「ハーブをプランターで育ててみたい!」
本記事では、プランターで育てるおすすめハーブや元気に育てるコツを紹介します。
どんなハーブがプランターに適しているかやプランターで元気に育てるコツを知りたい人は参考にしてくださいね。
プランターで育てるおすすめハーブ12選
プランターで育てるおすすめハーブ12選を紹介します。
- ラベンダー
- ミント
- ローズマリー
- バジル
- しそ
- パセリ
- タイム
- セージ
- レモンバーム
- パクチー
- カモミール
- ディル
詳しく説明するので、気になるハーブを育ててみてくださいね。
ラベンダー
ラベンダーはプランターで育てるおすすめハーブの1つです。
地中海沿岸地域を原産地とし、乾燥した気候ややや荒れた土地に自生するシソ科の常緑低木です。
初夏に小さな青紫色や白色の花をつけ、フローラル系の香りを楽しめ、「ハーブの女王」とも呼ばれます。
ラベンダーは日当たりが良く、風通しと排水性の良い場所を好みます。
雨で弱ることもあるので、雨にあたりっぱなしにならないように注意が必要です。
ラベンダーはハーブティーに使えるだけでなく、乾燥させて、リースなどにも使います。
ミント
ミントはプランターで育てるおすすめのハーブです。
多くの種類があり、ポピュラーなハーブの1つです。
すっきりした爽やかな香りの品種やかすかな甘さを持つ種類もあります。
ミントは乾燥や日差しに強いわけではないので、半日陰の風通しの良い場所が適しています。
繁殖力が強いハーブなので、プランターに植える時は、他の植物と分けることがおすすめです。
ミントは、アロマテラピーのほか、ポプリの材料やお茶や料理に使います。
ローズマリー
ローズマリーはプランターで育てるおすすめハーブの1つで、地中海沿岸地方が原産の常緑低木です。
非常に強く乾燥した痩せた土地でも育ち、強風にも耐えるため非常に育てやすい植物です。
清々しい香りが特徴で、沈んだ気分を明るくし、集中力を高めるとされています。
抗酸化作用もあり、「若返りのハーブ」とも呼ばれます。
ローズマリーは、化粧品やサプリメント・アロマテラピー・ハーブティーのほか、煮込み料理からグリルまで様々な料理に使われる人気のあるハーブです。
バジル
イタリア料理に欠かせないバジルもプランターで育てるおすすめのハーブの1つです。
熱帯アジアを原産地とするシソ科のハーブで爽やかな香りがします。
バジルは寒さに弱く日当たりと風通しの良い場所を好むため、移動できるプランターは便利です。
バジルは種類が豊富で、イタリア料理だけでなくガパオなどのタイ料理にも使われます。
フランスではハーブの王様とも呼ばれています。
しそ
日本を代表するハーブのしそもプランターで育てるおすすめハーブです。
アジアでは古代の遺跡からも見つかるほど、古くなじみのあるハーブです。
食中毒の薬としても使われ、「蘇りの薬草」としても知られていたため、「紫蘇」という漢字があてられます。
さわやかな香りが特徴的で、薬味として使われるだけでなく、防腐作用や匂い消しにも効果が期待できます。
しそは一般的には葉を薬味として食べますが、芽・花・実も食用として用いられ、収穫段階で多様な味わいを楽しめることが特徴です。
パセリ
パセリもプランターで育てるおすすめのハーブです。
パセリの原産地は地中海沿岸で、古代ギリシャで栽培が行われていました。
日本には18世紀に紹介され、生食や飾りとして用いられてきましたが、ヨーロッパではスープやサラダに使われています。
パセリは二年草のため、種まきを春・秋と2回にわけて栽培すると1年中楽しめます。
パセリは耐暑性・耐寒性に優れているのが特徴です。
日に当たりすぎると葉が固くなり、日に当たらないと伸びすぎてしまうので、環境を変えられるプランター栽培がおすすめです。
タイム
煮込み料理に活躍するブーケガルニの材料タイムもプランターで育てるおすすめハーブです。
タイムはやや厚みのある小さな葉をたくさんつけ、強い芳香が特徴的なしそ科のハーブです。
タイムは種類が多く、煮込みに用いられるほか、お茶や防虫剤としても使われています。
タイムの原産地は世界中に広がっており、世界でも親しみのあるハーブの一つです。
防虫効果から古代エジプトではミイラを作る際の原料に使用されたともいわれています。
暑さ・寒さ・病虫害に強いので、初心者におすすめのハーブです。
セージ
セージは種類も多く、プランターで育てるおすすめハーブです。
セージは地中海沿岸が原産のしそ科のハーブです。
