「育てるのが簡単な野菜って何があるかな?」
家庭菜園で野菜を育ててみたいと思っても、栽培が難しかったり失敗したりすると困りますよね。
筆者も野菜作りに挑戦したいと思い、プランターで簡単にできる野菜から始めて家庭菜園を作りました。
本記事では、初心者でも失敗しない、簡単に育てられる野菜を10種類紹介します。
家庭菜園で育てやすい野菜を知りたい方や、失敗せずにきちんと収穫まで楽しみたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
【春夏に植える】初心者でも育てるのが簡単な野菜
1年の中で気候が安定しやすい春夏は、植物の栽培に適しています。
この時期に初心者でも育てやすい野菜とは、どのようなものでしょうか?
春夏におすすめの野菜を、5種類紹介します。
- ミニトマト
- キュウリ
- ナス
- ピーマン
- オクラ
ミニトマト
- 種まき時期:3月〜5月中旬
- 収穫時期:6月〜9月
ミニトマトやトマトは春や夏に植えるのが向いていて、初心者でも育てやすいため家庭菜園で人気のある野菜です。
とはいえ、種から育てるのは初心者には難易度が高いため、苗から育て始めると良いでしょう。
種まきは3月〜5月中旬、収穫時期は6月〜9月です。
茎と葉の間から新しい芽が出てきたら、芽の成長に養分が使われないように取り除いたり、支柱を立てたりして育てます。
水やりは少し控えめにして、乾燥気味に育てると甘く実りますよ。
筆者がミニトマトを育てたときは、2歳の息子が青い実を見つけては嬉しそうにもぎとったり、幼稚園の息子がおやつに食べたりしていました。
失敗が少ない野菜なので、気軽に栽培を楽しめる可能性が高いです。
キュウリ
- 種まき時期:4月〜5月
- 収穫時期:6月〜9月
春・夏植えにおすすめで、初心者でも育てるのが簡単な野菜はキュウリです。
種まきは4月〜5月、収穫時期は6月〜9月です。
種から育てるのが不安な方は、市販の苗から育てると難易度が下がります。
つるが長く伸びるため、支柱に絡ませて育てると日当たりや風通しが良くなります。
風通しが悪いと病害虫の発生リスクが出てくるので、余分なつるや葉は整えましょう。
キュウリは水分が多いため、収穫前にたっぷりと水やりをしていれば、みずみずしいキュウリを味わえます。
ナス
- 種まき時期:4月
- 収穫時期:6月〜9月
ナスも春や夏に植える野菜で、野菜作りが初めてでも育てやすい品種です。
種まきは4月、収穫時期は6月〜9月です。
初心者には、種から育てるより苗から育てるほうが向いています。
苗の植え付けは4月中旬から5月中旬がおすすめで、暖かくなってから行います。
日当たりと風通し、たっぷりの水を好むため、水切れには注意して育てましょう。
筆者が初めて作ったナスは小ぶりで少し固かったですが、収穫できた喜びは大きかったです。
ピーマン
- 種まき時期:2月~3月
- 収穫時期:6月〜10月
早春に植えるのがおすすめの、初心者でも育てやすい野菜のひとつにピーマンがあります。
種まきは2月〜3月、収穫時期は6月〜10月です。
ピーマンの成長には湿度も重要なので、苗を植え付ける時期は5月中旬頃、暖かい気温が安定してからにしましょう。
初心者の方は、苗から育てるほうが栽培しやすいため、苗の購入がおすすめです。
ピーマンは水のやりすぎを嫌うため、土の表面が乾いてから水やりをします。
筆者はこまめなお世話が苦手で、水やりを忘れてしまうときもありましたが、無事に収穫できました。
夏の暑さや病害虫にも強いピーマンは、初心者でも楽しく育てられる野菜です。
カラフルな品種が揃っているので、見た目にも楽しめますよ。
オクラ
- 種まき時期:5月~6月
- 収穫時期:7月〜10月
春・夏植えにおすすめで、初心者でも育てるのが簡単な野菜はオクラです。
種まきは5月〜6月、収穫時期は7月〜10月です。
オクラは暑さに強いですが寒さに弱く、気温が10度以下になると生育しません。
暖かい気候になってから種まきや植え付けを行うと、失敗を避けられるでしょう。
また、オクラは乾燥を好まないため、水やりの頻度にも注意が必要です。
長期間に渡って収穫が見込まれ、下向きに実るユニークな姿も楽しめますよ。
参考:【家庭菜園】春植え野菜・春まき野菜10選|家庭菜園初心者におすすめの品種と、育て方などご紹介|Plantia
参考:春植え・春まき野菜|初心者でも簡単に栽培できる種類15選|Green Snap
【秋冬に植える】初心者でも育てるのが簡単な野菜
秋冬に植えることが適している、初心者でも育てやすい野菜には、どのような種類があるのでしょうか?
