「最近、エアコンをよく使うから電気代が気になるな」
そんな時、エアコンを使っても電気代が節約できる方法があれば知りたいですよね。
本記事では、カーテンを活用してエアコンの電気代を節約する具体的な方法を解説します。
電気代が気になるけれど、エアコンを使っても少しでも節約できないかなと思っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
エアコンの節約に有効なカーテンの種類は?
エアコンの節約に効果があるカーテンには、どのような種類があるのでしょうか。
エアコンの節約に有効なカーテンは次の3種類です。
- 間仕切り用カーテン
- ビニールカーテン
- 遮熱・遮光カーテン
それぞれについて説明します。
間仕切り用カーテン
間仕切りカーテンの使用は、エアコンの節約に有効な方法の1つです。
1つの部屋を分割したり、部屋と部屋を仕切ったりして空間を区切ると、エアコンの温度調節がしやすくなるからです。
広い部屋をカーテンで仕切ると、狭くなった分エアコンの効きも良くなり、電気代の節約になります。
間仕切りカーテンを使って、エアコンの効率を高めて節電ができます。
ビニールカーテン
ビニールカーテンの設置もエアコンの節約に効果があります。
扉がない廊下や玄関、階段の昇降場などに隙間がないように設置すると、空気を遮断できるのです。
冬はエアコンの暖気を逃さず、夏は冷気を逃さないので、エアコンの効率があがり節電につながります。
ビニールカーテンというとお店や工場のイメージがありますが、家庭用のおしゃれなものも販売されています。
気に入ったビニールカーテンで、エアコンの節約をしましょう。
遮熱・遮光カーテン
遮熱・遮光カーテンの使用は、有効な節電方法の1つです。
太陽の熱や光を通しにくいので、室内の空気が熱くなりすぎないからです。
遮熱・遮光カーテンを使用して、部屋の温度が高すぎたり、低すぎたりしなければ、エアコンをフル稼働させずに済みますよね。
窓にかけるだけで節約効果がある遮熱・遮光カーテンを、ぜひ検討してみてください。
エアコンの節約に遮熱カーテンがおすすめな5つの理由
ではなぜ遮熱カーテンがエアコンの電気代の節約におすすめなのでしょうか。
遮熱カーテンを推奨する理由は5つあります。
- 《夏》外からの熱を遮ってくれる
- 《夏》室内温度の上昇を抑えてくれる
- 《冬》外からの冷気を室内に入れない
- 《冬》暖房で温めた空気を逃さない
- 室温の変化を抑えて温度を保ってくれる
それぞれの理由を解説します。
《夏》外からの熱を遮ってくれる
夏のエアコンの節約に遮熱カーテンがおすすめな理由は、外からの熱を遮ってくれるからです。
遮熱カーテンは、光を反射するアルミ・ステンレス加工が施されていたり、熱を通しにくい遮熱糸を使用したりして、窓の外からの熱を遮断します。
夏に入り込む熱の73%が窓や扉などの開口部からと言われています。
太陽熱だけでなく、エアコン室外機からの熱や、周囲の屋根やビルから反射する熱も窓を通して入ってしまうのです。
遮熱カーテンを使用して、窓から入ってくる光と熱を防いで、エアコンの効率をあげましょう。
参照:政府広報オンライン
《夏》室内温度の上昇を抑えてくれる
遮熱カーテンを夏のエアコンの節約に推奨するのは、室内の温度が上昇するのを防いでくれるからです。
壁や屋根に囲まれている室内は、いちど暖まると熱がこもるので、夏は窓からの熱を室内に入れないことが重要です。
遮熱カーテンで太陽熱を遮断し、室温の上昇を抑えると、エアコンの効率もアップします。試験で遮熱効果があると認められたものを遮熱カーテンと呼び、遮熱率が高いカーテンほど、室内の温度上昇を防ぎます。
日中出かける際に遮熱カーテンを閉めておくと、室温の上昇が抑えられ、帰宅してからのエアコンの効きが良いですよ。
《冬》外からの冷気を室内に入れない
遮熱カーテンを冬のエアコンの節約におすすめする理由は、外からの冷気を部屋にいれないからです。
遮熱カーテンの生地は冷気を通しにくく、窓からの冷気の侵入を防ぎます。
