「会話のない夫婦の離婚率はどのくらいかな?」
夫婦で会話がないと離婚につながるのではないかと、不安になってしまいますよね。
本記事では、会話のない夫婦の離婚率や末路、関係修復の方法について紹介します。
会話がなくて夫婦関係に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
会話のない夫婦は離婚率が高いって本当?
筆者が調べた範囲では、会話のない夫婦は離婚率が高いという確かな根拠は存在しません。
とはいえ、会話がない夫婦は離婚につながりやすい傾向があります。
なぜなら、夫婦で会話がないとお互いの愛情を感じられにくくなるからです。
会話がないと相手が何を考えているのか分からず、気持ちがすれ違ってしまうことも。
喧嘩になりやすく、仲直りのきっかけが掴みにくいため、離婚につながってしまうと考えられます。
【体験談】会話のない夫婦の末路
会話がなくなると、夫婦の未来はどうなるのでしょうか?
実際に会話のない夫婦の体験談を紹介します。
- 夫婦2人の空間が気まずくなる
- 仮面夫婦になる
- 別居を始める
- 不倫をされる
夫婦2人の空間が気まずくなる
筆者の友人が、夫と会話が減った時期に気まずい思いをした体験談です。
結婚当初は会話もあり仲が良かったので、静かな空間になっても気にならなかったそうです。
むしろ、穏やかで安心できると感じていたのだとか。
しかし、友人は子育てが始まり夫は仕事が忙しくなったため、夫婦の会話が減っていたそうです。
子どもが成長して小学生になると友達と遊びに行く機会が増えて、休日は夫婦だけで過ごすことも。
何を話せば良いのかも分からず、静かな空間に2人でいると気まずさを感じて、別室に移動したときもあったそうです。
普段の状況が変わると、同じ状況でも感じ方がまったく違うと話してくれました。
仮面夫婦になる
筆者が結婚5年目くらいのときに、夫婦の会話がなくて仮面夫婦になった体験談です。
当時、筆者は頼れる人が身近にいない状況で、3人の年子をワンオペ育児中でした。
夫も仕事が忙しくて、夫婦で話せる時間がありません。
子ども達が寝てから夫が帰ってくるので、夫の食事を用意しながら会話をしていました。
しかし、疲れて聞く姿勢ではない夫に、筆者は話すことを諦めたのです。
すると、夫は「風呂」「飯」「寝る」の3語しか話さなくなりました。
次第に筆者は自分のことを、夫の家政婦のように思えてしまい、一緒に過ごす意味を見失ってしまったのです。
夫に対する感情は消え、用事があると業務連絡のように、子どもに伝えてもらうことも。
数ヶ月にわたって夫婦の会話はなく、完全に仮面夫婦になりました。
子どもに「パパもママも、自分でお話ししたら?」と言われて、今の状況を変えなければいけないと気づきました。
お互いに「今のままではダメだ」と分かっていながらも話し合いを避けていたため、長期化してしまった事例です。
別居を始める
筆者の友人が別居を始めたときの体験談です。
友人の夫はお酒が大好きですが、たまに度を超えることがあり、友人は夫の体を心配していました。
夫に心配な気持ちを何度伝えても聞き入れないため、友人は話すことを止めたそうです。
「どうせ話しても意味がないから、時間の無駄になる」と感じたのだとか。
同時に、お酒についての話題を止めたら、ほかに話す内容がないことに気がついて一気に夫婦の会話がなくなったそうです。
会話がなくなると、いろいろ我慢してきたことが気になり始めた様子。
もう子ども達も大きくなっているし、自分に経済力はあるとの自信から、彼女は別居を選択しました。
「夫の心配から解放されて、自由な気持ちになった」と晴れやかに話していました。
会話がなくなって自分の状況を冷静に見つめ直し、夫婦の今後について考えたようです。
不倫をされる
筆者の元同僚が、会話のない夫に不倫されたときのエピソードです。
元同僚は、日々のワンオペ育児に対する不満から、些細なことで夫と喧嘩になったのだそうです。
どうしても納得ができず、話すのも顔を合わすのも嫌になり、夫からの謝罪も無視をしていたそうです。
会話のない生活が普通になった頃、夫の帰りが遅い日が増え様子がおかしいことに気づいたのだとか。
元同僚の夫は以前から気になっている人がいたそうで、妻との喧嘩をきっかけに一線を越えてしまったそうです。
「飲み屋の女なんかと関係を持つなんて信じられない!」と、相手の女性宅に向かい、自分でも信じられないような修羅場だったとのことでした。
夫婦の会話がなくなったことが、結果として夫に対して不倫のゴーサインを出していたようです。
【体験談】会話のない夫婦が関係修復した方法
会話のない夫婦は、関係を修復することができるのでしょうか?
実際に、会話がなくなったけど関係を修復できた夫婦の体験談を紹介します。
- アニメで共通の話題ができた
- 子どもがきっかけをくれた
- 話し方を工夫した
- 一緒にいる時間を増やした
アニメで共通の話題ができた
筆者の友人が、夫との会話が減って気まずい思いをしたあとに、共通の話題ができて関係が修復できた体験談です。
何気ない日常の会話が必要だと思っても、何を話せばよいのか分からなかったのだそう。
しかし、夫と子どもがサブスクのアニメを視聴している姿を見ていて、自分も興味をもって一緒に見るようになったのだそうです。
夫の時間に合わせて一緒に他のコンテンツも視聴するようになり、会話が増えたそうです。
2人の時間ができると、映画に出かけることも。
話題がなくて会話に困っていたのが嘘のように、共通の趣味を見つけて楽しんでいるようです。
子どもがきっかけをくれた
筆者が仮面夫婦になったあとの、関係が戻ったときのエピソードです。
筆者と夫は、長女を通じて意思のやり取りをしていました。
しかし、長期化するにつれて長女にとって負担になっていたようで、夫への伝言を断られることも。
「自分でお話ししたら?」と長女に言われて、子どもが寝た後に夫と話す時間を作りました。
今後も一緒に過ごしたい気持ちは、お互い同じだと分かり、仲直りにつながりました。
話し方を工夫した
こちらも筆者の体験した、会話がない時期からの復活談です。
夫がスマホのゲームにはまり、夫婦の会話が減ったときがありました。
初めは、帰宅してからずっとゲームをする姿にイライラして、感情的に責めるように話しがちでした。
筆者の話し方が夫に嫌悪感を与えて、悪循環になっていると気づいたので、責めるのを止めました。
さらに、「聞いて欲しいだけ」とか「相談させて」など、話す目的を初めに伝えることにしたのです。
話し方の工夫をしてから、会話に対するお互いのストレスが軽減されたように感じています。
一緒にいる時間を増やした
筆者の両親が、会話が減って喧嘩が増えたときに関係を修復した体験談です。
筆者の母は、家にいるより出かけることの方が多いタイプです。
父はあまり快く思っていない様子で、母の帰宅が遅くなる日が続くと不機嫌になることも。
父が不機嫌になると、しばらく母との会話はなくなります。
母は父の怒りが収まった頃を見計らって、週末には2人でドライブや買い物に出かけます。
単純ですが、母が不在がちな行動を改めて一緒にいる時間を増やすことで、父の不機嫌は治るようです。
接触回数を増やして好感度を高めていく、ザイオンス効果が期待できると考えられます。
まとめ
夫婦で会話がないと離婚につながるのではないかと、不安になってしまいますよね。
実は、一度は会話がなくなっても関係を修復できた夫婦はいます。
本記事では、会話のない夫婦の離婚率や末路、関係修復の方法について紹介しました。
会話がなくて夫婦関係に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
コメントを残す