「お墓参りに着物で行きたい!」
そんな時、お墓参りに本当に着物で行ってもいいのかがわからないと困ってしまいますよね。
本記事では、お墓参りの服装マナーや着物でお墓参りをする際の注意点を解説します。
お墓参りに着物で行ってもいいのかなど、服装でお悩みの方は参考にしてください。
お墓参りの服装に決まりはあるの?
お墓参りの服装に決まりはあるのでしょうか?
特に決まりはなく普段着でも問題ありません。
服装の種類別に5つ紹介します。
- Tシャツ&ジーンズでもOK
- 着物・浴衣でもOK
- 大事な報告のとき
- 派手な服装はNG
- 露出が多い服装はNG
詳しく説明します。
Tシャツ&ジーンズでもOK
Tシャツ&ジーンズでも問題ありません。
普段のお墓参りは、カジュアルな服装でかまいません。
お墓の掃除をする場合もあるので汚れてもよい動きやすい服装で出かけましょう。
Tシャツ&ジーンズでもマナー違反になりません。
参考サイト:eranda
着物・浴衣でもOK
着物・浴衣でも問題はありません。
着物は日本の伝統衣装なので、着物は正装です。
ご先祖様も喜んでくれるはず。
ただし、浴衣は「寝間着」と思われてしまう地域もあるので、お墓参りに行く前に確認しましょう。
お盆の祭りの前にお墓参りをするときは浴衣でも大丈夫でしょう。
参考サイト:eranda
大事な報告のとき
大事な報告のときのお墓参りは少し改まった服装がおすすめです。
結婚や出産など大切な報告をするときは、目上の人に挨拶をするような服装を心掛けることが大切です。
可能であれば結婚の報告なら結婚するお相手と、出産の報告なら赤ちゃんと一緒にお参りしましょう。
参考サイト:eranda
派手な服装はNG
派手な服装には気をつけましょう。
原色系の色や総柄などの目立ちすぎる服装も控えるのがマナーです。
お墓参りはつつましやかにおこなう習慣があります。
墓地にはさまざまな状況や考えの人が訪れることを考慮しましょう。
参考サイト:eranda
露出が多い服装はNG
露出が多い服装は控えましょう。
暑いときでも、ノースリーブ・タンクトップ・ショートパンツといった露出の多い服装は好ましくありません。
マナーにも気を配りたいですね。
さらに、周辺に草木が茂っている墓地では、虫や木の枝などから肌を守る必要もあります。
夏場は暑さが気になります。
半袖のシャツにして、お参りのときだけ薄手のカーディガンを羽織るといった工夫をおすすめします。
参考サイト:eranda
お墓参りに着ていく着物の種類に決まりはあるの?
お墓参りに着ていく着物の種類に決まりはあるのでしょうか?
基本的に着ていく着物の種類に決まりはありません。
洋服と違い着物の場合は肌が出すぎたりすることがないので、着て行きたい着物を選んで故人やご先祖様に敬意と共に手を合わせましょう。
成人式のときなどは、振り袖などの晴れ着を着て行くこともおすすめです。
筆者の娘は成人式の時に振り袖姿で、お墓参りに行っています。
筆者自身は訪問着でした。
お墓参りに着物で行くときに注意すること
お墓参りに着物で行くときに注意することがあります。
主なポイントは4つあります。
- 下駄・草履で歩くときは砂利や段差に気をつける
- 浴衣の場合は裾がめくれることも考えて裾除けをつける
- お墓掃除の時は水はねや、汚れに気をつける
- 皮製品や毛皮は持って行かない
詳しく説明します。
下駄・草履で歩くときは砂利や段差に気をつける
下駄・草履で歩くときは砂利や段差に気をつけましょう。
お墓が建てられている場所は平らなところばかりではないため、足元が不安定です。
階段を利用したり山の中を歩いたり、雨上がりは地面がぬかるんでいて滑りやすい場合もあるので気をつけましょう。
さらに不安な場合は、スニーカーなど普段履き慣れた靴を持っていくことをおすすめします。
お墓の前で改めて下駄・草履に足を通し先祖に手を合わせます。
参考サイト:e-ohaka
浴衣の場合は裾がめくれることも考えて裾除けをつける
浴衣の場合は裾がめくれることも考えて裾除けをつけましょう。
お墓参りではしゃがんだりして浴衣の裾がはだけてしまうことがあります。
裾除けをつけることによって浴衣がめくれにくくなります。
着物のように長襦袢を着るのもおすすめです。
参考サイト:e-ohaka
お墓掃除の時は水はねや、汚れに気をつける
お墓掃除の時は水はねや、汚れに気をつけましょう。
お墓参りには掃除をする・墓石に水をかけるなどで水はねや汚れがつきものです。
紐1本持っていくだけでたすき掛けをすれば袖が汚れず、墓石に水をかけるときも袖が気になりません。
たすき掛けが出来れば、着物を着ていても掃除が出来るので身に着けておけば安心です。
参考サイト:e-ohaka
革製品や毛皮は持って行かない
革ベルト・カバンや毛皮を持っていかないよう気をつけましょう。
革ベルト・カバン・動物柄・毛皮(ファー)のついたものは殺生をイメージさせるため、お墓参りの服装としてふさわしくありません。
着物を着ると寒い時期に襟元にファーのマフラーをしたくなりますが、お墓参りのときは避けましょう。
参考サイト:e-ohaka
まとめ
お墓参りに着物で行きたいと思った時、本当に着物で行ってもいいのかがわからないと困ってしまいますよね。
お墓参りの服装には特に決まりはないので着物でもOKですが、注意点はあるのです。
本記事では、お墓参りの服装マナーや着物でお墓参りをする際の注意点を解説しました。
お墓参りに着物で行ってもいいのかなど、服装でお悩みの方は参考にしてください。
コメントを残す