寒い時期は植物にとっても過酷な環境ですが、気温が低くても育てやすい野菜を5種類紹介します。
- 大根
- ほうれん草
- 小松菜
- 白菜
- ブロッコリー
大根
- 種まき時期:9月
- 収穫時期:12月〜1月
大根は秋冬の時期に植えるのがおすすめで、初心者でも育てやすい野菜です。
種まきは9月、収穫時期は12月〜1月ですが、品種によって異なる可能性があります。
大根は土の中に深く根を下ろして成長するため、石などは取り除いてしっかりと土を耕しておきましょう。
青首大根や丸大根など、大根は種類が多いので、調理の目的や好みに合わせて大根を育ててみるのも良いですね。
ほうれん草
- 種まき時期:9月~10月
- 収穫時期:12月〜1月
秋・冬植えにおすすめのほうれん草は、初心者でも簡単に育てやすいです。
種まきは9月〜10月、収穫時期は12月〜1月で、葉が20センチ程度に成長したら収穫します。
耐寒性のある野菜で高温に弱いという特徴があり、気温が高いと発芽率が悪くなってしまいます。
また、ほうれん草は乾燥が苦手ですが多湿を好まないので、水やりは土が乾燥してからにしましょう。
生育の遅い株や病気になっている株など、生育状況に合わせて間引きをします。
ほうれん草は栽培がしやすいので、家庭菜園の初心者でも育てやすい野菜です。
小松菜
- 種まき時期:3月~10月
- 収穫時期:5月〜12月
小松菜も秋冬に植えるのがおすすめで、野菜作りが初めてでも育てやすい品種です。
病害虫の発生を防ぐため、葉の生育に合わせて間引きを行い、風通しの良さを保ちましょう。
実は、1年を通して育てやすいのですが、生育に適している気温は15度〜20度なのだとか。
大きく成長しすぎると葉が固くなりがちなので、葉丈が20センチ程度になれば収穫します。
育てやすいと定評のある野菜なので、ぜひ挑戦してみてください。
白菜
- 種まき時期:8月
- 収穫時期:11月〜1月
秋冬に植えるのがおすすめで、初心者でも育てやすい野菜のひとつに白菜があります。
種まきは8月、収穫時期は11月〜1月です。
初めての栽培で不安な方は、9月下旬に市販の苗を購入して植え付けから始めると育てやすいでしょう。
また、栽培期間が短くて年内に収穫ができる品種を選ぶと、さらに育てやすいです。
白菜は、寒さが厳しくなるにつれて甘みが増します。
みずみずしい白菜は鍋料理のほかにも使い勝手が良いため、うまく育つと嬉しいですね。
ブロッコリー
- 種まき時期:8月~9月
- 収穫時期:10月〜2月
ブロッコリーも秋冬に植えるのがおすすめで、野菜作りが初めてでも育てやすい品種です。
種まきは8月〜9月、収穫時期は10月〜2月で、ブロッコリーの蕾が開く前に収穫をします。
筆者が苗からブロッコリーを育てたときは、柔らかくて甘みが強かった印象があります。
家庭菜園ならではの味わいを楽しんでくださいね。
参考:秋の家庭菜園はメリットたくさん! おすすめの野菜10選をご紹介!|GARDEN STORY
参考:【家庭菜園】 冬野菜おすすめ8選や基本の栽培方法を解説!|Plantia
まとめ
家庭菜園で野菜を育ててみたいと思っても、どんな種類の野菜を選ぶと良いのか分からなければ困りますよね。
野菜作りを始めるにあたっては、季節に合わせて育てやすい野菜を選ぶようにしましょう。
本記事では、初心者でも育てやすい野菜を9種類紹介しました。
育てるのが簡単な野菜を家庭菜園で作ってみたい方は、ぜひ参考にして野菜作りを楽しんでみてくださいね。
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