「時短勤務なのに仕事が終わらずまた残業……」
家事育児もこなす忙しいワーママには辛い状況ですよね。
本記事では、時短で仕事が終わらない時の対策法をご紹介します。
仕事が終わらず家庭にも影響が出て悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
ワーママの仕事が終わらないとどうなる?
時短勤務のワーママの仕事が終わらないと、どのような影響があるのでしょうか?
主に3つあります。
- 家事がおろそかになる
- 疲れが取れずストレスが溜まる
- 子供や家族と過ごす時間が少なくなる
詳しく説明します。
家事がおろそかになる
ワーママの仕事が終わらないと、その分家庭での時間が少なくなり家事がおろそかになりがちです。
料理ができずスーパーの惣菜で済ませたり、掃除や片付けができず家の中が散らかったままになったりすることもあるでしょう。
栄養バランスを考えた食事や、片付いた部屋で気持ちよく過ごしたいと思ってもできず、自己肯定感が下がったりストレスが溜まったりします。
疲れが取れずストレスが溜まる
ワーママの仕事が勤務時間内に終わらない場合、疲れが取れずストレスが溜まりやすい傾向があります。
仕事自体によるストレスの他、家事育児に時間を取られて睡眠不足にもなるため、疲れが取れにくいのです。
ストレスが溜まるとイライラしがちなので、子どもへの接し方にも悪影響が出やすくなるでしょう。
子供や家族と過ごす時間が少なくなる
仕事が終わらず残業になると、家庭での時間が削られてしまうので、子供や家族と過ごす時間が少なくなります。
特に小さい子供はママに甘えたい時期なので、一緒に過ごす時間が少ないと発育への影響も心配です。
家族に影響を及ぼさないためにも、仕事は勤務時間内に終わらせたいですね。
時短勤務なのに仕事が終わらない原因は?
なぜ時短勤務なのに仕事が終わらないのでしょうか?
主に3つの原因があります。
- タスクや優先順位を決めていない
- 業務の割り振りが不適切
- 業務量が多い
詳しくご紹介します。
タスクや優先順位を決めていない
時短勤務なのに仕事が終わらない原因の一つに、タスクや優先順位を決めていないことがあります。
タスクや優先順位を決めないと、その日にすべきことが明確にならないため仕事が間伸びし、業務時間内に終わらなくなりがちです。
あらかじめタスクを絞っておけば、意識が分散せず集中しやすくなります。
業務を開始する前に、一日のタスクと優先順位を書き出しましょう。
業務の割り振りが不適切
時短勤務なのに仕事が終わらない原因として、業務の割り振りが不適切な可能性もあります。
育児休暇後に時短勤務で復帰しても、育児休暇前にフルタイムで働いていた頃と同じ業務を任せられることもあるでしょう。
また、時短勤務の場合は業務時間外の打ち合わせなど、対応できない業務が発生することもあります。
時間内に仕事が終わらない場合は、業務の割り振りが適切かを見直してみましょう。
業務量が多い
時短勤務なのに仕事が終わらない原因の一つに、業務時間に対して業務量が多すぎることもあげられます。
人員不足や経験値の差により任せられる業務が多くなれば、業務過多になってしまう可能性もあるでしょう。
業務時間内に終わる業務なのかを冷静に考え、業務内容の改善を相談することも必要です。
時短で仕事が終わらない時の対策法5選
時短で仕事が終わらない時はどうしたら良いのでしょうか?
