と楽に眠りにつくことができるかもしれません。
枕や寝具を良質なものに換えるなど工夫をして、良質で必要な睡眠時間をとりましょう。
早寝早起きをする
「早寝早起き病知らず」ということわざにもあるように、早寝早起きをして規則正しい生活リズムを作ることは、更年期の症状を和らげる大きな対処法の一つです。
朝は早く起きて朝日を浴び、夜は早く寝るなど基本的な生活を意識して、気持ちの良い一日を送れるように心がけましょう。
アロマでリラックスする
アロマオイルの大好きな香りでリラックスする事も効果的な方法です。
嗅覚は脳の感覚の一部ですからダイレクトに響き、大好きな香りは自律神経や女性ホルモンなどにも影響を与えながら活性化させ、心と体のバランスを調え感情をリセットさせる効果もあるようです。
自分に合ったお気に入りのアロマオイルを見つけて、ゆっくり映画を観たり本を読んだりしながらのんびりリラックスしてみるのもおすすめです。
漢方薬を試す
漢方薬は生活習慣や食生活などを改善しながら、さらにしっかり整えたいという方に特におすすめです。
更年期特有であるそれぞれの症状に合わせて選べるからです。
イライラの症状には崩れがちな気を中心に整えてくれる漢方薬を選ぶと良いでしょう。
他にも不眠や不安感やホットフラッシュなど弱った心や体を改善してくれるものも多く販売しています。
漢方薬が気になったら薬剤師のいる薬剤師のいる薬局や、東洋医学に詳しい医師のいる病院東洋医学に詳しい医師のいる病院などで相談し、試してみるのもいいでしょう。
病院へ行く
症状が特に酷く辛いようなら一度病院へ行き、お医者さんに診てもらいましょう。
きちんとした医療を受けることによって的確な改善方法が見極められる可能性が高いです。
我慢せずに一度婦人科を受診することをおすすめします。
まとめ
更年期の症状でイライラしてしまう時は自分自身を責めてしまいがちです。
女性ホルモンが崩れ心も体も揺らぎ、大きな変化を迎えている時だと割り切ってしまいましょう。
本記事で紹介した更年期のイライラの対処法を参考に、自分に合った方法を見つけ症状を和らげながらいつまでも若々しく楽しく過ごしましょうね。
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