室温が下がらないので、エアコンの設定温度を上げなくても室内を暖かく保てるのです。
遮熱カーテンを使って、冬もエアコンの節約が可能なのです。
《冬》暖房で温めた空気を逃さない
冬でもエアコンの節約に遮熱カーテンを 勧める理由は、エアコンで暖まった空気を外に逃がさないからです。
冬場、室内の暖かい空気の6割は、窓等の開口部から出ていくと言われています。
遮熱カーテンをつけると、暖気が外に逃げるのを防ぎ、室内温度の低下を抑えます。
室内の暖かさを保つので、エアコンの設定温度を上げなくても暖かく過ごせるんです。
暖房効率をアップして、電気代の節約をしましょう。
室温の変化を抑えて温度を保ってくれる
遮熱カーテンをエアコンの節約に推奨する理由は、室内の温度変化を抑え保温してくれるからです。
カーテンを吊るすことで、窓とカーテンの間に空気の層が生まれ、その空気の層が断熱材の役目を果たすのです。
遮熱カーテンで室内の温度変化を抑えて、快適な温度を保つようにしてくださいね。
エアコンの節約に有効な遮熱カーテンにはデメリットも
エアコンの節約にメリットが多い遮熱カーテンにも、デメリットはあります。
遮熱カーテンのデメリットは、次の2点です。
- 冬の暖かい日差しを取り込みにくい
- 外の景色が見れない
それぞれについて、説明しますね。
冬の暖かい日差しを取り込みにくい
遮熱カーテンのデメリットは、天気の良い冬の日に、日差しの暖かさを取り込みにくいことです。
遮熱カーテンをつけると、心地よい太陽熱も遮ってしまうのです。
カーテンを開けて暖かい日差しを取り込んでも、外の冷たい空気が窓から入り、室内の温度が下がってしまいます。
窓からの冷気は防ぎたいですが、せっかくの冬の暖かい日差しが取り込めなくなってしまうのは悲しいですよね。
外の景色が見れない
遮熱カーテンをつけると、外の景色が見えないこともデメリットの1つです。
なぜなら、遮熱カーテンは締め切ることで遮熱効果が発揮できるからです。
遮熱カーテンは、分厚くしっかりした生地のものが多いため、外の光や景色が見られず閉塞感があります。
遮熱カーテンで、室内温度は快適になりますが、外の景色が見られないのは残念ですよね。
エアコン節約に有効な遮熱カーテンの活用方法
遮熱カーテンをどのように使うと、エアコンの節約に効果があるのでしょうか。
エアコンの節約に有効な遮熱カーテンの活用方法を2点紹介します。
- 日中に留守が多い場合は厚手のカーテン
- 日中在宅が多い場合はレースタイプ
日中に留守が多い場合は厚手のカーテン
日中に家に居ないことが多い場合は、厚手の遮熱カーテンをつけるとエアコンの節約に効果があります。
夏は太陽熱を遮り、遮熱カーテンと窓の間に空気層を作って熱を閉じ込めて、室内の温度上昇を抑えるからです。
冬は外の冷気の侵入を防ぎ、室内の暖気を閉じ込めて、室内温度の低下を抑制します。
遮熱カーテンをつけて、留守の間に窓からの熱の出入りを防ぐと、帰宅後のエアコンの効きが良くなり、電気代の節約につながりますよ。
日中在宅が多い場合はレースタイプ
昼間に家にいることが多い場合は、レースの遮熱カーテンが有効です。
厚手のカーテンを閉めてしまうと、日光が入らないので暗くなってしまうからです。
透過性の高いレースタイプの遮熱カーテンなら、光を取り入れるので室内が暗くなりません。
遮熱レースカーテンをかけるだけで、外気温の影響を受けにくくなり、室内で快適に過ごせますよ。
まとめ
エアコンを使って快適に過ごしたいけれど、電気代は節約したいですよね。
本記事では、カーテンをかけるだけで、エアコンを使いながら節約できる具体的な方法を解説しました。
カーテンをつけると、夏も冬も室内温度を快適に整え、冷暖房の効率を上げられます。
窓にかけるカーテンでは、特に遮熱カーテンをおすすめしました。
電気代を節約しながらエアコンを使いたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
コメントを残す