5つの対策法をご紹介します。
- 事前準備を入念にする
- 業務量を見直してもらう
- まわりに協力を求める
- 無理だと感じたら仕事を断る
- 部署の異動を検討する
詳しく説明します。
事前準備を入念にする
時短で仕事が終わらない時は、事前準備を入念にしましょう。
業務開始前に一日のタスクや優先順位を書き出し、無理のない計画を立てると、やるべきことが絞られ集中して業務に取り組めます。
また、タスクを書き出しておけば完了するごとに達成感を味わえるため、仕事に対する意欲も高く維持できるでしょう。
業務量を見直してもらう
時短で仕事が終わらない時は、業務量を見直してもらいましょう。
チームで仕事をしている場合、チームメンバーに適切な業務割り振りがされていないと特定の人に負担が偏ってしまいます。
それぞれの勤務体系やスキルに合わせた業務割り振りになるよう、上長に相談して業務量を見直してもらうことも大切です。
まわりに協力を求める
時短で仕事が終わらない時は、まわりに協力を求めましょう。
全部を自分でやろうとせず、部分的に手伝ってもらったり、打ち合わせに代理で出席してもらったりすることで勤務時間内に業務を終わらせられることもあります。
責任感の強い人ほど自分で仕事を抱え込んでしまいがちですが、まわりに協力を求めてみると意外と快く引き受けてもらえることもありますよ。
無理だと感じたら仕事を断る
時短で仕事が終わらないとき、無理だと感じたら仕事を断る勇気も大切です。
キャパシティ以上の仕事を引き受けてしまうと、一つ一つの仕事のクオリティも下がりがちです。
また、何かトラブルが発生したら納期に間に合わなくなるリスクもありますので、無理をし過ぎずに仕事を断るようにしましょう。
部署の異動を検討する
時短で仕事が終わらないなら、部署の異動を検討する必要があるかもしれません。
現在の部署が人手不足であったり、部署全体の業務量が多すぎたりする場合、業務量の見直しや周りの協力を求めることが難しくなります。
部署内での業務改善が難しいと感じたら、勤務時間内に業務を終了できる部署への異動を検討しましょう。
所属部署で積み上げたキャリアを手放すのは勇気がいるかもしれませんが、家庭と仕事のどちらを優先したいかをよく考えて決断する必要があります。
皆はどう対処した?時短勤務の体験談を紹介!
時短勤務で仕事が終わらず悩んだとき、皆さんはどのように対処しているのでしょうか?
筆者の体験談とともに、時短勤務に伴う問題をうまく解説できたケースをご紹介します。
上司に相談して解決したケース
筆者が時短で仕事が終わらず残業続きになっていたとき、業務割り振りを上司に相談した体験談です。
育児休暇が明け復帰した際、育児休暇前に在籍していた同部署のメンバーのほとんどが退職し、業務経験の浅いメンバーばかりになっていました。
そのため、業務内容を広く把握している筆者に業務が集中し、フルタイム並の業務量をこなさなければならず残業が続いてしまいました。
筆者は上司に業務割り振りの見直しを相談し、マニュアルを作成した上で他メンバーに割り振りをしたのです。
結果として勤務時間内に業務が終わり、家族との時間を確保できるようになりました。
チームワークで解決したケース
育休から職場に復帰したAさんは、勤務時間内に終わらない仕事を自宅に持ち帰ったり、サービス残業をしたりして何とかこなしていたそうです。
人員が不足している上に業務量も多かったため、時短勤務で配慮してもらっている身として「周囲に頼ることができない」というプレッシャーを常に感じていたのだとか。
しかしついにはストレスと過労により限界を感じ、対策せざるを得ない状況になりました。
具体的にはまず、現状の問題点をすべて書き出し、順番に一つずつ解決していく方法をとったそうです。
心身をリフレッシュするために有給を使ったり、過剰な仕事は素直に周囲にお願いしたりなどして、仕事の処理方法を根本から変えました。
するとチームの疎通が円滑になると同時に、それぞれに合った仕事をうまく振り分けられるようになり、自ずと業務負担が減ったそうです。
結果的に、勤務時間内にすべての業務を終えられるようになりました。
勤務時間内に仕事を終わらせられない原因は、自分自身のやり方の問題のほかに、チームのコミュニケーション不足もあったと後になってから思い知ったとAさんは言います。
まとめ
家事育児をこなす忙しいワーママにとって、時短勤務なのに仕事が終わらないのは辛いですよね。
勤務時間内に仕事を終わらせるには、いくつかのポイントがあります。
本記事では、時短で仕事が終わらない時の対策法をご紹介しました。
仕事が終わらないせいで家族との時間を確保できなかったり、ストレスを抱えていたりする方は、本記事を参考に対策してみてくださいね。
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