セージの1種類であるコモンセージは古代ギリシア・ローマ時代から免疫力アップの薬草や香辛料として使われてきました。
セージは「長寿のハーブ」と呼ばれます。
料理の匂い消しやスパイス、ハーブティーに使われます。
セージの名をもつものの、観賞用の種類もあるので、用途を確認しましょう。
レモンバーム
レモンに似た爽やかな香りのするレモンバームもプランターで育てるおすすめハーブです。
爽やかな香りがするため、ハーブティや料理に使われます。
レモンバームは南ヨーロッパを原産とする、非常に強いしそ科の多年草で、初心者向きのハーブです。
レモンバームは単体でもハーブティーとしておいしいですが、ブレンドティーにしても他のハーブと相性が良く、ミントとのブレンドや紅茶の香りづけにも使えます。
パクチー
エスニックなハーブの代表ともいえるパクチーはプランターで育てるおすすめのハーブです。
パクチーはタイ語での呼び方で、英語ではコリアンダー、中国語では香菜(シャンツァイ)と呼ばれます。
パクチーの香りは独特で人により好き嫌いがはっきり分かれますが、肉料理や魚料理では臭み消しに使います。
パクチーは葉や茎だけでなく、根っこや種まで食用にできるハーブです。
カモミール
ハーブティで良く使われるカモミールもプランターで育てるおすすめハーブです。
カモミールは地中海沿岸が原産のキク科のハーブで、1年草のジャーマンカモミールと多年草のローマンカモミールという種類があります。
リンゴに似た甘く優しい香りが特徴です。
ハーブティ以外にもお菓子の飾りやアロマテラピーや薬用にも使われるリラックス効果の高いハーブです。
ディル
独特の風味を持つディルもプランターで育てるおすすめハーブです。
インド・アフリカ原産のせり科の1年草です。
ドレッシング・マリネ・ソースに使われることが多く使われるハーブ。
サーモンのソースにもおすすめですよ。
葉以外にも花や種も利用できるのでプランターにあると料理の幅が広がります。
同じせり科のフェンネルとは交雑しやすいため、プランターで育てる場合は近くに置かないようにしましょう。
ハーブをプランターで元気に育てる3つのコツ
ハーブをプランターで元気に育てるには、どうしたら良いのでしょうか。
3つのコツがあります。
- 摘芯をしよう
- 高温多湿・強い日差しを避けよう
- 異なる性質のハーブの寄せ植えを避けよう
詳しく説明します。
摘芯をしよう
摘芯することはハーブをプランターで元気に育てるコツです。
摘芯とは植物の先端の新芽を摘み取ることです。
摘芯をすると植物は上に伸びず、横に広がっていくため収穫量を増やせます。
摘芯のタイミングは、15-20cmに育ったころです。
葉が3-4枚目の部分を摘み取ってください。
摘み取った新芽は料理などに使えます。
高温多湿・強い日差しを避けよう
ハーブをプランターで元気に育てるコツは、高温多湿・強い日差しを避けることです。
なぜなら、高温多湿も強い日差しもハーブの生育には良くないからです。
高温多湿では風が通らず土の温度が上昇したり、水分がたまって根腐れしてしまったりして、最悪枯れてしまうことも。
強い日差しでは葉が固くなってしまい、せっかくのハーブのみずみずしさを楽しむことができなくなります。
日本では梅雨から夏にかけて、高温多湿・強い日差しに気を付けることが大切です。
プランターをハーブの特性に合わせた適した環境に置くようにしましょう。
異なる性質のハーブの寄せ植えは避けよう
異なる性質のハーブの寄せ植えは避けることもハーブをプランターで元気に育てるコツです。
ハーブはそれぞれ好む環境が異なるため、異なる性質のハーブを寄せ植えにするとうまく育たないハーブが出てくるからです。
ハーブの性質は以下のようなものがあります。
- 過酷な環境にも強い種類
- 暑さ・寒さに強いものや弱いもの
- 日当たりを好むものと半日陰を好むもの
また、繁殖力が強くて他のハーブと寄せ植えに適さない種類もあります。
寄せ植えをする場合は、ハーブの性質を確認して、似た環境を好むハーブ同士を組み合わせましょう。
まとめ
本記事では、プランターで育てるおすすめハーブや元気に育てるコツを紹介しました。
「ハーブをプランターで育てたい」と思っても、どんなハーブがプランターで育てるのに適しているかわからず悩んでしまいますよね。
ハーブをプランターで育てて、生活に癒しと彩りを取り入れたい人は参考にしてくださいね。
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